文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「下品」、テレビが即刻改めるべきなのは…。

2011年01月31日 16時02分09秒 | 日記

今はNHKまでも、「下品テレビ」、をやりだしている。…事実や、真実を伝えるのに、タレントを使いながら為す…何故、こんなことを為さねば成らぬのか!悪しき商業主義というものが、実は、テレビにとって命取りになる事が、21世紀になっても分からないとは。

物事を伝えるのにタレントを使うのが何故良くないか、…視聴者は、肝心の事象よりもアップになった彼らの表情に目が行き、事象の事は、おぼろげに成ってしまうのである。それがテレビという媒体が持つ危険性なのだ。

どうでもいい様なことではなくて、これは是非視聴者に知ってもらいたい、理解、認識してもらいたいと思うなら、映像と簡潔な説明で為されるべきだろう…そうして視聴者の記憶に、その事だけが鮮明に残るようにするべきだろう。

タレントたちの顔や表情なんかばかりで頭の中が一杯の様な国民が、正しい判断を為さねばならぬような時に、一体、どんな判断ができるというのか。

そのような頭から選ばれた政治家が、国を過たず導くような者で有り得る訳がないと私は思う。

タレントというのは、基本的に、美男美女の顔をしているものだが、政治や会社経営、ましてや大企業経営等は、顔の良し悪しで出来るものではないのだから。

私は、一見したら、誰も付き合いたいとは思わない…出来れば御免こうむりたいと思うような、年中、不機嫌そうな、悪役顔をした金持ちの親父を知っているのだが…今、歳は75歳位だろうか。

この間、終に、大阪市内に家を建てた。或る用事で訪問して驚いた…何に対してか…色彩やデザイン、材質、家=建築に関しての、ありとあらゆる要素に対して、本物の審美眼を持っていた事に対してだった。

長い付き合いだから、「親父さんが、こんなにセンスが良かったとは、ちっとも知らなかった」、などと嫌味を言って笑い、3時間超も、美味しいワインを頂きながら歓待を受けたのだが。


「平成の第三の開国」は、もはや国際公約…。?!

2011年01月31日 15時03分51秒 | 日記

何故、日本の、「下品」、論説員たちは、こんな虎の威を借りるような物言いしかできないのだろうか?

世界の大半は、昨日の約束だって平気で破ったりするのが実態だろうし。

自分の国にとって、それが、国会中にも関わらず、飛んで行って表明しなければならないほどに重要、かつ重大な問題だったのならば、民主主義にあるまじき迫害を受けた同士を庇うどころか、あれほどの犠牲の上に築かれた私たちの民主主義を、まさに、その対極にあるもの…簡潔に言えば、勲章が欲しい症候群…かつて、芥川龍之介は、「勲章を欲しがるのは子供と軍人のみである」、と喝破した…がもたらした冤罪…に与し、己の人気アップ…すると思っていた根性がまた卑しい…等という呆けた事を為さず、そのTPPとやらに、挙党一致で取り組んでいるべきだったろうし、

論説員たちも、小沢一郎、逃げ回っていないで、堂々と出てこないなどと唱和しているべきではなかったろう。

政権構成時から、TPPこそが国家の命運を握っているとして、毎日、論陣を張り続けるべきではなかったのか。

超大国であり、実質的には、アメリカに並ぶ世界第二の超大国であり、この間まで…多分今でも、国連に対する供出金では、圧倒的な世界一の国である日本は、どんな虎の威を借りる必要もなく、自分の国のことは、自分たちで決めれば良いのは自明のこと。

こういう論説を張り続ける処にも、貴方がたの本質的な病…実は、戦前までの権力構造と何ら変わっていない精神の有り様が透けて見えると、私は指摘する。

 

 


国債の格付けが下げられたのに円高。

2011年01月31日 13時25分12秒 | 日記

円高介入を為す事は、いつか来た道…戦前の為替安競争なぞという事を持ち出してきて…だから。止めた方が良い…市場は正しいのだから、市場のことは市場に任せておくべし、との論陣を張ったアエラのY氏に、僕は問いたい。

