座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

九月の祭事予定

2012年08月31日 | 神社祭事並びに行事予定

本日で八月も終わり、明日より九月となりますが、まだまだ残暑が厳しい日々が続いております。九月の神社行事・祭事予定です。

9月1日 土曜日 

・8:30~月次祭

・9:30~相模原市南区南台 二宮神社例大祭

9月2日 日曜日

・9:30~相模原市南区上鶴間本町 鹿島神社例大祭

・10:00~16:00 七五三予約展示会 鈴鹿明神参集殿 (※写真・衣装・着付けの予約展示会となります。)

9月8日 土曜日 

・9:30~相模原市南区上鶴間本町 金山神社例大祭

・10:00~相模原市南区新戸 諏訪神社例大祭

・11:00~相模原市南区上鶴間本町 長嶋神社例大祭

9月9日 日曜日

・10:00~16:00 七五三予約展示会 鈴鹿明神参集殿 (※写真・衣装・着付けの予約展示会となります。)

・10:00~相模原市南区東林間 東林間神社例大祭

9月10日 月曜日

・安産戌の日

9月15日 土曜日

・8:30~月次祭

9月22日 土曜日

・安産戌の日

九月は兼務神社の例大祭が続いて参ります。また、七五三の予約展示会がございますので、皆様お気軽にご来社ください。また、9月23日(日)には、座間市長選挙、市議会議員の選挙がございます。選挙に関心を向けて、座間市民として1票を投じてみては如何でしょうか?


お参りの作法

2012年08月30日 | 神社知識・作法・歴史

今日も大変暑い一日となっております。週間天気予報を見ても当分雨は降らず、最高気温30℃付近になりそうです。農作物にとっても雨が欲しいところです。

乾燥した境内

今週末の土日から7社の兼務神社で例大祭が斎行されます。

さて、意外と知っているようで、知らない神社のお参りの作法について本日はお話しさせて頂きます。先ず、神社に入る前には、鳥居がございます。

神社の本殿から鳥居までの直線を正中(せいちゅう)といい、この直線は神様が通る道と言われております。ですので、この真ん中の道は避けて通ることとなります。

先ず、鳥居の前で一礼し、鳥居をくぐります。次に、手水舎(てみずしゃ)へ進みます。

手水舎

 ここで、身を清めてお参りとなります。作法と致しまして、

先ず、柄杓(ひしゃく)を右手で取り、左手を清めます。次に持ち替えて左手を清めます。次に右手に持ち替えて左手に水を汲み口の中を清めます。最後に、柄杓を立てて、柄の部分を洗い流します。

当社の手水舎に手水の作法が記してございますのでご覧ください。

手水を行ったら、本殿でのお参りとなります。本殿は迄の道のりは、心を落ち着かせるように、焦らずゆっくり進みましょう!

本殿には鈴がございます。鈴が先かおさい銭が先かとよく質問がありますが、諸説様々でございます。お参りすることが本義でございますので、どちらを先でも構いません。

 

図1

図2

図3

本殿に進みましたら、ニ礼ニ拍手一礼の作法にてのお参りとなります。ちなみに、拍手をするときですが、図2のように、両手を合わせたら、右手を少しずらし、ニ拍手し、元の位置に戻します。

少し、意識し、心を落ち着かせ参拝してみては如何でしょうか?


安産戌の日

2012年08月29日 | 御祈祷・授与品

本日は、安産戌の日と言うことで、安産祈願の御祈祷のご奉仕がございました。また、本日は当社の神輿保存会の会員夫婦が初宮詣にご来社下さいました!本日、安産祈願をお迎えになりました皆様のご健康とお腹の中の赤ちゃんのご成長をお祈り申し上げます。

安産祈願とは、懐妊5ヶ月目の戌の日に子宝に恵まれたことに感謝し、胎児の健全な発育を願うと共に、丈夫な赤ちゃんを安産できますよう御祈願致します。 

当社の御守と腹帯(岩田帯)

