昨日まで、この時期にしてはめずらしく、「乾燥注意報」が発令。
上棟直後の中島町H邸にとっては願っても無い好天気に恵まれ、外部工事が進みました。
外周部の耐力壁(ダイライト12㎜)を貼り、その上にタイベック(防水紙)を貼るところまでスムースに進行。
乾燥により、一時濡れてしまった材料も乾いたのでした。
一度乾燥した材料は、雨に降られても芯まで浸透せず、乾きも早い。
夏・秋の間乾燥させ、墨付け、刻みの間、十分乾燥した材料は、一時的に雨にさらされたものの、現在は乾ききっています。
そして、上棟後はシートでも貼りながら、乾くのを待って外部をすすめようとかと思っていた矢先、天候に恵まれ、外部が滞りなく終了してしまった・・
時期を遅らせて、この晴れ間に上棟した場合、年末・年始に大雪の予報なので、外部工事には適さない。ジャスト・タイミングだったと喜ぶ・・
いや、喜んでいいのだろうか?
気候が明らかに「変」なのだ。
「大雪」の年と言われながら、実際には晴れ間が続くほど小雪。
空は、関東方面を思わせる。
埼玉に出稼ぎに行った時の、曇り空によく似ているのだ。
空気の匂いも同じ。
その割りに、一度雨になるとドシャ降りとなるのは、局地的な大雨の傾向が強いのか?
地球温暖化でかたづけるもよし。
石油は高騰すれど、温暖化で温かくなり、灯油が意外と使わなくても済む。
物価が高騰すれば、物を大切に使おうという意識も高まるでしょう。
食料が上がり、輸入品が上がれば、国内の生産者も潤うし・・
薪ストーブを見直すとか・・バイオマス・エネルギーを活用するとか・・
日本人にとっては、今の生活を見直すいいチャンスになると思います。
何はともあれ温暖化の影響で、工事がはかどったと、めでたしめでたし(?それでいいのか?)
写真は、前面道路から見たH邸です。
「雁木通りからのぞく妻入りの家」みたいなイメージです。
前の下屋は、半分が風除室となります。(サッシで囲まれたポーチ空間)
本屋の円形屋根と円形出窓が象徴的な建物。
単なる切り妻だけだと、殺風景なので、あえて円形で飾ってみました。
東京から来た「東京の木で家をつくる会」の設計士の方々も見学に来られ、デザインと中の木組みにびっくりしていました。
(柏崎の物件を手がけるので、こちらの建物を見学した。らしい)
この近所では、話題持ちきりとなっているらしいです。
すぐ前の小学校の職員室でも話題になってるらしいし・・
構造見学会をやったら、結構来るかも・・
でも良かった!東京の木で家をつくる会の人が来たんですね。やっと、やっと、藤川職人のスゴサが全国の人たちとつながり始めたんですね!
中島のH邸の見学会、いいんじゃないですか?
土日だったらお手伝いしたいですねえ…