座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

一月の御奉仕を終えて

2017年01月31日 | その他

今日でこの一月も末日となりました。

年明けから穏やかな天気が続いてはいましたが、段々と日の落ちるのも緩やかになってきたようで、冬も半ばを過ぎたのだなと実感しています。

御正月の「正」の字には“基準になる”という意味があるそうです。 事始め、新年の抱負など一年を占うような行事が多いのも御正月ならではですが、慌ただしい面もある一方、過ぎてみれば味わい深いものです。

冬半ばで寒く、夜の長い季節というのも自身を省みるのに合っているのかもしれませんね。 皆様は良い御正月をお過ごしになられましたでしょうか?


節分祭用福豆の袋詰め奉仕。

2017年01月30日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

今日は朝から暖かい風が吹いて気温が上昇しています。

日中は20度前後まで上がる予定ですが、風が強く音を立てて吹いています。

今朝から氏子会役員と敬神婦人会による福豆の豆詰め作業が行われています。

ひとつひとつ丁寧に詰めていきます。

敬神婦人会会員だけでも30名程のご奉仕をいただきました。

こちらは福豆に入れる景品の紙を確認しながら畳んでいます。

今日は一日かけて行います。

当日は350名程の祈祷者が11回程の豆撒き奉仕を午後1時より3時まで行う予定です。

当日御来社の方は係員の指示に従って福豆をお受け取り下さい。


神札・御守授与所

2017年01月29日 | 境内の様子

年明けから主として土日、大勢のご参拝の方に対応するため境内に広く窓口を作っていた授与所ですが、今日で一月の土日も最終日となりましたので、閉じさせていただく事になりました。

授与所が開かれていた回廊部分は節分の豆撒き用の舞台として模様替えされる予定です。

“授与所”というのは神社や仏閣独特の言い方かもしれません。

神札や御守、縁起物というのは御神前に御祈願をした印としていただくものですので、“売る、買う”という言い方は出来ないのです。 そのため神札や御守は“頒ける(分ける)、受ける”という言い方になります。

授与所は今後御祈祷受付と同じ場所(平日は社務所、土日祝日は参集殿)に開かれる事になります。 宜しくお願い致します。


境内でも節分の準備

2017年01月28日 | 神社祭事

気が付けば節分まであと一週間を切り、準備も各所で進められています。

境内には今日、協賛された皆様の名前をお出しする芳名板が立てられ、また社務所にても御札の奉製が始められました。

また当日には豆撒きも行われます。 天気は心配しても仕方がない事ですが…今日の様な小春日和を期待したい所ですね。


折れた梅に花

2017年01月27日 | 境内の様子

今年は年明けに暖かい日が続き、梅の開花が早いように感じます。

社務所の前にも数本の梅が植わっていますが、その内の一本、枝の一度折れた梅も近頃花を咲かせました。

この梅は聞くところによると10年以上前、誰かがぶら下がったためか皮を残して一度折られてしまったのですが、諦めつつも手当てをしたところまた花をつけるようになったというものです。

