このたびの東北関東大震災。犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。被災された方々が少しでも早く、もっと暖かい場所で心と体を休めることができますように。そして救助等にあたっておられるみなさんの安全とご無事を強く願っています。
わたしは16年前、阪神淡路大震災で被災しました。幸運にも数日間の避難所生活ののちに祖父母宅へ“疎開”することができましたが、避難所での、とくに情報がないなかでの不安と寒さは今も身体の記憶として残っています。
今回の震災は、阪神と比較することに無理があるほど事情が違うように思っています。ブログのアップもどうしようか散々悩んだけど、やっぱり何か発信したくて(自己満足であっても)記事を書いてみました。自分自身の被災経験というよりも、考えをめぐらせた結果、いまわたしにできることをまとめたいと思います(ネット、メディアで触れた意見のなかから共感したものも含まれているので、完全にオリジナルな意見ではありません。あしからず)。
“買い占め”をしない。
とくに食料。ガスも電気もある、食材も十分に手に入るのだから、なるべく自炊する。最近さぼり気味だったお弁当作りを再開して、コンビニ弁当はパス。少しでも必要な人に回ればいい(被災者に届くわけではないかもしれないけど、病気や身体の具合などで自炊できない人は一定数いるわけで、流通量が下がっているのであれば買い控えは同圏内でそうした方たちへ譲ることになるのでは、と思って。もっとも外食産業の利用については経済復興のために必要という意見もあって、ここで言っていることはあくまでもわたしの素人考え)。浮いたお弁当代を義援金に使うこともできて一石二鳥。
不要不急の宅配等を使用しない。
アマ○ン・ヘビーユーザーですが、流通に負荷がかかることを少しでも避けるかもしれないと考えて。大学の図書館で本を借りればいいし、新刊は近くの書店で買う(そうすれば経済が回る?)。
自分がすべきことをする。
ついついテレビを長時間見てしまうけれど、そのことで自分にストレスを与えていることに気づく。必要とされたときに心身ともに元気で応えることができるように、“いま・ここ”の日常に集中する。とくに研究面に力を入れる。わたしの研究テーマは、「レジリエンス」。これは強いストレス状態から回復する人間の力のことで、その力を引き出すために周囲はどのように働きかければいいのかということを研究しています。いますぐには難しくても、誰かの役立てるのかもしれないと、身を引き締めているところです。
馬鹿馬鹿しいほど小さいだけでなく、単なる自己満足なのかもしれない。反対意見もあるでしょう。他にも有効な手段があるでしょう(あったら教えてください)。ひとりひとり事情が違うので、上に書いたことを実行しましょうと呼びかけるつもりはありません。ただ言いたいのは、とにかくいまは被害を受けなかった人間が気持ちの面でゆとりをもつことが重要で、そうすることによってこれから続く長期戦を勝ち抜くことができるような気がしているということです。
わたしは16年前、阪神淡路大震災で被災しました。幸運にも数日間の避難所生活ののちに祖父母宅へ“疎開”することができましたが、避難所での、とくに情報がないなかでの不安と寒さは今も身体の記憶として残っています。
今回の震災は、阪神と比較することに無理があるほど事情が違うように思っています。ブログのアップもどうしようか散々悩んだけど、やっぱり何か発信したくて(自己満足であっても)記事を書いてみました。自分自身の被災経験というよりも、考えをめぐらせた結果、いまわたしにできることをまとめたいと思います(ネット、メディアで触れた意見のなかから共感したものも含まれているので、完全にオリジナルな意見ではありません。あしからず)。
“買い占め”をしない。
とくに食料。ガスも電気もある、食材も十分に手に入るのだから、なるべく自炊する。最近さぼり気味だったお弁当作りを再開して、コンビニ弁当はパス。少しでも必要な人に回ればいい(被災者に届くわけではないかもしれないけど、病気や身体の具合などで自炊できない人は一定数いるわけで、流通量が下がっているのであれば買い控えは同圏内でそうした方たちへ譲ることになるのでは、と思って。もっとも外食産業の利用については経済復興のために必要という意見もあって、ここで言っていることはあくまでもわたしの素人考え)。浮いたお弁当代を義援金に使うこともできて一石二鳥。
不要不急の宅配等を使用しない。
アマ○ン・ヘビーユーザーですが、流通に負荷がかかることを少しでも避けるかもしれないと考えて。大学の図書館で本を借りればいいし、新刊は近くの書店で買う(そうすれば経済が回る?)。
自分がすべきことをする。
ついついテレビを長時間見てしまうけれど、そのことで自分にストレスを与えていることに気づく。必要とされたときに心身ともに元気で応えることができるように、“いま・ここ”の日常に集中する。とくに研究面に力を入れる。わたしの研究テーマは、「レジリエンス」。これは強いストレス状態から回復する人間の力のことで、その力を引き出すために周囲はどのように働きかければいいのかということを研究しています。いますぐには難しくても、誰かの役立てるのかもしれないと、身を引き締めているところです。
馬鹿馬鹿しいほど小さいだけでなく、単なる自己満足なのかもしれない。反対意見もあるでしょう。他にも有効な手段があるでしょう(あったら教えてください)。ひとりひとり事情が違うので、上に書いたことを実行しましょうと呼びかけるつもりはありません。ただ言いたいのは、とにかくいまは被害を受けなかった人間が気持ちの面でゆとりをもつことが重要で、そうすることによってこれから続く長期戦を勝ち抜くことができるような気がしているということです。