指編みに挑戦

叔母バカ記事です～

今春、小学校に上がる甥っ子イチロー。去年くらいから、我が家に来るたびに、わたしの手芸素材で遊びたがるようになりました。ハギレや残り毛糸を渡すと、好きなかたちに切ったり結んだりして、かなり楽しんでいるのが分かります。

そこで先日、子どもでも楽しめるという指編みを勧めてみました。


　すいか「ゆびあみって知ってる？ 毛糸で遊べるねんけど」
　イチロー「知ってる！ やりたい、やりたい～！！」


というわけで、ネットで調べておいた資料を参考にスタート！　何種類か用意した毛糸から彼が選んだのは、黄系の段染め糸（残り毛糸です、もちろん。彼にもノルマ消化を協力してもらおうと思って）。


①指に糸をかけて、手のひらに渡した糸を絡ませていきます。
わたしは編み方を頭で理解することに必死なのに対して、彼は３～４往復するころには完全に体が覚えた様子（いちおう自分なりに理屈づけて「小指に戻ったら、次は反対側」など確認したりしていたけど）。大人とは違うものの理解の仕方や、その早さにびっくり　

②10分もすると５センチ近く編めました。

　　①　②


マスターできたことで自信がついて、楽しくなってきた様子。
30分間以上も脇目もふらず、おどろくほどの集中力でここまで編み上がりました。

　　　　　　　　　

　　イチロー「これでマフラーになるかな？（最初からマフラーが目標だった
　　　　　　　様子。大人は何も言ってないのに、すごい発想）」
　　すいか「首に巻いてごらんよ。あ、もうちょっと編まないと無理だね」
　　イチロー「そうやね。じゃあ、ちょっと休憩」


と、ここでわたしは用事のため退席。内心「マフラー作るって言うてたけど、途中で休憩したら別の遊びに夢中になって、今日中には仕上がらないやろうなー」と思っておりました。


が！数時間後の帰宅のときに見送りに出たら、な、なんとしっかりマフラーに仕上げて首に巻いているではありませんか～～！！


　　　　　　　　　

想像以上の出来映えだし、何より完成させたことがすごいと思い、嬉しい気持ちをそのまま彼に伝えました。写真からもうかがえるように、大満足の表情で帰って行きました。

後日、妹の友達に“自分の作品”として見せていたそうです。よっぽど楽しんでくれたんだなーと思って嬉しかったし、自分の興味のあることにおいて見せる子どもの集中力の強さのようなものを実感した一日でした


　　*指編みの参考にしたサイトはこことここ（どちらもリリアン編み状＝筒状に仕上がる方法です。なのになぜか平編みでできあがってますね…後で知ったのですが、平編みの方法もあるようです）。