2009~2010年、実質は国民の資産管理団体である国鉄清算事業団が旧国鉄民営化に伴い生じた30兆円の赤字を減らす為に、所有不動産の売却を開始して随分時間が経った頃の事である。
東京の汐留が、容積率のアップ等の都市計画の変更が為された後に、公明正大な公開入札が行われた。
それぞれの区画が坪1億円以上の価格で落札された。
電通や世界有数の不動産王である香港の李嘉誠の会社等が落札し、それぞれ、自社ビルや5つ星ホテルを併設した超高層オフィスビルを建設した。
東京は、ますます世界のTokyoに成っていた。
にも拘わらず、大阪は、当時の日本の、政治や、朝日新聞に支配されていた日本の弊害の結果としての、言わば惨状を呈していた。
大阪官民の叡智を結集して20年超の歳月を懸け、やっと完成した見事な事業計画をとん挫させる勢力がいた。
梅田北ヤードの事業計画が、新聞がネットに押されだしていた状況を打開するために朝日新聞が社運を懸けて計画していた中之島超高層ビル(フェスティバルホール建て替え)2棟の事業計画と重なっていたからである。
大阪は東京に比べれば平野部が狭いから、逆説的に交通は至便。
梅田と中之島では極端に言えば、商業地としては、天と地ほどのロケーションの差が在る。
当時も今も、己の利益、己の思想の具現化しか考えていない朝日新聞にとって、梅田北ヤードの事業計画が停滞、ビル群の施工が遅れ、テナントの募集計画が大幅に遅れる事は、願ってもない事だった。
当時、大阪の朝日新聞購読者だった人達は、皆、記憶しているはずである。
新聞の全段を使用した「北ヤード事業混迷」の記事が踊っていた事を。
続いて、当時、関西経団連の会長に就任した住友金属工業会長の下妻博が、銀座と並ぶ日本最高の商業地である北ヤードの第二期分譲を止めて、緑の公園にしたらどうか、と言い出した。
つまり銀座4丁目の角を、緑の公園にしよう等と言語道断な事を言い出した。
私が、3か月間、たった一人で、北ヤードの事業関係者である大阪市役所、関西経団連、経済同友会の3者を相手に、戦っていた経緯も読者は御存知の通り。
この頃の記事も全て読者は良くご存知の男に依って、検索妨害という犯罪行為に遭って、検索から消えていた。
再発信する次第である。
以下は、読者は御存知の理由で、当初のペンネームである芥川賢治として、「文明のターンテーブル」を書き出した頃、精神年齢13歳の文化、マスコミと言う事について。と題して、掲載した記事である。
20数年前に、とても親しくしていた電通マンが「湯島天神に有名な豆腐料理の店が在る」と言うから「行きましょう」となった。
同行者は某有名コメディアンの娘で電通社員の女性と、彼女の親友の女性でTBSのエリート社員。
TBSの社員が言った事。
「芥川さんの意見に同意する…CMやTVドラマは実は精神年齢13歳に照準を当てて作られていると聞いた事があるし、TV局は電通が居なければ番組一つ作れない…」
僕は、かつて、大阪府下の日経新聞購読全世帯に、数百万円の費用を掛けて、折込広告の形で、以下の様な始まりで(内容は別の章に在ります)、自分が選択した大阪について意見広告を出した事が在るのです…この広告は我ながら素晴らしい文章と成って大阪の中枢に届き大阪のエリートの魂を変えたとの確信も有ります…
米国のTV番組に、当代最高の俳優や監督達が米国きっての演劇スクールの学生や教師達を前にして例えば「ロビン・ウィリアムス自己を語る」という不定期の番組があります。
この番組は、私達日本人だけではなしに、欧州を除いたその他の地域では逆立ちしても絶対に出来ない番組です。
そこに、米国の真髄が有り、他の国に対して絶対的な優位性を持つ米国の力の源泉があります。
以下、今回は略。
この番組の中から、僕がPCに永久保存しているトム・クルーズが出演した際の言葉を書きます。
「僕は君たちの努力に拍手を送りたい。そこには信念があるからだ。だから君たちを尊敬し声援を送る」
以下も、今は割愛します。