来月の戌の日は、9月10日月曜日9月22日土曜日が安産戌の日となっております。

さて、8月もあと僅か!新学期の始まりが近づいております。学生の皆様、宿題は終えましたでしょうか?残り僅かの夏休みを思う存分楽しんで下さい。


風神祭斎行される。

2012年08月28日 | 神社祭事

本日午後4時より風神祭が斎行されました。

毎年8月28日に斎行されていますが、この時期より稲が実を付けてたゆむ稲穂に、強い風が吹いたりして倒れたりしないようにというご祈願です。

宮司の祝詞奏上

浦安の舞


氏子会会長の玉串奉奠

台風14,15号が次々と沖縄や九州地方にやってきて、雨や強い風が吹きました。

九州の早いところでは新米が出回っており、お米の収穫が始まっているようです。

座間では、10月を過ぎたことからの収穫になるので、これからが一番大切な時期となります。

本州は太平洋高気圧に覆われていてまだまだ暑い日が続いていますが、そのせいで台風などがまだやって来るには時間がありそうです。 


のし袋の書き方

2012年08月27日 | 神社知識・作法・歴史

社頭においては色々なご質問を受けることがありますが、たびたび聞かれるのが「神社に持参するのし袋の表には何を書いたらいいのですか?」というご質問です。確かにのし袋は普段の生活では滅多に使わない物ですので、この場で幾つかご紹介をさせていただきます。

まずのし袋には御祝いで使用する「祝儀袋」、凶事・法事で使用する「不祝儀袋」の二種類があります。

『祝儀袋』・・・水引は紅白で、表に“のし鮑”(昔のお祝いの品)を表す絵・印が付いています。水引が結びきりのものは生涯一度を表すので結婚や自宅新築などの祝い事に、蝶結びのものは何度あっても良い出産やその他の祝い事に使用されます。

『不祝儀袋』・・・水引は白黒または白一色で結びきり。袋は白や緑の色が使われます。文字を書く際は墨に水を加えた薄墨で書きます。

次に表書きです。水引の下には自分の名前を書きますが、問題は内容を表す上の部分です。

『御初穂料』・・・神社でのみ用いられる言葉で、“お米の代わりのお供えとして”という意味です。祝儀・不祝儀どのような場合でも使用できます。

『玉串料』・・・同じく神社独特の言葉で、祝儀・不祝儀どちらでも使用できます。玉串とは榊の枝に紙垂(しで)をつけたもので、これもお供え物の一つです。

『○○祝』『御祝』・・・祝儀の言葉ですが神社内ではあまり用いられず、人同士の御祝いで使用されます。

『御霊前』・・・不祝儀の言葉で、神道・仏教・キリスト教などどの場合でも使用できます。

『御仏前』『御花代』・・・不祝儀の言葉でそれぞれ仏教・キリスト教に使用します。

 

勿論一番大事なのは形ではなく真心ですが、それぞれ昔の人が自分の真心を表すために考えた言葉です。お使いになる際は思い出してみてはいかがでしょうか。


葉山島金山神社御祭礼奉仕

2012年08月26日 | その他

当社の兼務社ではないのですが、本日は相模原市の葉山島に御鎮座されます金山神社の御祭礼をご奉仕させていただきました。

長らく地元の方々でお守りされてきた神社ですが、先年道路計画地に関わって遷座となり、遷座祭以降祭典のご奉仕を行っております。地元の方には「金山権現神社」「権現さま」と呼ばれているようです。

また今回は由緒を記した記念碑も建立され、併せてご奉告を致しました。この御祭礼が改めて地元の方々の紐帯となり、伝統が引き継がれてゆきますことを心よりご祈念申し上げております。


新戸日枝神社例大祭

2012年08月25日 | 兼務神社

本日、相模原市南区新戸に鎮座致します、日枝神社例大祭が斎行されました。この新戸地区には、白山姫神社・諏訪神社・日枝神社と3社ございまして、この地区の鎮守様として、氏子また自治会の皆様にご協力を頂き、白山姫神社は4月、日枝神社は8月、諏訪神社は9月と毎年執り行われています。

祭典終了後、境内末社「第六天神社」の例祭を斎行し、その後、子供神輿のお祓い後、地域を巡幸し、午後4時頃宮入となります。今日も暑い日が続きますが、子供会の皆様頑張って下さい!

これから、兼務神社の例大祭が続きます。今後の日程を記しますので、皆様のご来社お待ち致しております。

8月25日(土)  9:00~  相模原市南区新戸 日枝神社
9月  1日(土)  9:00~  相模原市南区南台 二宮神社
9月  2日(日)  9:30~  相模原市南区上鶴間本町 鹿島神社
9月  8日(土)  9:30~  相模原市南区上鶴間本町 金山神社
9月  8日(土)10:00~  相模原市南区新戸 諏訪神社
9月  8日(土)11:00~  相模原市南区上鶴間本町 長嶋神社
9月  9日(日)10:00~  相模原市南区東林間 東林間神社 


