昨日、当神社の神職一名が神社庁にて開催された「祭式研修会」へ参加して参りました。
先月と今月とこうした研修の機会が続いていますが、先月の衣紋研修会は相模中央支部の主催、先日の教養研修会は神奈川県女子神職会の主催、そして今回は神奈川県神社庁の主催で開かれたものです。
今回の祭式研修会は文字通り神社の神事における“祭式作法”を学び直すもので、約40名と多くの参加者がありました。
午前中は姿勢や足の運び、いわゆる二拝二拍手一拝といった敬礼作法などの基礎的な作法、午後は数ある行事の中から祭典前の清めの儀式である「修祓」と御神前にお供え物を奉る「神饌献撤」についてお教えいただきました。
研修は神奈川県神社庁庁舎内の一室を会場として行われました
神奈川県神社庁外観
研修冒頭での講師先生のお話の中で“神奈川県では他県に比べ定期的に行われる研修が多くあり、これは神職として恵まれた環境なのだ”というものがありました。
それでありながらこのように大人数の参加者があるという事は、正しい作法の必要性というのを皆が毎日のご奉仕の中で感じているからなのでしょう。
しかし何度研修に参加したとしてもそれを活かせるかどうかは自分自身の意識に依るものです。 参加した事に安心するのではなく、学んだ事を思い出しつつこれからの神明奉仕に繋げていきたいと思います。