座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

紙垂の付け替え

2015年09月30日 | 境内の様子

中秋の名月、スーパームーンと続いて秋本番。近くの相模川でもすすきが穂をなびかせています。

日中は陽射しもあり少し暑く感じる時もありますが、昼と夜の温度差があると風邪をひきやすくなってきます。

夏高かった湿度もこの頃は30~40%位まで下がってきて、かなり乾燥してきています。

今日は月末、9月も今日で終わり。9月は水害が多く、まだまだ被災した方の避難生活が続いています。

明日からは10月。一層秋の深まりを感じ、秋の味覚で少し心も和らぐそんな月になりそうですかね。

神社では、月末なので紙垂の付け替えをしてます。

拝殿前、鳥居、神輿庫。摂末社、鐘撞堂など月次祭に合わせて全て新しいものと取り換えます。

紙垂や注連縄等と新しいものに替えることで、ご参拝の方が少しでも清々しい気持ちになれればと思っています。


車のお祓い(交通安全祈願)

2015年09月29日 | 御祈祷・授与品

神社では厄除け祈願や安産成就祈願、これからの季節ですと七五三詣など色々なお祓いをさせていただいておりますが、一年を通してご奉仕する機会が多いものの一つに“交通安全祈願”があります。

この交通安全祈願では、他の御祈願と同じようにまずは本殿にてご本人様にお祓いを受けていただいて祝詞を奏上したあと、最後に外に出て車の内外をお祓い致します。

社用車のお祓い 

車は毎日お使いになる方も多く実に日常的な物ではありますが、お分かりのように些細なことで人の命をも損ないうる乗り物です。

神社でも神主が外祭りに出向く際に車を使用しますが、必ずはじめにお祓いをして使用しています。

勿論お祓いをしても安全運転を心掛けて運転しなくてはなりません。 私たちも外に出る際は気を引き締めておりたいと思います。


十五夜

2015年09月27日 | 

今日は十五夜、“中秋の名月”の日です。

夜にお団子などをお供えしてすすきを飾り、月を眺めて楽しむという日です。 勿論晴天となれば良いのですが、雲で月が隠れるのを“無月”、雨が降るのを“雨月”と呼び、それも楽しむものと言われます。

神話では“月読命(つくよみのみこと)”という夜を治める神様が登場しますが、このお月見では神様に対してというよりは月そのものを仰ぎ、お供え物を捧げるもののようです。

今晩は残念ながら雨の予報が出ています

神社によっては“観月祭”という祭事を行うところもあります。

和歌や生け花、お茶を立てて奉納する事もあるとか。 平安時代の貴族の宴であったお月見に倣ったものでしょうか。

 

この座間では今晩のお月見は難しそうですが… 皆様の所からは見えますでしょうか?


七五三・お正月に向けての準備

2015年09月26日 | その他

先日までは雨の予報でしたが、雨も降る事無く過ごしやすい一日となりました。年末に新しい御札と一緒にお分けしてる晦日祓いの奉製を致しました。

こちらが晦日祓いです

少し話は早いかもしれませんが、こちらの晦日祓いは新年にご家族の皆様を祓って頂くものです。これから涼しくなり段々と七五三・お正月と慌ただしくなる季節になってまいりました。今から出来る準備はしっかりとしていき、七五三・お正月と迎えて参りたいと思う次第です。


池の鯉

2015年09月25日 | 境内の様子

昨夜から雨が続いていて、今日は涼しさを通り越して寒さを感じる一日になりました。

落ち葉掃除はできませんが、こうした日は落ち枝がままありますので、境内を見て回らなければなりません。 銀杏の実が多く落ちている以外に異常はありませんでしたが、池の鯉を見ていて思い出した事があります。 鯉への餌のやり方です。

数えられる位大きいものだけで50匹以上は泳いでいます

池の鯉は神社で管理しており定期的に餌もやっていますが、ここは川に繋がった池なので、実際はそれほど餌をやる必要はないのだそうです。

餌をやるだけ際限なく食べるように見えますが、むしろ餌のやりすぎで体調を崩す可能性が大きいのだとか。 特に水温の下がる秋冬は必要な餌の量も少なくなるという話です。

 