僕は、こんなおかしな話はない…たしかポルトガルか何処かの国と同じレベルの信用度になったのならば、円も一気に大暴落して当然ではなかったのか?と、思うのですが、近いうちに、アエラ誌上において、私が、本当に納得できる…市場は正しい、市場に任せるべきだの論をみたいものです。

日本の根本的な問題が、何処にあり、いつから始まったのかは、

http://ameblo.jp/sunsetrubdown21/entry-10784758266.html を読んでください。

この結果として、在る、「今」、をどうするか、それだけが日本の根本問題だと私は思う。


いつもの店でランチを摂りながら読売新聞を読んだら。

2011年01月31日 12時38分55秒 | 日記

一面で、御厨教授が、現在の政治状況について、とても良いことを書いていた。…正に教授ならかくあるべしの鏡のような。 先日、書いたように…チュニジア革命について、ニューズ・ウィークの記者なら、書き出しの1分で、完璧に伝え、教えてくれることを、「下品」、テレビは1時間番組でも伝えられない、教えられない。

このようなものを観て育った人たちが、明治維新の実相について、何も知らず、何かと言えば、維新だとか、開国だとか奇兵隊だとかいう事が、いかに愚かしいことかを御厨さんは見事に伝え教えてくれている。

烏合の衆と化していた政府の有り様を大久保利通がいかに糾したかが前半部分…そりゃそうだろう、昨日は反逆し、今日は担ぐ(本来は担いだりしてはいけない人を)様な事を繰り返して、…徳川幕府はその役割を、とうに終えていた…それは勝海舟も、慶喜も熟知していたこと…だからこそ無血開城をなした訳です。

各藩(国)として、きちんと機能していた有り様を、…とうに変わっていた世界=ワットの蒸気機関の発明がもたらした産業革命が民主主義国家への肉付け初期段階に向かっていた=に合わせていくべき努力だけを為すべきだった時に、後世に明らかなように、薩長閥の政権を作ることのみに汲々したのですから。

今の何処かは知らぬ者と歴史的な人物を生んだことのない国出身者たちの政権とそっくりではありませんか!

感心してページをめくったら、もはや衆議院解散するしかない、との大見出し。

おお、読売の論説員たちも目が覚めたか、「下品」、から離れたかと、一瞬、思ったのでしたが、教授の見事な論文…まさに救国の論文でしょう…もし教授が政治学関連の学者であれば、まさに書かれるべきもの…の続きでした。

読売新聞を取っていない方は、どうぞ読んでみてください。

ついでですが、社説はと見てみれば、「平成の開国」は、もはや国際公約などと、相変わらず、「下品」、な事を書いておりました。

じゃ、私は、このTPPについてどう思うのじゃ?TPPの良い所がマイナスよりも遥かに多ければ、そのことによるマイナス部分を、どうするか関係団体と協議、マイナス部分の補正を速やかに為して、意志決定した上で、参加すれば良い…それが迅速さを要求される本当の緊急の課題なら、尚のこと、己らの権力維持のために、反民主主義に与したりしている場合ではなかったろう。

平成の開国などと、時代錯誤な言葉を使って、実質的には、今でも、あらゆる意味において世界第二の超大国が、貧しさゆえの独裁等に21世紀になっても喘いでいる、あまたの国々のように、世界に比べて、経済上の根本的な問題を抱えている後進国、或いは新興国家であるかのような、阿呆な、独りよがりな言葉づかいは、何一つ、日本のためにならない。


いつもの店でランチを摂りながら読売新聞を読んだら。

2011年01月31日 12時38分55秒 | 日記

一面で、御厨教授が、現在の政治状況について、とても良いことを書いていた。…正に教授ならかくあるべしの鏡のような。 先日、書いたように…チュニジア革命について、ニューズ・ウィークの記者なら、書き出しの1分で、完璧に伝え、教えてくれることを、「下品」、テレビは1時間番組でも伝えられない、教えられない。

このようなものを観て育った人たちが、明治維新の実相について、何も知らず、何かと言えば、維新だとか、開国だとか奇兵隊だとかいう事が、いかに愚かしいことかを御厨さんは見事に伝え教えてくれている。

