座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

玉垣御芳名 色付け奉仕

2021年11月27日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

境内を囲む石造りの柵『玉垣(たまがき)』には造営した際にご奉賛された方々の御芳名が刻まれていますが、年月を経て名前部分に塗られていた色はすっかり剥がれてしまっていました。

今回神輿保存会入谷睦の皆様のご厚志によって、その玉垣の御芳名に改めて色を付けていただける事になりました。先週汚れ落としをしていただき、今週末いよいよ筆と朱で色付けが始まっています。

玉垣は境内の西と南を囲っており、かなりの長さがあります

本殿前狛犬の台座も塗っていただけました

この色付けには入谷睦の方々をはじめ氏子青年会の方にもご奉仕をいただきました。誠にありがとうございます!

今日は晴天ながら風の冷たい、冬らしい一日になりました。まだ作業は続くという事ですが、体調など崩されませぬようお祈り申し上げております。


11月も終わりに近づき

2021年11月26日 | 境内の様子

陽射しが出ている時間帯は暖かく、お祝に相応し一日となりました。

15日は過ぎましたが、七五三のお祝で境内が賑わう時期でございます。しかし年末・正月も日に日に近づいて来ております。

社務所では、年末・お正月の準備も同時に動いており、これからは境内も段々と年末・お正月の様子へと移り変わってまいります。

そんな中、落ち着いた夕方の時間に、おみくじ掛けの増設を行いました。

これから段々と、境内も年末・正月に向けて変わってまいります。

また、週末から気温も下がり段々と気候も冬へと移り変わるそうです。この季節の変わり目は体調の崩し易い時期でございますので、これからもご自愛いただきお過ごしください。

 


黄色 じゅうたん

2021年11月24日 | 境内の様子

暦の上では冬に入り、境内では紅葉が大分進みモミジは赤く・銀杏は黄色く色づいてまいりました。

昨年に引き続き手水舎の周りの銀杏の葉は、綺麗に敷き詰めお写真が撮れるように致しました。

まだまだ、降り積もっていく事かと思います。落ちきる頃には、一面黄色に染めてくれます。

これからの季節は段々と冷え込み、秋の空気から一転して、冬の乾燥した冷たい空気へと変わってまいります。

この時期は、体調の崩しやすい時期でもございます。どうか、お身体ご自愛頂きお過ごし下さい。


令和3年 新嘗祭斎行

2021年11月23日 | 神社祭事並びに行事予定

本日、15時より令和3年新嘗祭を斎行致しました。

この新嘗祭は今年収穫の新穀を神様にお供えして、神恩による収穫に感謝する祭事です。祈年祭と共に特に大切とされている神事です。

今年も氏子さんから新米を始め、野菜・果物をご奉納戴き、御神前にお供えし祭典を執り行いました。

先ずは手水を行い、神職・総代参進

報鼓

修祓

宮司一拝

献饌

宮司祝詞奏上

神前神楽「浦安の舞」奉奏

宮司玉串拝礼

名誉宮司・総代会会長玉串拝礼

撤饌

宮司一拝

報鼓

本日はコロナ拡大防止対策と致しまして、神職並びに総代のみの参列にて祭典を執り行いました。この頃、座間市ではコロナウイルス感染の陽性者の数は0をキープしておりますが、第6波がいつ来るかわからない状況ともあり、状況も見ながら今後の祭事について検討していきたいと考えております。

