座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

ソメイヨシノも咲き始めました。

2017年03月31日 | 境内の様子

今日は午後から雨模様。

社殿前の枝垂れ桜も徐々に咲き始めています。

参集殿前のソメイヨシノも花を開き始めました。

例年は日当たりの良いソメイヨシノから桜は咲き始めるのですが、今年は枝垂桜の方が先に咲きました。

満開は来週末位でしょうか。

参道の桜も境内の山桜も未だ咲く気配すらありません。

今日明日は寒いようですが、明後日以降は20度前後まで気温が上がるようで開花も一気に進みそうです。

明日からは4月。

来月は春らしい暖かい日が続くのでしょうか。


三分咲き

2017年03月29日 | 境内の様子

天候にも恵まれ穏やかな一日となりました。境内本殿脇の枝垂れ桜徐々に花を咲かせております。現在三分咲き位でしょうか?

今週末、来週末と神前結婚式のご奉仕があり、その頃には鮮やかな枝垂れ桜が見られるのではないかと思います。

神社境内は四季折々の顔があります。春は桜、6月頃は新緑、秋は鮮やかな紅葉や銀杏など祭事は変わることは在りませんが、境内の表情は常に様々な一面を見せてくれます。お近くにお立ちよりの際は、お参りしながら今でしか味わえない境内の様子をご覧ください。


百日紅に竹柵

2017年03月28日 | 境内の様子

本日、境内神楽殿隣に植えられている百日紅(さるすべり)に竹を使った柵を取り付けていただきました。

樹齢300年を超えるとみられる大木で、百日紅だと話すと驚かれるくらいの威容がありましたが、竹柵が加わってさらに趣を増したようです。

午後思いがけず通り雨が降る場面もありましたが、夕方には無事に完成させていただきました。本日は誠にありがとうございます!

花を咲かせるのは毎年夏。去年と同様に、例大祭で美しい花が見られるのを楽しみにしております。


神前結婚式のご奉仕

2017年03月27日 | 神前結婚式

本日11時半より、この鈴鹿明神社本殿において神前結婚式が斎行されました。

結婚式はご家族にとってこの上ない重儀でありますので、殿内でお祓いを受ける、また結婚を奉告する祝詞を奏上する事に加えて『浦安の舞奉納』『三々九度の誓いの盃(誓盃の儀)』『指輪交換』『新郎新婦による誓いの言葉(誓詞)の奏上』が行われます。

宮司祝詞奏上

浦安の舞奉納

誓盃の儀

正に“花冷え”というのでしょうか、冷たい雨が止みきらない中での祭典となりましたが、参集殿と屋内の回廊を使用して濡れることなく執り行う事ができました。

今回はご家族のみご参列の挙式で後日披露宴を開かれるとの事でしたが、早朝からのご準備となり誠にご苦労様でございました。

お二人の末永いお幸せを心よりお祈り申し上げております!


大麻、玉串の準備

2017年03月26日 | その他

今日は朝から冷たい雨が降っていて、冬に戻ったような感があります。

明日は、朝から地鎮祭やお店開店の奉告祭などがあり、又昼頃には結婚式も予定されていて平日ながら忙しい一日となりそうです。

その準備として大麻と玉串を準備しています。

葉の一枚一枚を拭き紙垂を付けてゆきます。

雨に濡れて汚れが取れやすくなっています。

まだ春先なので新芽が出てないため長持ちします。

天気の移り変わりが周期的になって季節は春になっているのですが、今日の気温をみるととてもそうは思えません。

箱根は雪になっているようで、明日境内から見える丹沢山系は雪景色になっているかも知れません。

気温の変化も大きくなっているので風邪などひかれないようお身体ご自愛下さい。


浦安の舞の練習

2017年03月24日 | 神社知識・作法・歴史

ここ数日、巫女により集中的に“浦安の舞”の練習が行われています。

当神社では例大祭を始めとした年間祭事、また神前結婚式の際に御神前にて浦安の舞が奉納される事になっています。 “天地(あめつち)の神にぞ祈る 朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を”という歌詞にあるように平和を祈る神楽で、歴史は浅いものの全国の多くの神社で行われている舞でもあります。


以前、祭式研修の際に講師先生から“神社の行事作法は海外などの他宗教と比べても劣らぬほど丁重な形があるが、歌舞を奉納することにかけてはまだまだだ”というご意見をお聞きしました。 確かに毎年毎回舞手を確保するのは大変な事で、全ての神社で奉納されるようになるにはまだ時間がかかりそうです。

しかしどんなお祭りも基本的には“神様に感謝を捧げる、喜んでいただく”ためのものですので、こうした舞や音楽の奉納は食物のお供えと並んで非常に大切な要素でもあります。

