座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

神奈川県神道青年会教養講座「領土・領海意識醸成プログラム」

2013年11月30日 | 社外活動

昨日、神奈川県神道青年会の教養講座「領土・領海意識醸成プログラム」に当社職員2名で参加して参りました。

このプログラムは、公益社団法人日本青年会議所2013年度 国家グループ領土・領海委員会の皆様によるプログラムです。受講し、日本の領土・領海はどこかと改めて地図上に記してみると、意外と分からなかったり、これまでの歴史を辿り、どのように日本が領土・領海を守ってきたか改めてこのプログラムを受講し知ることが出来、大変有意義な実りある研修となりました。

講義もクイズ形式、グループディスカッションまた映像も交え解りやすく3時間の講義もあっという間終わったような気がします。神職として、日本人としてしっかりとこの領土・領海の意識を高め、伝えていきたいと思った研修会となりました。

 講義を頂きましたこのプログラムは「青少年版」「一般向け」とHP上で申し込みが出来ます。是非一度ご覧になって下さい。


栗原中学校生徒 職場体験

2013年11月28日 | その他

本日朝から夕方にかけて、職場体験ということで栗原中学校生徒4名に社務のお手伝いをしていただきました。

職場体験の生徒を受け入れるのはこれで今月3回目になります。

11月も終わりに近づきお正月の準備なども始めたい頃ではあるのですが、境内は先日大風に見舞われたばかり。今日も風はやや強く吹いていて、社務のほとんどは落ち葉拾い、という事になりました。

昨日の境内。どうにも掃除しきれず、今朝も同じ光景が広がっていました

もっともこの時期、社務の多くが掃除になってしまうのは致し方ないことですから、神社の真実の姿をお見せできた、という言い方もできるのですが。

休憩をはさみつつ、午後少し室内の社務を手伝っていただいたところで約束の時間となり、最後皆さんで本殿にお参りをしてもらって終了、となりました。

陽差しは多少ありましたが外の作業が多く大変だったかと思います。本日は誠にご苦労様でした。


昨日の雨風で・・・・

2013年11月26日 | 境内の様子

昨日は、神奈川県下竜巻注意報も発令されるほど、風が強く吹いておりました。と言うことで、本日、早朝の境内の様子です。見事に銀杏、桜などの葉っぱが黄色、赤色の絨毯が敷かれたような境内となっておりました。

神楽殿脇の銀杏もこの風で約半分の葉が落ちたようです。

七五三詣のお子様もこの黄色の絨毯の上で写真撮影をされておりました。

 一日清掃を行いましたが、終わらず明日も境内の大掃除となりそうです。


境内の紅葉

2013年11月25日 | 境内の様子

24節季の1つ、小雪も過ぎ、徐々に寒さが増してきました。夏から秋を感じさせず冬になりつつあり今日この頃ですが、境内の木々は秋の様相を見せております、絵馬掛けの上にある紅葉は真っ赤に色を染め、境内の各所にある銀杏は黄色に色を替えております。

※小雪・・・・冬とは言っても寒さも雪もそれほどないと言う意味。

毎日朝から掃除を行いますが、午後には境内が落ち葉でいっぱいになります。明日も朝から大掃除です。。。。。。

お正月に向けての準備でこれから大忙しとなります。気持ち良く新年をお迎えになられる皆様をお迎え出来るようしっかりと準備を進めて参ります。


新嘗祭斎行

2013年11月23日 | 神社祭事

本日、午前11時より平成25年新嘗祭を斎行致しました。毎年この23日に全国の神社で斎行され、天皇陛下もこの日、皇居で新穀をお供えになり、一緒に召し上がるお祭りをなされております。

新嘗祭(にいなめさい)とは、新穀を神様にお供えして、神恩による収穫に感謝する祭事です。祈年祭(きねんさい)と共に特に大切とされている神事です。今年も座間で収穫された新米を御神前にお供えし、五穀豊穣の神恩感謝を奉告申し上げ致しました。

この新嘗祭では、稲穂、白米、白酒、お餅、鯛、干物(こんぶ、するめ)、野菜、果物(季節の物)、果物(柿)、果物(みかん)、塩・水をお供え致しました。

この新嘗祭が終わると、新年を迎え、2月17日に五穀豊穣を願う祈年祭が斎行されます。


小学生来社 『秋を見つけに』

2013年11月21日 | その他

本日、地元小学生が神社へ秋を見つけに来ました!

