昨日と今日は久しぶりに陽射しがあってむしむしとする一日となりました。
昨日は戌の日で友引の日曜日と言う事もあって安産祈願やお宮参りなど多数ありました。
このところ少子化と言われて出生する子供が少ない割に小さい子供の虐待などの痛ましい事件を良く耳にします。
母親と父親など家族が子供が生れてくる準備を疎かにすると、あっという間に子供が生まれてきて気持ちや身体が子供との生活についていけなくなってしまい、終にはこのような痛ましい事件となってしまうような気がします。
子供を授かると母親には身体の変化と共に気持ちも不安定になるものです。
家族が助け合って不安定な時期を共有することで母親の気持ちも徐々に落ち着いてくるものです。
そのような中5カ月を過ぎる頃、不安定だったものが安定して新たな気持ちが芽生える頃安産祈願をするのです。
これからは出産に対しての準備と共に母親父親となる準備をする節目が安産祈願なのです。
子供を育てる不安や喜びを又共に分かち合いながら一日一日と過ごしてゆくのです。
神社では御祈願の年齢は数え年で読み上げます。
数え年は、人間がお腹の中で生を受けた時から年齢を数えます。だからお腹の中にいても家族と共に約10カ月間過ごしてゆくのです。
そして出産の時期を迎え、約一カ月位でお宮参りの奉告となるのです。
子供が無事生れてきた事への感謝と氏子崇敬者になるための神様への奉告、又神様の御加護により子供が元気に成長する事へのお願いを初宮詣成長祈願祭を執り行うのです。
子供の成長と共に父親母親も成長するための節目が初宮詣成長祈願なのです。
人生には多くの節目があります。節目では人生の歩みを止めて思考を凝らし行く先を改めて考え直す良い機会です。
ご家族がより福与かな人生を送られる為にも人生儀礼としての安産祈願祭と初宮詣成長祈願祭をお勧めします。