皆様におかれましても、手洗いうがいやマスクの着用等しっかりと感染対策を行い、コロナウイルスの収束に一丸となって取り組み、元の生活に戻れるよう願って参りましょう。


お正月のご祈祷・授与品について

2021年11月20日 | お正月

11月も半ばを過ぎ、神社としては年末年始の準備を始めなければならない時期に入っています。

次のお正月こそは新型コロナを意識しなくても済むようにと願っておりましたが、まだ収束には至っていません。

神社ホームページにも記載しているものですが、令和4年正月のご祈祷や授与品については以下のように予定しておりますのでご覧ください。

 ↓令和4年初詣における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について 

https://suzuka.or.jp/pdf/hatsumoude_covid-19_2022.pdf

週明けには雨が降り、そこからまた徐々に冷え込んでいくという予報が出ております。

これから寒くまた気忙しい季節です。お体ご自愛いただいてお過ごしください。


紅葉

2021年11月18日 | 境内の様子

暦の上ではもうすでに冬を迎えており、日が出ない時間はかなり冷え込むようになってまいりました。

つい先週まで青い葉がついておりましたが、かなり全体が赤く色づいておりました。七五三のお祝いのお子様を紅葉を背景にして写真に収めている方もいらっしゃいました。

まだ少し青い葉があるのでこれからが見頃というところでしょう。皆様もご参拝の際にはご覧になって、季節の移ろいを感じてみてはいかかでしょうか。

 


己巳の日

2021年11月17日 | 

今日は『己巳(つちのとみ)の日』。全国の弁財天の縁日とされる日です。

縁日とはその神仏にとって特別に縁の深い日の事で、この日に参拝をするとご利益が得られると言われています。とりわけ仏閣に多く、所によっては屋台が並ぶなどして境内の賑わう日です。神社においても稲荷神の「午の日」、天神の「25日」などの縁日が知られています。

『弁天池』と呼ばれている当神社境内の池。中心に厳島神社

弁財天は神仏習合の影響を強く受けた神様として知られています。

元々はインドの川の女神であったものが、やがて仏教の守護神の一柱として取り込まれ、日本に渡ると宇賀神などと習合し、後には「七福神」の一柱とされるなど姿や性格が複雑に変容して行きます。

神道では厳島神社の「市杵嶋姫命」とも習合し、現在では日本全国で祀られる神様のひとつとなりました。

 

この鈴鹿明神社の境内にも厳島神社の小さな祠が一社鎮座しています。ご参拝される方に御恵がありますようお祈り申し上げております。


絵馬

2021年11月16日 | 御祈祷・授与品

本日も七五三詣で来社される方が多くいらっしゃいました。

七五三の御祈祷をお受けになる方には授与品の中に七五三専用の絵馬を入れております。境内の鐘撞堂の前にある七五三専用の絵馬掛けにはお子様のお願い事が書かれた絵馬が沢山掛けてあります。

七五三の御祈祷をお受けにならない方にはお渡ししておりませんのでご了承下さい。お子様の絵馬をお掛けしたい場合は七五三専用ではございませんが、授与所にてこちらの絵馬をお求め頂くことは可能ですので、授与所までお越し下さい。

