べんりや日記

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杉板貼り

2008-07-01 21:21:41 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)


本日も、晴れ。
日差しは夏至を過ぎ、真夏の太陽。
太平洋高気圧は押し返されて、梅雨前線は南下。
明後日あたりから、雨が降るらしいですが、このままカラ梅雨なんてこともアリ?
でも、まだ7月に入ったばかりで、予断を許さぬ状況です。
7月半ばあたりに、集中豪雨とか??
ありうる。


そんな、異常な天気をよそに、乾燥が進み、いい塩梅(あんばい)の見附市K邸。また内部造作のすすむ中島H邸です。

中島H邸の写真ですが、杉のフロアーを貼っています。
内装材は、なるべく乾燥したほうがよい。
春に注文して、カラカラになった杉フロアー・・

朝日村の五十嵐製材による製材品を山北森林組合にて乾燥、加工しています。
(加茂ウッドシステムなきあと、ここが頼り?)
何処の品だか分るのも、地元の木を使っている家づくりならでは・・
っていうか、トレーサビリティー?

機械打ちでは、柔らかく、クギがめり込んだり、割れたりするので、手打ちにしています。
一本一本、感触を確かめないと、貼れないデリケートな品物。
木の収縮、膨張によるキシミを防止するために、シリコンコーキングを合わせ目に充填しながら張っているのです。ゴム状になったシリコンが木と木がこすれ合うのを緩和します。こういう見えない工夫が至るところに散りばめられている・・

柔らかく、ぬくもりのある床板だからこそ、張るときも注意が必要なのです。

このバリアフリーの建物では、1階は車椅子やベットが日常的に使われるため、硬い建材のフロアー(大建WPC)を貼っています。
2階は介護とは無関係なので、個人の自由にできる。
ぬくもりのある床板のほうがいいというお客さんの願いです。

実際、腰や足が痛まないのが特徴(薬事法上は痛みにくいと書かなければならない)。材料自体に適度な保温性があるから?

この現場も、もう終盤に入っています。
そろっと、色塗りの準備かな??
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