到着するとみんな元気よく挨拶。また、宜しくお願いします!と元気な声で朝から元気を頂きました。

どんぐりやイチョウの葉を集め、それぞれに小さな秋を見つけられたようです。

本日は暖かい一日となりましたが、朝晩は冷え込んで参りました。本日ご来社してくれた小学生のように元気良く過ごせるよう、寒さ対策を行いお身体ご自愛下さい。


平成26年絵馬

2013年11月20日 | 神社知識・作法・歴史

本日、平成26年より頒布致します絵馬が届きました!来年は午年。ある意味、本来の絵馬の意味が込められているようです。絵馬は、神社への祈願または報謝のために、馬の絵を描き奉納する絵です。

日本では古くより馬が神の乗り物として神聖視され、祈願や祭りの際に神の降臨を求めて生馬を奉納したが、それが簡略化され馬形になり、さらに板の描いた馬、絵馬となったと言われております。

当社本殿向かって左側に絵馬掛けがございます。正月には、参拝者の願いが記された絵馬がこちらに奉納されます。


落ち葉で境内が・・・・

2013年11月18日 | 境内の様子

本日は秋晴れの清々しい天気に恵まれております。午後になり少々風が吹いて参りました。月曜日はお仕事がお休みの方が多くいらっしゃるようで、七五三詣にお見えになるお子様で午前中は賑わいを見せました。

午後になると午前中掃除した境内に落ち葉が降って参ります。明日の早朝より境内清掃となりそうです。

本殿前

手水舎前

神輿庫前

参集殿前

さて、冬に向けて境内の木々も色を替え始めております。四季折々の境内の様子を是非お近くまでお越しの際は堪能してみて下さい。

 


本日の境内の様子

2013年11月17日 | お正月

朝より晴天に恵まれ、七五三詣のお祝のお子様で境内が賑わいを見せております。境内の木々も紅葉を迎え、黄色に色づきはじめ、四季を感じさせてくれます。

午後から雨の予報ですが、雲ひとつない晴天に恵まれております。万が一に備え、雨が降っても参集殿内3階に写真撮影用スペースを設けておりますのでご利用下さい。


大安晴天!

2013年11月16日 | お正月

本日、大安土曜日ともあって、本殿での初宮詣、七五三詣、新車のお祓いと多くの皆様にご参拝頂きました。また、外の祭り「地鎮祭」「入居のお祓い」、兼務神社の七五三奉仕と一日があっという間に過ぎました。

明日も七五三詣でご来社の皆様がいらっしゃると思いますが、午後からの天気がちょっと気になります。明日も引き続き、雨に備えて、参集殿の3階を写真撮影の場として開放致しますのでどうぞご利用下さい。

本日の境内の様子です。

年末に向けて地鎮祭を行われる方がいらっしゃいます。地鎮祭は予約となりますので神社までお問い合わせ下さい

地鎮祭は、「とこしずめのまつり」ともいい、土木、建築工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
 
 
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事開始の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。神主とお施主様にお手伝いを頂いてお祓いします。
      ・神主 大麻(おおぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 お米・お塩・切麻(きりぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 御神酒にてお祓い
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
左から鍬(お施主さん)、鋤(施工業者)、鎌(設計会社)
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
 
地鎮祭後は、上棟祭(柱が立ち、棟木をあげる際に行われるお祭り)、竣工祭・入居清祓い(建物が完成し、入居するにあたり行うお祭り)と進みますが、現在は行うお施主さんも少なくなっております。
 
地鎮祭でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』をお招きし地鎮祭を行います。
 
上棟式でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』、建物の神様である、屋船久久遅命『やふねくくのちのみこと』、屋船豊宇気姫命『やふねとようけひめのみこと』、匠の神様、手置帆負命『たおきほおいのみこと』、彦狭知命『ひこさしりのみこと』をお招きしてお祭りを行います。
 
棟上幣

七五三詣

2013年11月15日 | お正月

朝からあいにくの天気とはなりましたが、今日11月15日は七五三詣の日、とされている当日です。

七五三は元々武士の家で行われていた子供の歳祝いが、江戸時代から庶民にも広がり流行したと言われています。

三歳は『髪置きの祝い』といい子供が髪を剃るのを止めて伸ばし始める歳。 五歳は『袴着の祝い』といい子供が大人と同じ形の袴を初めて着ける歳。 七歳は『帯解きの祝い』といい子供が大人と同じ形の帯を初めて着ける歳と、それぞれ由来があります。

男子は3歳・5歳、女子は3歳・7歳が祝歳に当たります。昔は数え年でしたので年が明けると一つ歳をとります。そのため七五三は正月に行うお祝いでしたが、庶民の間に広がるにつれ、田畑の仕事が終わるこの11月に行うようになったと言うことです。

