一時的に冬型の気圧配置となり、肌寒く、雨の降る場面もありました。
もう4月も終わりというのに冬型とは何と変な気候でしょうか・・
工場では、宮本町M邸の加工が追い込みとなっています。
写真は中島H邸に設置した木製スロープです。
コンクリートをサッシの下端まで打ち上げ、床と5センチくらいの段差まで解消したのですが、(これ以上上げると、網戸が使えなくなるため)車椅子ではこの段差が登れないとのことで、介護用品の会社に依頼していたのですが、良いものがなく、結局、「木でつくろう」ということになったのでした。
加工風景
滑り止めの溝を掘っています
取り外しも考慮して、「軽く」つくることにしました。
板の下に3角の部材を取り付けて、スロープにしています。
樹脂サッシの敷居部分に架ける見切り
中島H邸のサッシは2重サッシなので、通常のスロープと、内側のサッシのレールの段差を解消する必要があります。
考えたあげく、建具の3本引きレールならば広いので、この下に木をぶつけて、そこにサッシのレールをはさみ込むようにして敷くことにしました。
なるべく薄くする工夫です。
出来上がった木製スロープ
最終的に、このような形となりました。
スロープとコンクリートの境にもアルミ見切りをつけて、段差をなるべく解消しようという工夫をしています。
車椅子もスムーズに乗り入れができるようになったとか・・
苦肉の策ではありますが、何とかなったというところでしょう。
(既製品でこういうのがあればいいのにね~)
「バリアフリーを考える」へ・・
痒いところに手が届く、とっさにオーダーメイドの作品を提供できるのは素敵ですね
これからもがんばってくださいね
構想半年・・と言えば聞こえはいいのでしょうが、既製品でも他の素材でも上手くいかないのなら、最後は「木」でつくれば自由にできる。
これを基に製品にすれば良いのかも知れませんが・・
外車に乗って毎日釣りして高級品使っていい身分だと怒りを感じました。
年金払いすぎじゃ。?
足の不自由な方々も、日頃は健常者とのハンディキャップが精神的に苦難をかかえています。
また、障害の重度によっても軽い人と重い人の間で考え方の差がある。
介護に関しても、金銭的負担が多いものです。補助制度や介護制度が充実してきたとはいえ、将来的な不安も計り知れない。
問題が別のところに移動しただけで、人間、生きていくうえで悩みはあるものです。
それを、どう克服していくかが、その人に与えられた「課題」みたいなもので、日々精進する姿が評価されるのではないでしょうか?
私の家にもちょうどこんなのがほしくて~