1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

『はる。こい』(3)

2005-08-21 13:15:56 | すいかのたね
 展が始まって次の日くらいに、カフェのお客さんがわたしのピアスを買ってくれた、と聞いたときはホントびっくりしました。それまで家族や親しい友人には手づくりのものをプレゼントしてなかなか好評だったけれど、まさか自分の作ったものが見ず知らずの方に受け入れてもらえるなんて! 
 あと、作品を見た人に感想を書いてもらいたくてノートを置いていたのですが、それにもカフェのお客さんが温かいメッセージを残してくれていて心に沁みました。

 何よりも嬉しかったのは、お知らせを送った友人がたくさん来てくれたこと。こういう催しものは、興味があっても実際に足を運ぶのは難しいことが多いと思っていたけど、なかには何度も来てくれた友人もいて、本当に感謝!でした。それに来られなかった友人もちゃんと覚えててくれて、「がんばって!」というメッセージをもらったりしたこと。
 いろんなことで自信を無くして、社会や友達とも距離を置いていた時期のことだっただけに、とても励まされました。この展を実現させてくれたAちゃん、店長0さん、影に日向に支えてくれた友達のみんな、そして家族のみんな、ありがとう!この展を通して、たくさんの「うれしい!」「感激!」を味わったことはとても刺激になりました。

 そして二人展から1年半以上経ったいま振り返って思うのは、このイベントが、”たくさんのひととのつながりで生きているわたし”の存在を気づかせてくれたことじゃないかと思う。なかなか思うように行かないことばかりでイライラしたりすることもあるけど、自分の殻に閉じこもってばかりいないで、いつも謙虚な気持ちでゆっくりでいいから歩いて行こう…ということだったなぁと思います。

夜になると間接照明で、ふっくらかつ大人な雰囲気になる店内。
会期後半の立春以降は、春らしいカラーのストールを飾りました(というのに、その横には展が始まってから編み始めて仕上がった冬物セーターが…)。コルクボードが寂しく見えるのは、わたしの作品に目を留めて手にとってくれた方々がいたというしるし、です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