本日の境内

2012年08月24日 | 境内の様子

昨日は、処暑(二十四節気の一つで、残暑の厳しさもこの日を境にして暑さもおさまるとされている日。)を迎えましたがまだまだ暑い日が続きそうです。

当社の境内も太陽の恵みを受けて暑くなっておりますが、木陰に行きますと涼しい風とともにぐっと気温も下がったような気になります。

暑さにも負けず亀が甲羅干し

この境内には、各所に榊(さかき)の木が植樹されております。この榊は皆様もご存じの通り、神様に捧げる木として祭事には欠かせないものです。当社の祭事におきましては、この境内に植えられている榊を使用します。

榊の木

この榊に、紙垂(しで)を付けると、神前にお供えする玉串となります。全ての祭事には、玉串奉奠(たまぐしほうてん)がございます。この玉串の語義の由来は様々有り、神霊の依代、手向け串(たむけぐし)や玉などを付けたから玉串など語義は様々でございますが、日本書紀や古事記にも登場し、神事には欠かせない物となっております。

なかなか、日本書紀、古事記を読む機会がないかもしれませんが、今では、現代文にて訳されたものもございます。ご一読頂ければ、日本の始まりや神々のことが分かりますよ!

お暑い日がまだまだ続きますのでお身体ご自愛下さい。


地鎮祭について

2012年08月22日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は大安吉日と言うことで、地鎮祭のご奉仕がございました。本日は地鎮祭についてお話しさせて頂きます。

地鎮祭は、「とこしずめのまつり」ともいい、土木、建築工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
 
 
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事開始の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。神主とお施主様にお手伝いを頂いてお祓いします。
      ・神主 大麻(おおぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 お米・お塩・切麻(きりぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 御神酒にてお祓い
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
左から鍬(お施主さん)、鋤(施工業者)、鎌(設計会社)
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
 
地鎮祭後は、上棟祭(柱が立ち、棟木をあげる際に行われるお祭り)、竣工祭・入居清祓い(建物が完成し、入居するにあたり行うお祭り)と進みますが、現在は行うお施主さんも少なくなっております。
 
地鎮祭でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』をお招きし地鎮祭を行います。
 
上棟式でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』、建物の神様である、屋船久久遅命『やふねくくのちのみこと』、屋船豊宇気姫命『やふねとようけひめのみこと』、匠の神様、手置帆負命『たおきほおいのみこと』、彦狭知命『ひこさしりのみこと』をお招きしてお祭りを行います。
 
棟上幣

残暑が厳しいですね!

2012年08月21日 | その他

今日も朝から強い陽差しが降り注いでいて、境内も乾ききっています。

落ち葉を掃くときでも土ぼこりがたってしまうほどです。

立秋を過ぎてもうすぐ処暑。熱帯夜の夜が続いていますが、出来れば朝晩はもう少し涼しくなってもらいたいです。

雲一つない青い空

参道の木々が木陰をつくってくれて少し暑さも和らぎます。

 

 神池の亀も日向ぼっこに余念がありません

龍神の頭に乗って気持ちよさそうです。

西日本や東北、関東の山沿いでは夕立やにわか雨などがあるようですが、関東の平野部では雨はなさそうです。

兼務神社の例祭も今週の土曜日から9月にかけて斎行されます。

御神輿の渡御も行われるので雨が降ると大変なのですが、しかしお湿りが欲しい今日この頃です。


座間のひまわりまつり

2012年08月20日 | 境内の様子

ご存じの方も多いと思いますが、ひまわりは座間市の花、「市花」です。

ひまわりの種などはお菓子・お酒の材料として、一年を通して市の特産品になっていますが、真夏日の続く8月、ちょうど今の時期はひまわりの花の咲き誇る時期でもあります。社務の移動中、相模川のほとりでひまわりまつりが開催されているのを見つけました。

ひまわりはキク科の花で、「向日葵」「日向かい草」「日輪草」と種々の呼び方があります。花が太陽の方を向く、というのは迷信ですが、その大輪の花はどうしても太陽に似ているとしか言えません。2、3メートルほどに伸びるので、近づくと圧倒されるような佇まいです。

このひまわりまつりは17日~22日の開催のようです。

強い陽差しの中多くの花が咲いています。

座間のひまわりまつりは、7月後半の開催の栗原会場と今回ご案内させていただいた座間会場の2カ所で行われているようですが、

栗原会場はすでに終わっていて、今開催されている座間会場は調度見頃を迎えています。

座間会場は広範囲で、道路を挟んで何カ所かに分かれています。

会場全体を見渡せる展望所や座間物産品販売所などもあり、日中かなり陽差しがある中でも多くの来場者がありました。

バスなど公共交通機関をご利用の方も多い見受けられました。最寄りのバス停は座間西中学校前のようです。

見た感じ駐輪場や駐車場もありましたが、どの程度駐車出来るのかや料金の有無など詳しい事は座間市観光協会にお問い合わせ下さい。

 