今回は8月1日の例大祭を見据えての練習となりましたが、絶やさず舞を受け継いでいけるよう努めて参りたいと思います。


枝垂桜開花しました。

2017年03月23日 | 境内の様子

今日はうす曇り。気温はそれ程低くないので寒くはありませんね。

火曜日の雨の日以外は暖かい日が続いたせいか二日前に東京ではソメイヨシノの開花が発表されました。

当社のソメイヨシノはまだまだ堅い蕾のまま。開花はもっと先のような気がします。

しかし、一足早く社殿前にある枝垂桜が開花しました。

まだまだ一部ではありますが蕾が大きく膨らんでいます。

日当たりの良い場所にある事も幸いしていち早くその可愛らしい花を見せてくれました。

全ての蕾が膨らん木全体が濃いピンク色に包まれるのは来週末位でしょうか。

もう少しで卒業シーズンも終わりを迎え、新入学などの門出を迎える頃には境内の全ての枝垂桜が咲くように。

当社も今月末から来月上旬にかけて週末は結婚式が続けて入っているので記念撮影をされるのには良いかと思われます。


御社殿の歴史

2017年03月22日 | 神社知識・作法・歴史

社頭へ出ていると、やはり神社の歴史について聞かれる事がままあります。

この鈴鹿明神社の創建は欽明天皇の御代(約1500年前)と伝わっていますが、現在の御社殿は新しいもので、平成5年4月“平成の大造営”事業により建てられたものです。

神社は当然木造ですので長い年月を経ているほど火災や台風などの災害に晒されやすくなります。 そのため度々直しが必要になり、当神社でも戦国時代頃からの修理の記録が残ってはいるのですが、写真の無い昔にどのような御姿であったのかは定かではありません。

先代の御社殿。昭和58年の七五三詣記録写真より

現在の姿

今の御社殿は桧の木造で屋根は銅板葺き、様式は『権現造(ごんげんづくり)』となっています。

権現造とは平安時代からある様式ですが、日光などの“東照宮(東照大権現)”に用いられた事からそう呼ばれるようになりました。 一つの大きな建物に見えますが、内部が『本殿(神様の座所)』と『拝殿(参拝者が礼拝する場所)』を『石の間』で繋いだ三部に分かれているのが特徴です。 ※ただし当神社では石の間は石畳ではなく、板の間で神饌を供したり祝詞を奏上する『幣殿』としています

神社特有の“千木” “鰹木”という屋根飾りは手前からは見えませんが、注意してみると一番奥の本殿の屋根に飾られているのを見る事が出来ます。

御社殿の作りというのは御祭神や歴史によって本当に様々です。 ここだけでなく、神社にお立ち寄りの際はその造りも気にしてみては如何でしょうか。


雨のお彼岸

2017年03月21日 | 

三連休の内はとても穏やかだった空が今日は朝から雨模様となり、寒の戻りというものでしょうか、冷たい一日になりました。

人通りもいつもより少なく感じますが、それは今がお彼岸の期間という事もあるのかもしれません。

『彼岸』とは“悟りを開いた(川の向こう側のような)境地”を意味する仏教の言葉で、春分・秋分の日を中心にしたそれぞれ七日間を指します。

お寺では春分・秋分の日は御先祖様に感謝を捧げる日、前後の六日間は“六波羅蜜”という六つの徳目を修める日とされているようです。

神道に於いても春季・秋季皇霊祭が宮中で行われる日ですが、これは元々仏教伝来以前からこの日に先祖を祀る習いがあったためと言われています。

 

ようやく春の暖かさが感じられる頃になり、良い天気に恵まれるとつい遊びに出てしまいたくなりますが、今日の様に静かに過ごせる日も中には必要ですね。

もうすぐお彼岸も明けますが、皆様はどうお過ごしになられましたか?


勧学祭(かんがくさい)・ランドセルお祓い式のお知らせ

2017年03月20日 | 御祈祷・授与品

もう間もなくで3月となり、卒業、卒園式を終えられた方も多いかと存じます。また、来年度から新一年生、また、幼稚園となりランドセル、通園バックを購入され小学校、幼稚園に通う準備も万端の方も多くいらっしゃるでしょう。

当社では参拝者からの御依頼があり、新一年生、新幼稚園生の勧学祭(かんがくさい)・ランドセルお祓い式を行っております。

人生の節目である小学生、幼稚園への進学。大神様に小学生、幼稚園に進学するご奉告と6年間、幼稚園での生活が無事に楽しく小学校生活が過ごせます様お祈りし、ランドセルをお祓い致します。御予約等は要りませんので9時~16時半までに神社へ直接ご来社下さい。

