以下は、2021年03月26日に発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
日本を戦争犯罪の新たなスケープゴートにするドイツの歪んだ精神性
独善的な批判
山岡
ドイツのベルリン・ミッテ区の公有地に初めて慰安婦像が建てられました(2020年9月)。
多くの日本人は、ドイツでなぜそんなことが起こったのか、驚いたことでしよ
う。
ドイツの日本観とは一体どういうものか。
その答えが木佐さんの新刊『「反日」化するドイツの正体』(ワック)にあります。
木佐
ありがとうございます。
山岡さんにおうかがいしたいのですが、2015年、オーストラリアのストラスフィールド市で公有地に慰安婦豫が設置されようとした際、まわりはどういう反応でしたか。
山岡
興味がない層と、韓国に同情を寄せる層がいました。
ただ左派系ジャーナリストは、韓国側の言い分に乗り、日本が悪いと一方的に書き立てたりしました。
一般住民の間では「日本人のほうが共に暮らしていて、礼儀正しく真面目だ、今、そんなことを持ち出してどうする」という反応もありました。
木佐
一定の距離感があったわけですね。
山岡
もう一つ、中韓系移民の票が欲しいので、慰安婦像設置に賛成する議員も中にはいました。
また、市の公聴会では、中国や韓国系の団体が動員した、ユダヤ人ホロコースト研究者とギリシヤ人ジェノサイド研究者が証言台に立ちました。
中韓の主張そのままを鵜呑みにした内容を話していましたが。
木佐
ドイツの場合は違います。
ベルリンの問題より前、ドイツ人のナチス研究者であるベンヤミン・オルトマイヤー教授が韓国の反日団体と手を組み、「平和のための少女像」という展示会の図録に序文まで書いています。
しかも中身を読むと、まさしく反日団体のプロパガンダの内容とほとんど同じです。
山岡
他国でも、そんな例はありません。
ドイツ人は、こと慰安婦問題になると思考停止状態に陥ってしまうようです。検証もせず、100%感情論に突っ走る。
その一人が、地元歴史教師のアンドレアス・シャグン(Andreas Szagun)氏です。
彼はミッテ区での慰安婦像設置で日本政府が抗議をしていることを受け、地元自治体のサイトである「Moabit Online」に寄稿しました(2020年10月9日付)。
それを読むと病的と言えるほど敵意に満ちた内容になっています。
一部要約します。
「日本は自身の歴史に十分に向き合っていない。慰安婦像に日本から怒りの反応が来ているが、日本は真の謝罪も弁償もしていない」と口を極めて批判し、さらに、日本の天皇とドイツのヒトラーは同等と考えられる。しかし、ひとつ大きな違いがある。それは天皇が神道における神のような存在だったことだ」 と徹底的に日本を糾弾している。
なぜ、ここまで日本に対して嫌悪感をむき出しにするのか驚きを禁じ得ません。
木佐
取りつくしまがありません。
山岡
もう一つ、シャグン氏による区長宛ての書簡も公開されており、そこには「私たちは、白分たちの歴史に向き合っています。当時も今も同盟国である国(日本)が、今になっても隣国(韓国)を敗者のように扱うのではなく、我々が歩んだのと同じように、和解と平和に向けて一歩を踏み出すことを確実にするために、あなた方が役割を果たせば、より適切なものとなるでしょう」とある。いつもの手口ですが、要するに日本の内政に干渉し、戦前犯した性犯罪の罪の意識を無理やりにでも目覚めさせるのは正しい行為であるというわけです。
真実の歴史を見ようともせず、自分たちが正しいという自己満足、独りよがりですね。
この稿続く。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
日本を戦争犯罪の新たなスケープゴートにするドイツの歪んだ精神性
独善的な批判
山岡
ドイツのベルリン・ミッテ区の公有地に初めて慰安婦像が建てられました(2020年9月)。
多くの日本人は、ドイツでなぜそんなことが起こったのか、驚いたことでしよ
う。
ドイツの日本観とは一体どういうものか。
その答えが木佐さんの新刊『「反日」化するドイツの正体』(ワック)にあります。
木佐
ありがとうございます。
山岡さんにおうかがいしたいのですが、2015年、オーストラリアのストラスフィールド市で公有地に慰安婦豫が設置されようとした際、まわりはどういう反応でしたか。
山岡
興味がない層と、韓国に同情を寄せる層がいました。
ただ左派系ジャーナリストは、韓国側の言い分に乗り、日本が悪いと一方的に書き立てたりしました。
一般住民の間では「日本人のほうが共に暮らしていて、礼儀正しく真面目だ、今、そんなことを持ち出してどうする」という反応もありました。
木佐
一定の距離感があったわけですね。
山岡
もう一つ、中韓系移民の票が欲しいので、慰安婦像設置に賛成する議員も中にはいました。
また、市の公聴会では、中国や韓国系の団体が動員した、ユダヤ人ホロコースト研究者とギリシヤ人ジェノサイド研究者が証言台に立ちました。
中韓の主張そのままを鵜呑みにした内容を話していましたが。
木佐
ドイツの場合は違います。
ベルリンの問題より前、ドイツ人のナチス研究者であるベンヤミン・オルトマイヤー教授が韓国の反日団体と手を組み、「平和のための少女像」という展示会の図録に序文まで書いています。
しかも中身を読むと、まさしく反日団体のプロパガンダの内容とほとんど同じです。
山岡
他国でも、そんな例はありません。
ドイツ人は、こと慰安婦問題になると思考停止状態に陥ってしまうようです。検証もせず、100%感情論に突っ走る。
その一人が、地元歴史教師のアンドレアス・シャグン(Andreas Szagun)氏です。
彼はミッテ区での慰安婦像設置で日本政府が抗議をしていることを受け、地元自治体のサイトである「Moabit Online」に寄稿しました(2020年10月9日付)。
それを読むと病的と言えるほど敵意に満ちた内容になっています。
一部要約します。
「日本は自身の歴史に十分に向き合っていない。慰安婦像に日本から怒りの反応が来ているが、日本は真の謝罪も弁償もしていない」と口を極めて批判し、さらに、日本の天皇とドイツのヒトラーは同等と考えられる。しかし、ひとつ大きな違いがある。それは天皇が神道における神のような存在だったことだ」 と徹底的に日本を糾弾している。
なぜ、ここまで日本に対して嫌悪感をむき出しにするのか驚きを禁じ得ません。
木佐
取りつくしまがありません。
山岡
もう一つ、シャグン氏による区長宛ての書簡も公開されており、そこには「私たちは、白分たちの歴史に向き合っています。当時も今も同盟国である国(日本)が、今になっても隣国(韓国)を敗者のように扱うのではなく、我々が歩んだのと同じように、和解と平和に向けて一歩を踏み出すことを確実にするために、あなた方が役割を果たせば、より適切なものとなるでしょう」とある。いつもの手口ですが、要するに日本の内政に干渉し、戦前犯した性犯罪の罪の意識を無理やりにでも目覚めさせるのは正しい行為であるというわけです。
真実の歴史を見ようともせず、自分たちが正しいという自己満足、独りよがりですね。
この稿続く。