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あみものと手仕事と旅の記録

「成功」を「成幸」と書くマーケティング・メリットって?

2017-07-30 10:13:18 | お仕事について
人の名前かと思った。

昨日、フェイスブックに送られてきたお友達申請に添付されていたチラシの文字。

「ママ起業支援をしています。あなたのお話きかせてください、よろしくお願いいたします♪」という趣旨の長文とともに。

どうやら「成幸」と書いて「せいこう(成功)」と読ませるらしい。読み手に、わざわざ読ませるという労力を強いるあたり、なんとも自分勝手やなーと思う。

このメールにはなかったと思うけど、同じような当て字に「出愛い(=出会い)」とか。「気」を「氣」と書いてみたりるするやつ。

この手の文字は、おそらく90%の人にとってぱっと見ただけで読みづらいし、怪しいと思いそうなもんだけど、それをあえてやるマーケティング的メリットってあるんだろうかと、純粋な疑問としていつも思う。90%にスルーされても、残りの10%に大きなビジネスチャンスがあるってことなんだろうか(ほかにも「ワードの校閲機能で表示される緑色の下線をいちいち「無視」しながら編集してるのかな」、「チラシの印刷会社の校閲担当泣かせだなー」とか、思うことはいろいろありますが)。

発信者の「こだわり」なんだろう。
こだわりぬいて社会を変革しようという壮大な試みなのかもしれない(実際に、歴史はそれの繰り返しだ)、とも思う。お好きにどうぞ、である。同時に、読みづらいという一点において、相手のことを考えていない=愛のなさ、を露呈してしまっていることに気づかないのか、と思う(そして、お友達申請をそっと削除する)。

それにしても、わたしがママじゃないことなんて、フェイスブックのタイムラインと写真を見たらわかりそうなもの。「ママじゃないこと」がコンプレックスだったりするわたしとしては、こんなメールを送られてくるだけでイヤな気持ちになるわけで。愛がないって、大罪やなと思う。自戒を込めて。

こちらはホンモノのハイビスカス。2017年6月にハワイ・マウイ島で撮影したもの。愛ある土地で育った花は、ただあるだけで美しい。


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