烏合の衆と化していた政府の有り様を大久保利通がいかに糾したかが前半部分…そりゃそうだろう、昨日は反逆し、今日は担ぐ(本来は担いだりしてはいけない人を)様な事を繰り返して、…徳川幕府はその役割を、とうに終えていた…それは勝海舟も、慶喜も熟知していたこと…だからこそ無血開城をなした訳です。

各藩(国)として、きちんと機能していた有り様を、…とうに変わっていた世界=ワットの蒸気機関の発明がもたらした産業革命が民主主義国家への肉付け初期段階に向かっていた=に合わせていくべき努力だけを為すべきだった時に、後世に明らかなように、薩長閥の政権を作ることのみに汲々したのですから。

今の何処かは知らぬ者と歴史的な人物を生んだことのない国出身者たちの政権とそっくりではありませんか!

感心してページをめくったら、もはや衆議院解散するしかない、との大見出し。

おお、読売の論説員たちも目が覚めたか、「下品」、から離れたかと、一瞬、思ったのでしたが、教授の見事な論文…まさに救国の論文でしょう…もし教授が政治学関連の学者であれば、まさに書かれるべきもの…の続きでした。

読売新聞を取っていない方は、どうぞ読んでみてください。

ついでですが、社説はと見てみれば、「平成の開国」は、もはや国際公約などと、相変わらず、「下品」、な事を書いておりました。

じゃ、私は、このTPPについてどう思うのじゃ?TPPの良い所がマイナスよりも遥かに多ければ、そのことによるマイナス部分を、どうするか関係団体と協議、マイナス部分の補正を速やかに為して、意志決定した上で、参加すれば良い…それが迅速さを要求される本当の緊急の課題なら、尚のこと、己らの権力維持のために、反民主主義に与したりしている場合ではなかったろう。

平成の開国などと、時代錯誤な言葉を使って、実質的には、今でも、あらゆる意味において世界第二の超大国が、貧しさゆえの独裁等に21世紀になっても喘いでいる、あまたの国々のように、世界に比べて、経済上の根本的な問題を抱えている後進国、或いは新興国家であるかのような、阿呆な、独りよがりな言葉づかいは、何一つ、日本のためにならない。


例えば、日経新聞は…。

2011年01月31日 11時56分29秒 | 日記

明瞭に、ウォール・ストリート・ジャーナルを凌駕する様な、経済を極めた新聞を目指すべきであって、朝日新聞を凌駕しよう、或いは、その他の新聞に倣ったような、政治的な論説を張るなどは止めた方がいいと私は思う。

何故?「下品」を極める事はあっても、国にとって、ロクなことにはならないからだ。


資本主義と民主主義の関係。

2011年01月31日 11時06分38秒 | 日記

徹頭徹尾、資本主義者=お金が主人公でありお金の論理でのみ動く社会に100%準拠した人間=年がら年中、金儲けのことだけを考えている…このような人間に特徴的な事の一つは…男の場合、頭の中が金と女で占められている事が多いもの。

民主主義者=年がら年中、人間の事だけを考えている=♪ とでも言いましょうか、あの日のあなたと私は ♪…この歌を歌った歌手の名前は、無暗に口にしたくない…大事に見続けていたいので書きません。ご了承下さい。御当人には、近畿圏でライブをされる時には、必ず行っていますのですご容赦を。

資本主義者は、民主主義者に足元をすくわれ、民主主義者は資本主義者に足元をすくわれる。

世界は資本主義の方が成り立つと20世紀までは歴史的に証明したのだが、資本主義が決して100%正しくないどころか、様々な問題を内包しているものであることも20世紀は証明した。

ネットというのは、21世紀の民主主義とはかくあるべしということを指し示すために現れたものだと私は確信している。…その中に、テレビの様な=テレビで育ったのだから当然な、「下品」、が、結構あるからといって、ネットの意義が消え去ることや、軽んじられることは全くなく、発展を続けて行くのみだろう。

単純なことの、一つでいえば、老眼鏡が必要となった世代でも…年齢的な若さがすべてだと思っている様な若者=馬鹿者よ、誰もが年老い、全てのものは移ろい消えてゆくのだ。…ネット=パソコンは老眼鏡なしに見れる…こんな些細なこと一つだけでも、その優位性は明らかだろう。 


