東中学校の新校舎の特徴は、「教科教室型」の間取りです。
今までの全教科を1教室で行う「総合教室型」と異なり、
「国語」は国語教室、「理科」は理科室、英語は「英語教室」
というように、教室ごとに教科資材を固定して、生徒が移動する方法です。
この利点は、いちいち先生が教科ごとに教材を持ち込まなくてもいいということ。
また更に、クラス専用の「ホームベース」という生徒の荷物を置くロッカールームもあります。
将来的には、1学級統一カリキュラムの概念までも取り去ろうと言う計画のようです。
例えば、学力的に差がある場合、そのレベルに合わせた編成を行い、生徒一人ひとり違ったカリキュラムを組むことが可能で、その子に合わせた学習方法によって長所を伸ばしたりすることが出来ます。
新潟県聖篭中学校では、先導型でこの方法を取り入れているそうですが、先生の仕事が多くなるのが難点で、深夜まで学校に詰めることもしばしばとのこと・・
教員を増やすこともできず、教師一人ひとりの負担が益々増えてしまうのが気になります。
教室の隣にあるホームベース
ホームベースと教室の間仕切り
ホワイトボードになってます。これはアイディア商品!
教室につながるベランダ
教室の床とベランダをフラットにする工夫があります。
新校舎見学(3)へ・・
もくじへ・・