樹木ですから一度傷ついた部分は治らず、見た目には痛々しい所もありますが、毎年他の木と同じ位の実をつけるまでになっています。

私達は生活上やむを得ず木を切る事も度々ありますが、木には紛れもなく命があり、大事にすれば花も咲かせてくれるのだという事を教えられるようです。

時期はまだ先ですが、満開の梅は神社が誇る景色の一つです。 これからも大切に見守っていきたいと思います。


霜柱

2017年01月26日 | 境内の様子

今朝の冷え込みも厳しい感じがしました。

朝に地鎮祭用の竹を採りに行ったのですが、いつもお願いしている相模川近くの竹林がある土手は陽射しがたっぷりで暖かったです。

朝の冷え込みを感じさせるのが霜柱です。

踏むとサクサクと音がして気持ちがいいです。

雨が降らないので地面の水分が少ない為か霜柱の高さがいまいちです。

明日からは3月上旬の暖かさになるようですが、朝と昼間の温度差が大きくなると体感的にもっと寒くなるような気もします。

日中の温度が高くなると梅の開花もどんどん進み香りも漂ってくると春を感じるようにもなってくると思います。


御幣(ごへい)の新調

2017年01月25日 | 神社知識・作法・歴史

昨年末頃ですが、ある御屋敷の稲荷社を遷座するという事で、御社に納められていた古い御幣をお預かりしていました。

御幣とは紙や金属で作られたお供え物・威儀物です。 年が明けてから新しい場所で改めてお祭りをされるというお話でしたので、本日御幣の新調に取り掛かりました。

本殿に置かれている威儀物としての御幣。金物でできた“金幣”と呼ばれるものです

御幣は元々布をお供えしていたのが形を変えたものと言われています。 御社にお納めしたものなのでおいそれとは取り出せないと仰る方も多くいらっしゃいますが、節目のお祭りの時には新しいものをお供えする、というのがやはり本来の形でしょう。

そう思い勇んで作り始めたものの、今回は資料にも見つけられない珍しい形の御幣で、寸法を測りつつ型紙から作る事になりました。

時代を感じる御幣。開くと裁断の複雑さが見えます

お供えする神様や流派によって様々な形があるのですが、再現するというのはなかなか難しいものです。

予想したより大きな御幣だったという事もあり、心残りではありますが、今日の作業は途中までとなりました。 気持ちを整え、明日には作り終えたいと思います。


節分祭の準備が始まりました。

2017年01月24日 | 神社祭事並びに行事予定

今朝の冷え込みも一段と厳しく日中の風もとても冷たく感じました。

1月も末に近づいて、節分祭の準備も徐々に始まりました。

神社の中は御祈祷の対応と節分祭の準備が同居して少しずつ慌ただしくなってきました。

氏子会では節分祭の御祈祷をされる方の名前を用紙に書き始め、御札の準備も始まりました。

当日の祈祷者祈祷者300名を超えるので準備が大変です。

この後氏子会と敬神婦人会の方々のご奉仕により豆詰めが行われ、境内にテント等を設営する予定です。

景品等も徐々に集まりだしており、今週末には一気に準備が加速していきそうです。


節分祭を前にして。。。

2017年01月23日 | 神社祭事

土日を終えた本日は、ゆったりと時間が過ぎているように思えます。今日は安産戌の日。午前中は安産祈願のご奉仕がございました。いよいよ来月3日は第35回節分祭を開催致します。

今年も氏子会、敬神婦人会、神輿保存会入谷睦、氏子青年会、地元消防団ならびに座間警察署の皆様のご協力を賜り、午後1時から午後3時まで約10回の豆まきを行います。参加自由でございますのでお時間がございましたらご来社下さい。

今週末より、本格的に節分の準備が始まります。今年も今現在320名を超える申し込みを頂いております。

節分祭も近づき、境内に目を向けますと、梅の花も多く咲き始めました。

まだ蕾を膨らませ今にも咲きそうな梅もあり、開花が楽しみです。春に向けて準備を始めている境内の木々の様子を是非ご覧になって下さい。


一時の雪

2017年01月20日 | 境内の様子

午前10時を迎える頃でしょうか、雨とは違うパラパラと乾いた音が落ち葉から聞こえ、雪が降り始めているのに気が付きました。

とは言えごく弱く、地面も殆ど濡らさないような儚い雪です。 今はもう降り止み、確かに寒くはありますが、心配したように道に降り積もるような事はなさそうに思えます。

何度かシャッターを切りましたが、残念ながら写真には写りませんでした

暦の上では今日がまさに“大寒(だいかん)”で、一年で最も厳しい寒さが到来するという時期です。 明るいうちはまだ大丈夫ですが、今日も日が暮れてから雨や雪になれば相当の寒さを覚悟しなくてはなりません。

思えば週頭の大寒波の際には、近隣でも車の扉が凍ったり、水道管が破損したりというお話を聞きました。 普段雪や氷に慣れていない分、用心を欠かさないよう心掛けたいと思います。