「エリートの役割について」、テイク2。

2011年01月31日 08時40分19秒 | 日記

分かりやすい処で孫正義氏を例に上げてみましょう。

あなたの通勤途中にソフトバンク関連会社のパンフレットを配っている若者、或いは電気店で応対に出てくれた若者(正社員であれ非正規社員であれ)に対して、孫氏が為すべきことは、以下の三つだけでしょう。

一、その中に、孫氏と同等の能力=人口の10%であるエリート層に入れる能力=を持った若者が居たら、速やかに、引き上げられる体制を構築すること。

一、逆立ちしたって、孫氏と同等の能力は持っていない=人口の90%である一生働いて年収500万円だけれども、国や府や市や会社の経営に自らの人生を費やす、或いは賭ける必要のない、…実直で、屈託がなく、嘘をつかず、人をだますこともなく、他者に害を与える事もなく、ただ選挙の時にだけは、人物を見誤らないように、真剣に、それらの人物について考えなければならない役割を果たさなければならないが、…その他の時は、ただひたすら自分の家族の幸福、或いは自分の家族との幸福を考えて暮らして良い代わりに、一生働いて上限年収500万円を享受する労働者層として自分の会社で働いてくれた場合は、彼らが自分の会社で労働してくれる人生(60歳であれ70歳であれ)を、つつがなく送れるように最大限の努力をすること。

一、この労働者層の子供たちの中から優秀な頭脳と心を持った子供たちが出現した場合は、速やかに、社会の指導層に引き入れ、彼らを切磋琢磨させる体制構築に日々努めること。

「解説」

人口の10%のエリート層は自らを24時間磨き続けなければならないという厳しい役割をおのずと持たなければならないのが本分。「下品」、の中で、国を誤らせるなぞは、もっての他なのである。

自分の現世では90%の労働者層の能力しか持てなかったとしても、神様は、等しく、…手の施しようのない悪人で、後は、神様なり、仏様なりの沙汰を待つしかない様な人間として生まれた者以外は…妻をめとり、子供を育て、家族として幸せに暮らす能力は、全ての人に与えているのだから。

「補足」

本来、家族の崩壊などと言うことは、エリート層に属したがゆえに、仕事一本槍となって嫁はんに逃げられた、だとか、エリートとしてお金を稼ぎ過ぎて、火宅の人=艶福家、或いは英雄色を好んだ人達のみに、起るべきなのである。

労働者層に、家族の崩壊をもたらすなぞは、もっての他なのである。何故なら、労働者層の、家族の崩壊とは、生活の崩壊に依ってもたらされるものが大半だからだ。


若さとは、其処に在る本質的な病を糾す心を失わないこと。

2011年01月31日 00時29分03秒 | 日記

「若さとは何か」

若さとは、其処に在る本質的な病を糾す心を失わないこと。 この心を失った瞬間に人は老いるのだ。 我が親友たちは御存じの様に、「私は永遠の19歳」。 僕は死ぬ直前まで19歳として生きる。 アメーバの現在500人の読者の方、gooの現在平均200人の読者の皆さま、後40年(笑) 永遠の19歳として生きて行く、いな、書き続ける私に、請うご期待。

今日、連日に訪れた最高の場所、…題醐寺の弁財天は、僕の、「詩人の魂」、を、貴殿が死ぬまで守ってあげると言ってくれた。(笑)

 


自分の人生がエリートとしての人生に在る者、在った者の役割とは。

2011年01月30日 22時01分02秒 | 日記

「文明のターンテーブル」、第一章で書いて来たように、エリート=年収1,000万円以上が約束された人たちは、人口の多くて10%しかいないのである。

 

そのエリートが、残りの90%に、…私の様に、お金を稼ぎなさいだとか、…稼げない貴方が悪いのだ、駄目なのだ等と言うのは、本当の大間違い。

 

貴方がたの為すべき事は、残りの90%の人たち=一生働いて年収500万円で、平均4人家族の幸福の中で暮らす人たちが、不安なく暮らせるように、社会を、国を運営すること。

 

己の幸運は一代限りと心得て、己の子供たち、己の家族の便宜だけを考える様な「下品」から離れること。

 

自分と同時代には労働者階級だった家族の中から、自分と同じような優秀な能力を持った者が現れた時には、間髪を入れず、社会の指導層として迎え入れる体制を作ること。

 