 

神社には “七つ前までは神のうち” という言葉があります(“三つ前までは~”という言い方もあるようですが)。

近代までは子供が成人するまで健康でいるのは大変な事でしたから、幼くして亡くなった子の親を慰めるために伝えられた言葉かもしれません。或いはそれ以上の歳になれば親・家の仕事を手伝う、という状況を表しているのかもしれません。

今でも七五三を行う歳はちょうど小学校や幼稚園に上がる頃ですし、子供の成長を祝う気持ちに時代は関係ありません。この時期、お祓いを受けて笑顔で帰っていかれるご家族を見ると、神主として七五三のお祝いに携われることを毎年嬉しく感じています。


今週も職場体験がありました。

2013年11月14日 | その他

先週も職場体験の学生が来て二日間体験学習をしましたが、今週も座間中学校より3名学生が来ました。

今月は七五三のシーズンになるので、平日も七五三祈願で一日が過ぎてゆきます。

体験学習は前回と同じように境内清掃が午前中の主な仕事になりました。

今は落ち葉が一番多い時期。

掃いても掃いても次々と木の枝から落ちてきます。

慣れない手つきで竹箒を使う学生は、かなり苦労している様子。

 

長時間の掃き掃除で少しうんざりしたのかもしれません。それが二日間続きました。

午後は、紙垂を折ったり、七五三祈祷者の案内を手伝ったりとそうこうしている間にあっという間に二日間が過ぎてしまいました。

 

最後に生徒ひとりひとりに玉串をお供えして正式に参拝をしました。

 

生徒が神社の仕事をどのように想像して希望して来たのかは判りませんが、たぶん思っていた物とはかなり違ったのかもしれません。

どの仕事でも目に見える部分はほんの僅か。

計画を立てたり、準備をしたりと目に見えない部分で仕事は成り立っていることを少しでも感じてもらえたら幸いですね。

 

二日間お疲れ様でした。

 


立冬を過ぎて・・・

2013年11月12日 | 境内の様子

本日は厳しい寒さとなっております。北海道や東北地方は雪が降っているようですね。立冬を過ぎて本格的に冬に向けて境内の木々も色を替えて参りました。先週の日曜日は大安の日曜日ともあって、境内がお正月のような賑わいを見せ色とりどりの衣装をまとったお祝いのお子様でいっぱいとなりました。

なかなか写真を撮る余裕がなくアップできませんでしたのでご報告させて頂きます。

さて、境内の様子です。今年は暖かい日が続いたせいか、ここにきて本格的な落ち葉の時期となりました。徐々に葉も色を替え、境内清掃に日々汗をかかせて頂いております。

本日の平日ですが、約20組の七五三詣のご奉仕がございました。お子様方の健やかなるご成長を心よりご祈念致します。


明日は参集殿3階を写真撮影用として開放致します!

2013年11月09日 | お正月

本日、七五三詣でお祝いのお子様がご参拝下さいました。今日は何とか天候も持ちましたが、明日は午後から雨の予報と気になりますが、当社受付から御祈祷まで雨に濡れずにお参り出来ます。

御祈祷に関しましては予約は不要でございます。直接神社へご来社下さい。受付時間は9時から16時半となります。

本日の境内の様子

また、明日は雨も予想されますので、参集殿3階の会場を写真撮影の場所としてお使いできるようセッティング致しましたのでご自由にお使い下さい。

明日は大安の日曜日。多くのお子様がご来社されると思われます。神職一同お待ち致しております。境内ではベビーカステラ、お面の出店が出ております。


鞴祭(ふいごさい)

2013年11月08日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日夕刻より、小田急電鉄様ご依頼により鞴祭を斎行致しました。

『鞴(ふいご)』とは金属を精製するときに使う送風機のことで、旧暦11月8日に生業で鞴を使う人達が『鞴祭』を行う、という習わしが昔からあったようです。

今の工場では勿論もっと現代的な機械があるのでしょうが、名称は昔ながらの鞴祭で、火への感謝とこれからの安全を祈願する祭典を行いました。こちらの工場では恒例の祭典で、今年で51周年を迎えるとのことです。

祭壇の横に置かれた『箱ふいご』

係の方のお力添えで準備完了し、斎行されます

修祓

祝詞奏上

神職・各代表による玉串奉奠

日中は暖かな晴天になりましたが、鞴祭は歳時記で言うところの冬の季語だそうですね。

空気も乾燥し始め寒い時期になります。皆様お身体ご自愛いただいてお過ごし下さい。