お子様のお願い事が成就なさいますこと、また健やかなるご成長を心よりご祈念申し上げます。


11月15日月次祭奉仕

2021年11月15日 | 神社祭事

本日朝7時より、恒例の月次祭が本殿にて斎行されました。

このところは快晴に恵まれていますが、朝晩の冷え込みを強く感じるようにもなってきました。冬の訪れ、という事でしょうか。

ちょうど本日11月15日は『七五三の日』当日とされております。

通例ですと曜日の関係で“15日に近い土日”に神社にいらっしゃる方が多い印象ですが、今日は土日に近いくらいお祝いのご家族がご来社されました。

天気だけは人の力で変えられませんから、このように快晴が続いているのは幸いです。ご家族の皆様にとって良い思い出となりますようお祈り申し上げております。


七五三詣

2021年11月13日 | 七五三詣

今日は数日前のような雨も強風もなく、穏やかで明るい快晴に恵まれました。

今は七五三詣の盛りの時期。天気は運に任せる以外にありませんが、ちょうど週末に良い天気に当たり有り難いことです。

今年は今までと比べて平日などに分散して参拝をされている印象でしょうか。用意はしておりましたが、本殿への昇殿人数制限などはほとんど必要なく今に至っています。

当神社ではご祈祷を受けるにあたって予約はいりませんので、ご不明な点がありましたらお気軽にお尋ねください。


令和4年『鈴鹿暦』

2021年11月12日 | 御祈祷・授与品

この度、来年用の新しい暦『令和4年鈴鹿暦』が届きました。もう社頭にて頒布を始めております。

この暦はA5版48ページの小冊子で、来年の月日や曜日、御日柄や年中行事を中心に書かれたものです。後半部分には九気性から観る運勢についての記載もあります。

現在スケジュール管理に使用するカレンダーや手帳とは趣が異なり、大げさに言えば「これからの季節を眺めるためのもの」という所でしょうか。

ご興味のある方はお気軽に社務所窓口までお問い合わせくださいませ。


南天の実

2021年11月11日 | 境内の様子

冬を迎え、早朝はかなり冷え込みますが、日中は日差しが気持ち良い暖かい日となりました。

この時期になると、境内に植えられている南天が赤く丸い実をつけます。

南天は言葉のあやで「難を転ずる」という意味があるとされ、縁起の良い植物と考えられています。今でも御赤飯の上に南天の葉を乗せたり、のし紙に南天の葉を印刷したりしています。

皆様もご参拝の際には、南天の実をご覧になってみてはいかかでしょうか。


ドングリの山

2021年11月10日 | 境内の様子

この時期は落ち葉の清掃で毎朝一苦労ですが、清掃をしていると参道の左右、決まった場所にドングリが集まって山の様になっているのが分かります。

どうやらシラカシの木のドングリのようです。落ち葉は箒で地面を撫でるようにして集めますが、ドングリは重さがあって取り切れず、砂利に混ざってこの頃には随分と溜まってしまいます。なかなか一遍には片付けられないので、日々の清掃で少しずつ減っていくのを待つ、というところです。

この辺りだけ歩く感触が違うので分かります

この鈴鹿明神社の由緒書には『境内は船の形をし、数十の樫の古木が繁茂し…(中略)その遠景を「船形の森」「樫の森」と呼んで親しんだが…』という記述があり、昔は境内が樫の多い森林であった事を思わせます。

今では境内の木々の内の一部に過ぎませんが、大昔からの系譜をくんでいると思うとこのドングリにも重みが感じられますね。


雨の日の七五三詣

2021年11月09日 | 境内の様子

昼を過ぎてから徐々に弱くなってきていますが、一時は部屋の中まで雨音が聞こえるほどの大雨の一日になりました。

これが普通の参拝であれば雨もまた趣の一つと言えるかもしれませんが、今はちょうど七五三詣の季節。晴れ着を着て色々と動き回るには悩ましい天気になってしまいました。

当神社では控室のある参集殿から本殿まで屋根付の回廊が伸びていますので、雨の日でも濡れずに御祈祷を受けることが出来ます。ですが七五三詣のご家族が楽しみにされているのはその後の記念撮影でもあるかと思います…

こうした雨の日はささやかではありますが写真撮影用の場所を境内に設けております。また職員にお声掛けいただければ(混雑していなければ)シャッターをお押しする事もできますので、お気軽にお尋ねください。


ふいご祭

2021年11月08日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

暦で今日の11月8日を見ると、『ふいご祭』と書いてあります。

あまり聞きなれない言葉かと思いますが、『ふいご(鞴)』とは金属を精製する時の火炉に空気を送るための道具の事。旧暦11月8日は鍛冶師・鋳物師などが仕事を休んで鞴を清める『ふいご祭』の日とされています。

今は新暦ではありますが、当神社でも毎年この時期にふいご祭の依頼をいただきお伺いしている所がございます。

祭壇の横に置かれた、鞴の一種

おそらく昔は職能毎にこういった神事が行われていたのでしょうが、今はむしろ珍しい行事になってしまっている感があります。

しかしどんな仕事でも「一時手を休めて、今までをねぎらいこれからを思う」というのは必要なことではないでしょうか。