己の家族は、ただ、ただその能力次第だと心得て、己の家族の為に、己の地位、己の力を使ったりしないこと。


つまり、人類史上、最も巨大な会社を経営するのに…。

2011年01月30日 21時00分47秒 | 日記

つまり、人類史上、最も巨大な会社を経営するのに、金を稼ぐ、金を集める事の苦労や苦しみを知らないで出来る訳はないのだ。インターネットが普及しだしてから、世界中の政治家が努めてきた事とは何か。その国の大きさに見合う、大きな識見を磨くこと…ネットとは本来、事実、真実を世界中に瞬時に伝えるために作られたものだからだ。

ネット上であれ、対面上であれ、財界人や個人から、前者からは多額の、個人からは個人としてできるだけの…これが積もれば莫大なお金になるのだから…献金を得るためには、経験、能力、識見、ありとあらゆる政治家としての能力が要求される事になるのは自明のこと。…つまり、それが民主主義なのです。

「下品」、たちが、毎日、己の高説をのべることが民主主義ではないのだ!

選ばれる政治家そのものが国民に己の識見を問い、政治に必要な多くの献金を得られる為に必要な自己の力量を示すこと。

それが民主主義だろうと私は思う。

国から最高クラスのエリートの年収以上の給料や、政治資金が支給されるということは、お金を集める=お金を稼ぐ苦労を知らずして育つことになるだろう…民主主義では、出来るだけ多くの国民の声に耳を傾けること=国のつづうらうらを訪れ直接国民の声を聞くこと、国の全てを知ること。世界のすべてを知ることが必要不可欠条件。

政治家は、そのような力を蓄えるしかないのである。「下品」、な者の一部と癒着する事なぞは、民主主義から最も遠くに在るものだ、と私は断じる。

 


この20年間、年金すら払えなかった、若者人口の半分以上…彼らに対する責任は誰が取るのか

2011年01月30日 20時09分38秒 | 日記

20年間、半分以上の若者が、年金を納められない状態で、年金事業が成り立つ訳がないのは自明の理。そのための金がなくなって来たのだからとして、金をやりくりするのが仕事の財務官僚が消費税増税を言い出すことに罪はなかろう。

しかし、この20年間、年金すら払えなかった、若者人口の半分以上…彼らに対する責任は誰が取るのか!つまり、彼らの今、彼らの老後に対する責任は誰が取るのか!それこそが政治家の仕事、責任であることは言うまでもない。己らの権力維持のために、民主主義に反した事にまで便乗して手前らだけの事を考えた政治家たちは、何も分かっていないのだ。かつても、今も、自分たちが、この国に大きな損失を与え続けてきた事を。

当然ながら財務官僚の仕事とは国家予算の素案を編成すること…簡単にいえば国の家計のやりくり…であって、社会、経済構造上の問題を解決することではない…言うまでもなく、それこそが政治家の仕事。「下品」の極みとなってしまった新聞・テレビに於いて己の人気を上げることだけを考えだしたのが、ロッキード事件以降の、日本の政治家。

社会、経済構造を変える力量を持ち国を富ませる識見を持った政治家の処に、一番多額の政治献金が集まるのは世界の常識なのに、ロッキード事件以降、多額の政治献金を集める政治家は悪いやつに違いない、と、彼らと、彼らに、見事なほどに、じゅんさいに誘導されてしまった私たちは、新聞を読み、テレビを見て刷り込まれてしまった。

在任中にノーベル賞受賞者にまで成ったオバマ大統領を始めとする歴代大統領は、この私たちの30年、特に20年を見て呆れる以外に、何が言えようか。特に、近年は、歴代大統領が集めた政治資金は天文学的な数字に近づいて行く一方で、より多額の政治資金集めに成功したほうが勝って来た、と言っても過言ではないのが事実。

一方、日本では、その結果、テレビ映りが良い(まぁ、これは大統領選挙でも心砕く事ではあるだろうが)だとか、センテンスが短いだとか、「下品」テレビの、瞬間芸に長けた者が人気を博すような事に帰結した。例外を除いて、そのような者に、社会、経済構造上の重大問題が解決できる訳も、恐らく、見える訳もないだろう。

