すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

星組大劇場公演千秋楽ライブ中継。

2019-08-23 | 観劇&映画のこと

 

 

 

去る19日は

星組宝塚大劇場公演『GOD OF STARSー食聖ー』の千秋楽。

東京公演を待ちきれずライブ中継にて観劇しました。

(翌日に上げるはずが今日になってしまい

少々鮮度落ちですが、

興味のある方はおつきあいくださいね)


さゆみちゃん(紅ゆずる)の退団公演、大劇場ラストステージは

彼女らしく

どこまでも明るく、賑やかでした。

 

演目内容については

東京公演を劇場で観劇予定なので

実際に見てからということにさせていただくとして。

さゆちゃんのサヨナラショー、最高でした!

 

さゆちゃんが扮するウワサのキャラ、

大劇場客席案内係である紅ファンの‘星小路紅子・ほしのこうじべにこ’がまさかの登場。

「ゆずるちゃんが吸った空気ね~」とスーハー深呼吸、

「ここがホームグラウンド、聖地よ。なんでも触っとこ」と舞台のあちこちをペタペタ。

オケの皆さんに話しかけたり、

観客が持つペンライトの使い方指南をしたり、

あげくは「泣いてるの?笑ってるの?どっち?」と客席をいじり、

「泣いたり笑ったり、忙しいーー!」と返されると、

「わかったわ~~」。

縦横無尽の暴走はどこまでーー?と思ったら

正座からの

「今まで応援してくださって

ゆずるちゃんに代わってお礼申し上げます」の三つ指で無事着地。

 

すごい、すごすぎる、紅子。

ていうかさゆちゃん、すごすぎる。

いまだかつてこれほど楽しく面白いサヨナラショー見たことないし、

舞台上で別キャラでの一人トークを繰り広げるなんて

こんなトップスター、いたでしょうか?

希有な、いえ唯一無二のトップスターであることを

ラストステージで知ることになりました。

 

ゆうちゃん(真飛聖)もコメディエンヌだし

トークも上手ですけど、

完全にゆうちゃんを超えるレベル。

改めてさゆちゃんのトーク力と

エンターティナーぶりに脱帽です。

 

「今、私がここに立たせていただいているのは、

あきらめなかったからです。
 
あきらめなかったのは、
 
端っこにいる私を見つけ
 
応援してくれるファンの皆様がいてくださったからです。

あきらめなければ夢は叶うことを

宝塚が教えてくれました」

退団セレモニーでそう語ったさゆちゃん。

ビリから2番の成績で入団し、

トップスターにたどり着いた彼女です。

あきらめて宝塚を去ってしまっていたら、

私が「紅ゆずる」というトップスターに出会うことはなかったし、

ましてや応援することもできなかったのですから、

さゆちゃんのあきらめの悪さに乾杯!でしょうか。

いやその前に

端っこどころか二番手時代でさえ

さゆちゃん(の魅力)に気づいてもいなかった私に

再び喝!したい。

 

「生まれ変わってもタカラジェンヌになりたい」と

宝塚愛が人一倍強いさゆちゃんは

きっと来世でもタカラジェンヌになると思いますが、

ふだんの行いがあまりよろしくない私は

来世も人間に生まれ変わるかどうか

再びジェンヌとなったさゆちゃんに出会えるかどうかわかりません。

とりあえずは今この現世で

10月13日の東京公演千秋楽まで熱烈応援です。

 

カーテンコールで登場したさゆちゃんの

「相手役があーちゃん(綺咲愛里)でよかった」の言葉に

大号泣のあーちゃん。

そんなあーちゃんを抱き寄せるさゆちゃんで

いつもながら二人のコンビ愛が炸裂してました。

実はもう一つのコンビ愛も。

さゆちゃんへ組からのお花を渡す二番手のまこっちゃん(礼真琴)、

もう涙ぽろぽろで、

その涙をさゆちゃんが拭ってあげてました。

 

かなり学年差のある二人ながら

下級生のまこっちゃんがさゆちゃんをいじり、

もちろんさゆちゃんもまこっちゃんをいじったりしているのを見るにつけ

いい関係なんだな、と思ってはいましたが、

このシーンにはジーン

まこっちゃん、

さゆちゃんのこと大好きなんだね。

 

まこっちゃんといえば、

サヨナラショーで『ガイズ&ドールズ』で演じた女役を見せてくれました。

さゆちゃんのネイサンと14年間婚約したままという、

まこっちゃんのアデレイドがキュートで、

微笑ましい二人のやりとりがもう一度見られて嬉しかったな。

 

(宝塚歌劇HPよりお借りしました)

 

終演後の記者会見で

「お客様が楽しんでくださることを一番にサヨナラショーを考えた」と語ったそうで

 宝塚を愛し、相手役を愛し、

下級生を愛し、舞台での役を愛し、

ファンを愛し、

「愛の人」さゆちゃんを感じた大劇場千秋楽でした。

 

そうそう、

さゆちゃんへ同期からのお花渡し役は

花組元トップ娘役、

ゆうちゃんの相手役だった彩音ちゃん(桜乃彩音)。

もしや?と思っていたけれど

お久しぶりの彩音ちゃんはすっかりママの顔でした。

  

 大劇場客席案内係の紅子が

東京宝塚劇場に出張するのか非常に気になる東京千秋楽ではありますが、

まずは生舞台をしっかり観てきたいと思います。

 

東京でも同じ演出なら

サヨナラショーでさゆちゃんが客席へ赤いバラを1本ずつ投げます。

銀橋から近い方はほんとラッキーですよ。

 

 

 

 幕間にプログラムを買おうと思ったら売り切れ

「ル サンク」を買いました。

 

本当の最後となる東京公演では

気合いを入れていろいろと散財に励む決意であります。

 

語るに尽きず、

私も暴走してしまいそうなので、

この辺で・・・

え?すでに暴走?(笑) 



最新の画像もっと見る