以下は今しがた発見した百田尚樹のツイートからである。
私が初めて彼の本を購読した経緯については既述の通り。
最初に思った事は、これだけの本を、文庫本とは、勿体ない、だった。
同行してくれた有数の読書家である友人は、文庫本なら、通勤時でも旅行時でも荷物にならずに持っていけるからですよ、と即答した。
私は、その心意気にも大いに感心した。
非常に読みやすい文体と、非常に読みやすいレイアウトで出版されていた事に対して、彼の、老若男女全て、出来るだけ多くの日本国民に読んで欲しいとの強い意志を、私が感じた事については既述の通り。
以下のツイートは、私の直感が、正鵠を射ていた事を、痛切に証明していた。
@hyakutanaoki
11月の刊行以降、順調だった『新版・日本国紀』の文庫の売れ行きが止まってきた。
本が売れない時代にあって、愛蔵版含めて51万部は大いに満足すべき数字だが、一方で失望の気持ちも隠せない。
この数字では自虐思想に染まった日本人の1割も覚醒させることはできないからだ。
今、無力感を覚えている。