為政者に成る、統治者になる資格も資質も、訓練さへも出来ていず、己らの権力欲、自己主張(子供でも出来ることだが)だけには長けた様な人間たちが国の代表になったらどうなるのか。

財務官僚の言うことを聞くしかないだろう。…日本は、今だって、人類史上に燦然と輝き続ける偉大な国、アメリカに次ぐ、人類史上、最大の、言わば超巨大会社なのだから。「下品」な者たちの顔色を窺(うかが)っているだけの者たちに、この超巨大会社が経営できる訳はないのだ。…言うまでもなく、「下品」、を続けてきた彼らにも、その能力がないのは無論…その能力がなかったからこそ、その様な、「下品」、な思索しか持ちえなかったからこそ、この20年が在ったのだから。

どこかの大学教授に、この論文を捧げる。

 


消費税増税とは何か!Part 1…「日本が今のような状況になる契機は何時だったのか?」

2011年01月30日 10時24分53秒 | 日記

昨日、てんさんが翻訳してくれたNYタイムズの記事は、新聞論説員、テレビ各局の必読の記事でしょう。

昨日、帰宅して再読した僕は、言わば怒りに駆られて、ツイッターに初期の文章を立て続けに投稿した。

「日本が今のような状況になる契機は何時だったのか?」

始まりは有能な政治家を官製情報に基づいて血祭りに上げた時、そうして作られた或る男の論文に、新聞、テレビ、雑誌、全員が飛びついて、当然ながら国民の大半も…この時に、事の本質と、こんなことをしていたら国は危うくなる事とを見抜いていたのは、小室直樹という稀代の思索者ただ一人だった。…ちょうど今、私が1.2億人にただ一人の事を書いている様に。

奇しくも小室は紛うことなき天才で、サルでも入れる東大を出た事が、実は唯一の肩書であるような、あまたの者たちとは違い、当然の様に、彼が生涯の課題とした分野では、世界最高だった学者から、全てに於いて世界最高の国である米国に招かれ、期待通りの目の覚める様な結果を残した。

彼が最も盛んな時期を過ごした米国発の世界的なスキャンダルの本質の下らなさ、馬鹿々しさも彼には見えていた。同じスキャンダルに見舞われた欧州も見えていた。だから欧州では誰も逮捕されなかった。見えていなかった彼らと、彼らに見事に100%誘導された私たちだけが見えていなかった。

あの時から延々と政治とカネという虚構ゲームを始めた結果が今の日本だと言うだけのこと。しかも始めた人間たちとは、単に東大を出ましたという類の人間たちで、その中の誰一人として、世界最高の知性たちから、米国に招かれるような者は居なかった。それだけではなしに、この事件を利用した自民党の他派閥の人間たちから事あるごとに偏向報道だ、お上が与えている免許を何と心得る、とやられ続けた結果として、人類史上最悪の痴呆テレビ…精神年齢13歳に照準を合わせた、「下品」、の極みをやりだした20年超。

ここを舞台に、どうして、今のような、若者の半分以上が年金を払っていない…払わないことが国や政権党に対する意思表示なら、まだしも、弱者として、とことん搾取され、30歳過ぎても定職にすら着けず年収200万円以下が、1,000万人超だからというのが事実だとは…もはや日本の若者は下世話な言葉言えば、ケツの毛まで抜かれた状態。

誰が、こんな許されざる事をしたのか?彼ら…東大やetc.出でございますと言って、ガチガチに、己の、この国に於けるエスタブリッシュメント=既成階級を作り上げて来た彼らと、その彼らが使い続けた、24時間の痴呆テレビと言う催眠術に、見事に誘導されてしまった、じゅんさいな私たち。

今も、これからも惨憺たる状況の若者1,000万人超…これは正しく政治の誤り=失政そのものがもたらした社会、経済構造上の問題だったというのに、…今、本を出せば売れるのは少数の人間たちだと言う者たちが、勝ち組、負け組などと、これ以上ない醜い言葉で、これが構造上の問題であって、それを解決することこそが政治なのに、手前だけはボロ儲けをした、そのやりかたを見習え等と、今も、高説をたれ続けている。

これをこそ、私は、『「下品」、の構造』、と命名する。