天気の良い日は参拝の方、散歩の方が餌をやっているのを時折目にします。

池を汚さない範囲でならば構わないのですが、あまりやりすぎにならないようお気づかいいただければ幸いです。


絵馬について

2015年09月24日 | 神社知識・作法・歴史

銀杏の実も多く落ち始め、涼しい風が感じられる季節となりました。境内も日毎に、落ち葉の量が増し秋の訪れを感じます。

さて当社の境内には、絵馬掛所がございます。梅の花弁が形どられた丸型の絵馬や干支の絵馬など多くの絵馬が掛けられています。

絵馬は元来、神社に神様の乗り物とされている馬を奉納されていたのですが、馬は大変高価で誰もが神社に奉納できる訳ではありませんでしたので、木や紙で馬を模り奉納した事が始まりと言われています。

絵馬は時が経つに連れ姿や形を変え、次第に木材に絵を描き絵馬として奉納するようになりました。また、干支の絵馬はその年の参拝記念として書かずに持って帰られる人も多くいらっしゃいます。

これから、七五三や少し早いですが受験に向けて神社に足を運ぶ予定のある方もいらっしゃると思います。絵馬にお子様の健やかなる成長、志望校への合格を託し、大神様の御神徳を得えて日毎、麗しくお過ごしいただけたら幸いです。

季節がらお寒い日が続きますが、境内も秋の装いに変化しつつあります。お近くにお立ちよりの際は、四季を感じつつお参り下さい。


秋分の日。

2015年09月23日 | 

今日も朝から強い陽射しが境内いっぱいに降り注いでいます。

しかし、木陰に入るとヒンヤリとして秋の空気を感じさせてくれます。

今日は秋分の日、昼と夜の時間が同じ頃と思われがちですが実際は昼の方が長いそうです。

お彼岸のお中日ともいわれ、皇室では秋季皇霊祭が又各神社では秋季皇霊祭遥拝式が執り行われています。

その秋分の日の本当の意味は、「祖先を敬い、なくなった人を偲ぶ日」なのです。

ご実家に帰省されてお墓参りをされた方、また近しい人が亡くなってお墓参りをされた方、先祖が支えた家、助けてくれた親族などがあなたを生かしてくれている事をもう一度考える良い機会かもしれません。

水害があったところではこの連休に多くのボランティアが各地からやってきて災害に合われた方々のお手伝いをされているのをテレビで拝見します。

常日頃普通に生活していると何でも自分で出来ると勘違いしてついつい自分勝手に生きてしまいがちですが、こうやって災害などに合うと大勢の人に支えられて生きている、生かされている事に気がつくと思います。

先祖が繋いだ命を大切にする、親などが育ててくれたことに感謝をする、地域の人々と睦び共に生きていくことを考える日とも言えるのかもしれません。

秋の色が少しずつ色付いて、夏の暑さから遠ざかってゆくとそこは稔りの季節。

境内でもむかごを見付けました。

山芋のつる

むかごは山芋のつるに付いていて秋の味覚と言われ、塩ゆでしたり煎ったりりして食するととても美味しいです。

むかごご飯にする事もあります。

一歩一歩秋本番に近づいています。来週には十五夜、お月見の季節。

これからますます楽しみが増えてゆきます。


境内の清掃、草刈り

2015年09月22日 | 境内の様子

“男心と秋の空”などと言いますが、この連休の間は安定した晴れ空が続いているようです。

雨が降る前にと、神社の第二駐車場の草刈りや手水舎の清掃などを行いました。

ようやく蝉も鳴かなくなりましたが、日向はまだ汗ばむほどの暑さです。

夏祭り以来の作業です

水を使いますので、夏場は月数回掃除しています

連休中、御家族連れでご参拝の方も多く見受けられます。 今は帰省中というところでしょうか?

祝日も明日で最終日。 良い時間をお過ごしください。


山茱萸(さんしゅゆ)

2015年09月21日 | 境内の様子

昨日に引き続き、暑くもなく穏やかな晴天に恵まれた一日となりました。境内を清掃している際にふと、川の方に目をやると赤い実が落ちています。

何の実か気になり、周りを探して見ると…

少し上ったところの山茱萸の木に赤い実がついています

こちらが山茱萸の実です

この山茱萸の実の果肉は今でも生薬に利用されているみたいです。また今回、新たな発見を致しました。神社には様々な自然が御座います。お近くをお通りの際は、是非神社にいらしてみて下さい。

 


