本日は雨の降りしきる中大安ともあって、昇殿参拝を始め地鎮祭、邸内社廃祀昇神祭のご奉仕がございました。
お正月から2ヶ月半が過ぎ、神社の落ち着きを取り戻し始めております。お正月に参拝者の皆様からの様々な質問がございました。神棚・御札についての問い合わせをQ&Aでお答え致します。
Q:神棚がありませんが御札をお祀りしてよいのでしょうか?
A:神棚がない場合はタンスや本棚など目線より高い位置で敷物を敷いてお祀りして下さい。神棚がない方は当社で作成致しました御札立てを無料でお渡ししております。
無料頒布の御札立て手前に天照皇大神宮・次に鈴鹿明神社の御札
Q:御札の薄紙ははがした方が良いのですか?
A:薄紙は包装紙ですからはがしても大丈夫ですが、尊い御札ですからはがさず着けたままでも構いません。
Q:御札の祀る向きはありますか?
A:御札は、東又は南に向くように、目線より高めの位置にお祀りします。神棚に祀る場合、宮型の大きな場合(御扉が3つの場合)は中央に神宮大麻(伊勢の神宮)の神札、向かって右側は、今住まいのある土地の氏神様(鈴鹿明神社)の神札、向かって左側は崇敬神社の神札をお祀りします。宮型が小さな場合(御扉が1つの場合)は一番手前に神宮大麻、その次に氏神神社(鈴鹿明神社)の神札、その後に崇敬神社の神札をお祀りします。神棚が無い場合は、同様に横に並べでお祀りするか、重ねてお祀りします。
Q:不幸があった場合はどうすればよいですか?
A:一般的には50日祭(仏式では49日)が終わるまでは神棚のおまつりは遠慮します。
Q:神棚にいろいろな神社の御札をお祀りして大丈夫ですか?
A:神道は多神教で多くの神様が協力し合って日本国土、我々を守ってくださっておりますので大丈夫です。 ケンカする事はありません。
まだまだ多くの質問がございますが多かった質問をQ&Aで報告させて頂きました。
質問ではございませんが、御札を神社に納めるときに「どこに捨てたらよいですか?」と仰られる方が多かったような気がします。御札は納めるという言い方が正しいので感謝の気持ちを持って納めて戴くように心掛けてみて下さい。
日本の神様に御守りを戴いて皆様が一年無事に過ごせます様心よりお祈り致します。