自治会盆踊り大会

2012年08月18日 | その他

本日は、毎年恒例の鈴鹿長宿連合自治会主催の盆踊り大会が19:00から当社の境内にて行われます。

早朝より自治会の皆様が、やぐら、テントの組み立てを行いました。その後大雨に見舞われましたが、やっと晴れ間が見え始めました!お盆は過ぎてしまいましたが、お盆近くの土曜日に毎年開催しているため、本日となったようです。

この盆踊りは、お盆の期間に行われる踊りを総称していいます。今日ではやぐらの回りを輪になって踊る形式を盆踊りと言う傾向が多いようですが、本来は祖霊や近年亡くなった人の霊の供養、神々の祭儀の一つでした。

今日は、地元の子供たちも多く参加し、抽選大会など多くの催しが行われることとなっております。本日は、神社としてでなく、地元消防団として参加致します!


御神田の様子

2012年08月17日 | 神社祭事

本日は大安戌の日で安産祈願を始めお宮参り、地鎮祭のご奉仕がございました。8月も半ばとなり、御神田の様子を見て参りました。

当社の御神田はJR相模線の北側に位置する場所にございます。相模川からの水を引き入れております。

相模川からの恵み

ご覧通り順調に育っております。8月28日には恒例祭典「風神祭」が16時より斎行されます。このお祭りは、これから発生する台風の被害から農作物を守って頂くために毎年執り行われております。

この稲から、注連縄を作り、神社へ奉納して頂く「鈴鹿明神社注連縄奉納同志会」の皆様が管理して頂いております。毎年これからの時期、成長が気になりますが、大神様のご加護を頂きまして、すくすくと成長するようご祈念致します。


送り火

2012年08月16日 | 神社知識・作法・歴史

今日は、お盆の「送り火」の日です。

13日の迎え火で家にお呼びしたご先祖様を、今度は元の世界へお送りします。作法は迎え火と同じで、家の玄関外にて火を焚き、ご先祖様を見送るとともに感謝の気持ちを捧げます。同様にキュウリとナスで馬と牛を作ることもあります。家にお呼びする時は馬(キュウリ)に乗って早く来るように、お送りする時は牛(ナス)に乗ってゆっくり帰っていけるように、との願いが込められているといいます。

またこの送り火の前夜、15日の夜にご先祖様と一緒に輪を組んで踊る、これが盆踊りのはじまりといわれています。今は曜日をずらして地域の行事となっているところもあるようですが、昨日近くで盆踊りがあったという方も多いのではないでしょうか。

この鈴鹿明神社のある辺りは古い町並みが残っているところでもありますので、この時期よく見ると各所に迎え火・送り火を焚いた跡をみつけることが出来ます。風物詩、というのは人の心を落ち着けるなにかがあるようです。皆様はどのようなお盆をお過ごしになりましたか?

家での迎え火・送り火

有名な京都「五山の送り火」 これもお盆の送り火です

 


67回目の終戦記念日を迎えました。

2012年08月15日 | その他

今日は、67回目の終戦記念日です。

戦争では多くの国の大勢の人が犠牲になりました。日本を、又家族を護ろうとした日本人を始め戦争で犠牲になった方々に哀悼の意を捧げる日です。

当社でも鎮魂の意味を込めて境内の鐘を、広島と長崎の原爆の日とともに終戦記念日の正午に撞いています。

鎮魂は亡くなられた全ての魂を慰め鎮める事

戦争を考える事も大切ですが、命の尊さを考える日でもあります。戦争は国と国だけではありません。民族と民族、地域と地域、人と人争いがあれば其れは戦争と同じ事。

いじめやセクハラも同じです。戦う相手は決して対等の立場ではない方が多いのです。大きな国と国の戦争を考える前に、自分の周りにいる人々に対して力ずくで押さえようとしていないだろうか、人の話を無視していないだろうか、無理矢理自分の意見を押し通そうとしていないだろうか、まず自分が奢っていないか考えてみるといいかもしれません。

親やお年寄りを敬うこと、人を思いやること、お年寄りや親が子供の手本となること。忘れていませんか?お盆の期間、家に先祖の神々がいらっしゃる時こそ家族で考えてみて下さい。