境内の床磨き

2015年09月20日 | 境内の様子

これから秋にかけて段々と落ち葉の量が増えていきます。

桜と銀杏の黄葉で染まった境内は例え掃除をしなくても趣のあるものですが、実際はそういうわけにもいきません。 また最近は雨が多く、参集殿の床タイルが汚れやすいのが悩みでもあります。 今日は朝の時間を使って床の清掃も行いました。

流水で土埃を洗い流すようにします

午前中暖かかった事もあり、床はすぐに乾いて綺麗になりました。

秋口はあと屋根上と排水溝と…偶の掃除になってしまっている所にも気を付けなければいけません。


明日は彼岸の入り

2015年09月19日 | 

今日は朝からかなり強い日差しが境内いっぱいに降り注いでいます。

空は久しぶりの青空に真っ白な雲。 寂しげに鳴く蝉の声。

9月も下旬、明日からお彼岸になります。

23日は秋分の日で、宮中を始め各神社でも秋季皇霊祭及び遥拝式が行われます。

連休も今日から23日までと5日間となっているので、帰省してお墓参りや敬老の御祝などをされる方も多いのではないでしょうか。

神社周辺のあぜ道でも多くの彼岸花が咲いています。

今年は例年より早く秋の訪れが早く、栗や梨などの秋の味覚も次々とスーパーなどの店頭に並び始めています。

昨日までの雨も上がり、この連休は久しぶりの好天に恵まれそうです。


カヤの実

2015年09月18日 | 境内の様子

今日は朝から雨が降ったりやんだり、早朝には雷も鳴っていました。

気温はそれ程高くないようですが、湿気があるので少しもわっとしています。

気温や湿度が高いと境内の色々なところから季節の香りがします。

社殿向かって左側にカヤの木があり、ここから多くの実が落ちています。

種子を包む緑の部分は松脂の様な香りがします。

 

中の種子は小ぶりのアーモンドのようです。

昔はこの種子から食用の油も摂っていたそうです。

天気の悪いのは関東地方では今日までのようです。

明日からのお彼岸はまずまずの天気、敬老の日とも重なるので実家に戻られてお墓参りなどされる方も多いのかもしれません。

又、世間ではシルバーウィークとも言われているようですので行楽に行かれる方も多いようですね。

少し前は敬老の日と言えば9月15日。 秋のお彼岸をシルバーウィークというのもなんか変な感じです。

経済の活性化のために古き良きものが壊されていくそんな気すら致します。


秋霖

2015年09月17日 | 境内の様子

昨日からの雨は強さを増し、境内では傘をさしていても身体が濡れるほどです。

屋根から落ちる緑青のせいか階段が薄く色づいています

大安吉日の昨日ほどではありませんが、今日も兼務社での伐木祭や地鎮祭のお約束があり、ご奉仕をさせていただきました。

秋雨の内はまだ寒いというほどではありませんが、今は雨風の多い季節です。皆様も体調管理には十分お気をつけ下さい。


境内の銀杏

2015年09月15日 | 境内の様子

参道の中ほど、また社務所の裏には数本のイチョウの木が立っており、秋になると銀杏の実を落とします。

本格的に落ちてくるのは紅葉がもっと進んだ頃ですが、最近早くも小ぶりな実を落とすようになりました。

葉はまだ青々としていますが、高いところは実が黄色く熟し始めています

イチョウは「公孫樹」とも書き、植えた者の孫の代、老木になってから実を付けるという性質があります。 それが“長寿”を連想させるためか、特に神社仏閣にはよく植えられていると聞きます。

ご存知の通り臭いがあるため参道に落ちるのは悩ましいところではありますが、秋の風物詩には違いありません。 落ち葉も段々増えてきていますので、境内清掃は心してかからなければなりませんね。


敬神婦人会『鈴華の会』総会

2015年09月14日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日11:00より、鈴鹿明神社敬神婦人会『鈴華の会』の定例総会が開催されました。

敬神婦人会とは神社氏子地域の奥様方による組織で、神社の恒例祭典、また年数回の本殿清掃奉仕など、他面に亘り神社の運営にご尽力をいただいております。

総会に先立ち正式参拝、当神社禰宜の挨拶

今回の総会で新会長が就任され、長年お務めになった前会長は顧問として引き続き会を見守っていただけるとの事。

本日は朝からのご参集となり誠に御苦労さまでございました! 今後ともよろしくお願い致します。