本日は、社頭にて交通安全、家内安全、また、外のお祭りでは、地鎮祭、台風15号の影響で倒れた木の伐採前のお祓い等のご奉仕がございました。
本日は、注連縄について記させて頂きます。神社には必ず、注連縄が張られております。この注連縄の語源は「占める」と言われており、日常とは異なる神前、神域、祭場など清浄な場所を示すためと言われております。
この注連縄は、日本の神話「古事記」「日本書紀」にある『しめくり縄』が原型とされています。神話では、須佐之男命の乱暴を恐れて天岩戸にお籠もりになった天照大御神さまが多くの神々の努力によって岩戸から外に出てきたときに、布刀玉命(ふとだまのみこと)が岩戸の入口にしめくり縄を張り、天照大御神さまが二度と岩戸に戻らないようにしたと言われております。
当神社の注連縄は、鈴鹿明神社注連縄同志会の皆様が、御神田で採れた藁を使用し、縄を編み毎年神社へ奉納頂いております。
注連縄には種類がございます、当神社の注連縄は、牛蒡注連で作られております。牛蒡注連とは、注連縄の一端だけが細くなっているものです。
毎年、12月初旬から中旬の吉日に、神社境内にて作られます。また、日程が判りましたらブログにてお知らせ致します。