落ち葉も余り落ちていません。

2017年01月19日 | 境内の様子

朝の冷え込みは少し弱まりました。

しかし、空一面に雲が広がっていていつもよりやや暗い感じがします。

毎日境内を清掃していると霜柱の高さや木々の葉の色などで厳しい寒さを見ることが出来ます。

秋から年末にかけて沢山の落ち葉がありましたが、年明けになるとほんの少ししか落ちていません。

秋には境内を掃くのに神職全員で行っても半日から1日かかっていましたが、今は1時間半程で終わります。

境内は梅が咲き、木々が芽吹いて桜が咲く頃にはまた楠などの常緑樹からたくさんの葉が落ちてくるでしょう。


今年の厄年。

2017年01月18日 | 神社知識・作法・歴史

今日も日中は日差しがあり気温の割には暖かく感じました。

毎日御祈祷をされる方が多く来社されていますが、厄年も方も多く見受けられます。

今年の厄年

神社では厄年を数え歳で行っています。

数え年とは人が母親のお腹で生を授かった時から数えますので、赤ちゃんがお腹の中から出てきた時には1歳としています。

その後の数え方は新年を迎える毎に歳を数えることになります。

ですので、今の時点でまだ誕生日を迎えていなければ今の満年齢より2歳足す計算になります。

厄年はさまざまございます。

厄年の御祈願は節分までにされる方が良いと言われていますが、数え歳で行う場合は新年を迎えると歳をとる計算になるので少しでも早くされることをお勧めします。

 

 


今年の『まことの道』

2017年01月17日 | その他

年明けから今まで慌ただしくしてあまり目に留めていませんでしたが、今年も月替わりで『まことの道』を掲示致します。

昨年は明治天皇御製(ぎょせい、天皇のお詠みになった和歌の事)から一首ずつ書かれていましたが、今年は昭和天皇御製へ替わりました。

年初めの一首は上の写真の通り。

 “西ひがし むつみかはして栄ゆかむ 世をこそいのれ としのはじめに”

一月は家族親族が集まって睦み合う(友好を交わす)月である事から『睦月(むつき)』とも呼ばれています。 新しい年の初めに相応しい、明るく厳かな歌ですね。

このまことの道は社務所前に掲示していますので、ご参拝の時に気にしてみてはいかがでしょうか。

 


御正月も一区切り

2017年01月16日 | 境内の様子

昨日15日は“小正月”。 または“女正月”とも呼ばれ、御正月に忙しく働いた女性をねぎらう日とされています。

つまり御正月行事もこれで一区切り。 ちょうど土日明けという事もありますが、提灯類・看板類も概ね下げられる事になり、境内も常の風景に戻りつつあります。

提灯が全て外され、空が広く見えます

私達にとっては元旦から今日まであっという間でした

古札納所も片付けられ、今後は朝から夕方まで社務所で古札類をお預かりする形になります。

飾りつけこそ下げられましたが、当神社は曜日問わず開いております。 御祈祷や授与品についてなど、お気軽にお尋ね下さい。


明日はもう小正月。

2017年01月14日 | 境内の様子

忙しなくお正月を迎えて、明日は15日で小正月。

お正月気分もここまでです。又明日は日曜日で大安。

東海から関西方面では左義長神事等行われる予定ではあると思いますが、天候が荒れ気味。

各地で大雪が見込まれていて風も強いとの事。又、明日は大学受験の為のセンター試験も行われ受験生にとってはとても厳しい一日となりそうですね。

当社でも明日は月次祭。今日の内に各所の紙垂の交換などできる範囲で行います。

此の寒々しい時期でも華を添えてくれるものがあります。

境内の椿です。

八重のような椿です。

こちらは神輿庫裏の椿です。

赤い花は映えます。

日本海側は明日にかけて大雪となり、東海などの太平洋側でも大雪が見込まれています。

明日の冷え込みも数年来の冷え込みとなりそうで、座間でも午前7時の段階でマイナス4度になる見込みです。

道路の凍結などお気を付け下さい。