【対     象】 平成29年4月に小学校・幼稚園へご入学されるお子様

【当日の準備】 ランドセルを背負ってお越し下さい。

【初   穂   料】 お子様一人につき3000円お納め下さい。

【授   与   品】 御守と小学生低学年用鉛筆等(神社の名前入り)

この時期の境内の様子もお楽しみください


当社神輿保存会入谷睦総会開催

2017年03月19日 | その他

本日午後2時より当社神輿保存会入谷睦の総会が参集殿にて開催されました。

先ず本殿にて活動始奉告並びに安全祈願祭を執り行い、続いて参集殿にて総会・懇親会という流れになりました。

入谷睦の皆様は8月1日の当神社の例大祭はもとより、友好団体・地域のお祭りにも助勢として出向くなど、幅広い活動をされています。

終日穏やかな天気に恵まれ、全て滞りなく終了したようです。

今年度もお世話になります。 宜しくお願い致します!


お彼岸

2017年03月18日 | 境内の様子

今日はあまり風もなく日差しが暖かく感じられ過ごしやすい日和です。

昨日からお彼岸に入っていてこの三連休にはお墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。

春分の日に皇居で行われる皇霊殿皇霊祭にあわせて遥拝式を全国の各神社で執り行います。

皇霊殿とは歴代の天皇と皇族の御霊(みたま)をお祀りするところで、御霊安らなることを願って一年で春分の日に春季を秋分の日に秋季をそれぞれ斎行致します。

また、3月下旬になって来ると徐々に各地で桜開花の便りが出始めます。

先週までは小さく固い蕾でしたが。

境内の枝垂桜も蕾が少し膨らんで蕾の先っぽがピンク色に見えるようにまでなって来ました。

明日明後日と気温も高く暖かくなるので一気に蕾も大きく成長するのではないでしょうか。

火曜日から少し寒くなるようですが、来週末には開花の時期を迎えそうです。 


平成29年 座間市慰霊祭 斎行

2017年03月17日 | 神社祭事

本日午前十時より、境内の忠魂碑前を斎場として“座間市戦没者慰霊祭”が斎行されました。

毎年座間市遺族会が主催し、市内三神社の神職の奉仕で執り行われるお祭りです。 市長をはじめ御来賓の皆様、また遺族会会員の皆様にご参列いただき今年も無事祭典が終了致しました。

昨日今日と市職員の方のご奉仕もあり準備が整いました

開式の後、黙祷

修祓。まずお供え物と参列者の皆様をお祓いします

慰霊祭祭詞の奏上

玉串奉奠

遺族会会長をはじめ御来賓による玉串奉奠

そして黙祷、電報の披露で慰霊祭はお納めとなりました

慰霊祭後、遺族会会員での玉串拝礼

慰霊祭後は小休憩を挟んで引き続き追悼式が行われました。 長時間の参列になりましたが今日は明るい日差しもあり、昨年の雨下の祭典に比べると恵まれた空の下でご奉仕ができました。

お忙しい中でのご参集、皆様誠にご苦労様でございました。 御霊のご安寧と遺族会並びに御関係の皆様方のご健勝を祈念申し上げております。


狭間の季節

2017年03月16日 | 境内の様子

梅は散り桜はまだ開かず、春になったようなならないような今は狭間の時期が続いています。

今日も午後からは日差しが陰り、冷たい風を感じます。 しかし冬の景色ともまた違い、所々に季節の歩みを見せてもいます。

桜のソメイヨシノ。枝先に蕾が膨らんでいるのが分かります

アジサイの木。花は初夏ですが先頃葉を出し始めました

明日は境内で座間市慰霊祭が斎行される予定です。

昨年は弱いながら雨が降って大変寒かった記憶があります。 今のところ予報では良い天気ですが、あす滞りなく祭事が行えるよう祈っています。

明日午前10時から忠魂碑前にて斎行予定です


3月15日月次祭斎行

2017年03月15日 | 神社祭事

本日7:00より、本殿にて月次祭を斎行しました。

月次祭は毎月1日と15日に行われるお祭りで、日頃の感謝を申し上げるものです。

“月並(つきなみ)”という言葉は“変わり映えのしない”のようなあまり良くない意味で使われていますが、神社に於いては立派にしたりそうでなかったりと人の気紛れでお祭りを変える事こそ失礼に当たりますので、決まった日にきちんとお祭りを行う事が最も大切です。

また本日は参列の方をお迎えしてのお祭りになりました。

この月次祭は当日7:00に神社本殿までお越しいただければどなたでもご参列いただけます。 もしご不明な点がありましたらお気軽に社務所までお尋ねください。