座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

夏越大祓式ご案内郵送

2021年05月31日 | その他

早くも、明日から6月に入り今日は月次祭の準備をしております。

また、6月に入るという事で、6月30日に斎行される夏越大祓式のご案内の郵送も行いました。

この夏越大祓式では、半年間知らず知らずのうちに犯し身に付いた罪穢を人形に託して、それをお祓いをし清らかな姿に立ち返ると共に、これからの夏を健やかにお過ごしになられますことをご祈念申し上げます。

この人形・車型を同封しております

・人形は御家族一人一人の名前生年月日を記入し、その人形で体をなで息を吹きかけて下さい。

・車形は車のナンバー所有者の氏名を記入して下さい

また、こちらの案内の方は、御祈祷の受付の際に

上記の受付用紙の赤枠のところ、『夏越・年越大祓式の案内を希望するかた』にご記入を頂いた方にご案内を郵送しております。

明日より、9時~17時本殿前にも同様のご案内をお出ししますので、ご興味のある方は是非お持ちください。

最後に今年の夏越大祓式は感染状況を鑑み、皆様よりお預かりした人形・車形を以て、神職のみでご奉仕をさせて頂く事に致しました。

ご参列はお控えを頂いておりますのでご理解とご協力の程、何卒宜しくお願い致します。


歯固めの石

2021年05月30日 | 神社知識・作法・歴史

当社ではお宮参りの御祈祷をされた方にお食い初めの授与品と共に歯固めの石も一緒にお渡し致しております。

お食い初めはお子様が生まれて100日から120日の間に行うお祝いの行事です。

初宮詣で授与される歯固めの石

歯固めの石は赤ちゃんの丈夫な歯が生えるよう乳歯が生え始めるこの時期を選んで行います。

石に箸をつけてその箸を赤ちゃんの歯茎に付けたり、石を食べるようなしぐさをさせたりと様々なやり方があるそうです。

但し、赤ちゃんの誤飲を防ぐ為、どの方法も直接赤ちゃんの口には石を当てる事はしません。 あくまでも形のみの儀式です。

お食い初めの御膳の内容にはこだわらず、お子様の成長と共にこういった儀式を楽しみながら行っていただければと思います。


梅のお供え

2021年05月29日 | その他

昨日より梅の収穫を行っております。

この採れた梅を良い物を厳選し一粒づつ磨き、朝一番の日供祭に間に合うよう準備を行い、感謝の気持ちを込め神様にお供えを致しました。

゛梅雨゛という言葉には『梅』が入っておりますが、これには諸説あるそうです。

この梅雨時期は雨が多くカビがよく繁殖する事から、『黴雨』(ばいう)と呼ばれていたが黴(かび)がはいると語源も悪いので、同じ音(ばい)である『梅』がこの時期にも合っているので『梅雨』となった説。

梅が熟す季節の雨で、『梅雨』となった説。

今回初めて知ったのが、気象庁の梅雨入りの宣言の基準は設けられておらず、平年の梅雨入り前後に晴が続いた後、週間天気予報で曇りや雨が続く事が予想された時に、梅雨入りの発表がされるそうです。
ですので、予報が外れた際は後日発表の訂正が行われているそうです。

来週あたりから傘マークが続けてつき始めておりますので、梅雨入りももうすぐかもしれません。


梅の収穫

2021年05月28日 | 境内の様子

今日は天気が回復したので一日かけて境内にある梅の収穫作業をしています。

境内清掃の後、午前中はご祈祷などで人手が足りないためビニールシートを敷いて竹で叩いて落として収穫しました。

ビニールシート以外にも落ちてしまいましたが、なんとか収穫できました。

午後には手摘みに変えて行いました。

すべての梅を収穫するのは今日だけでは無理なので、この後も日を選んで行う予定です。

毎年収穫が終わる頃には境内の桜などに毛虫が発生するので消毒を行っています。

梅の収穫が終わる頃には関東地方も梅雨入りとなりそうです。


大雨

2021年05月27日 | 境内の様子

今日は朝から雨模様。午前10時頃には雨脚が強くなってきました。

気温も20度位と昨日と比べて少し肌寒く感じるとのこと。過ごしやすい一日となりそうです。

梅雨前線の北上と低気圧の通過で関東地方は午後を中心に大雨になるようです。

雨のせいか梅もどんどん落ちてきています。

この後はまた晴れの天気が続くようで気温も高くなるようです。

5月中に梅雨入りするかと思われましたが、関東地方は例年通り6月に入ってからの梅雨入りとなる予報です。


皆既月食

2021年05月26日 | その他

5月26日の夜は全国的に、皆既月食が見られるそうです。

昔は、月食や日食は『凶兆』とされ疫病や天変地異等から逃れる為に、太陽や月を弔い祈りを捧げる慣習や信仰が各地に残っており、各地に日食の供養塔や月の供養塔があります。

記紀神話での゛天の岩戸隠れ゛の神話では太陽の神様である天照大御神が弟である須佐之男命の暴挙をみて、岩戸に引きこもられ、世界が真っ暗になってしまったお話があります。

これは皆既日食を神話にしたものとも言われております。

今のところ雲が出ているので、綺麗にはっきり見えるかといったところでしょうか?

一日も早くこの事態が収束する事を願い、今夜は月に手を合わせてみたいと思います。


境内各所の清掃

2021年05月25日 | 境内の様子

今日は大安吉日の上に快晴、ではありますがやはり人出は土曜日曜が勝ります。

まだ蚊の多くない今ならば晴天の日は境内清掃の好適日でもあります。午後は職員が揃って社務所にいたという事もあり、境内各所の清掃を行いました。

参道石畳には高圧洗浄機

参道脇の林の中も意外と雑草が茂っているものです

手水舎の石の汚れは刃物めいた道具で削り取ります

先週雨が続いていましたが、すぐに梅雨入りとはならず今週は晴れが続くようですね。

境内の清掃はとても一日で終わるものではありません。継続は力なりの言葉のように、例祭に向けて徐々に境内整備に力を入れて行きたいと思います。


太鼓橋修繕工事終了

2021年05月24日 | 境内の様子

今日も朝から晴れていて風もなく良い日和となっています。

今月13日から行われてきた太鼓橋の修繕工事が今日の午前に終了しました。

先週は愚図ついた日が続き、なかなか計画通りには進みませんでした。

土曜日に欄干の二度塗りを行い、本日擬宝珠などの金具を付けて終わりました。

工事を行う際には太鼓橋の道幅を狭くしておりましたのでご参拝の方には大変ご不便をお掛けしましたが、午前11時前には通常通りとなりました。

ご理解ご協力ありがとうございました。


参道養生完了

2021年05月23日 | 境内の様子

しばらく続いた雨があがり、今日は久々に汗ばむ程の晴天に恵まれました。

雨で作業が一度中断されていた、参道の汚れ防止の養生を行いました。

丁度この養生をした範囲には、桜の実が落ち参道石畳に紫色の汁がつけます。

まだまだピークはこれからとなりそうですが、取り敢えず今年はこの養生で様子を見たいと思います。
昨年はブルーシート、今年は養生シートを使用して行いました。皆様のお参りに支障が出ないよう、今後もより良い物がありましたら改善に改善を重ねてまいります。

シートの上をお通り頂いて結構です。ご不便をお掛け致しますが、ご理解の程宜しくお願い致します。


当社第2駐車場の整備

2021年05月22日 | 境内の様子

今朝まで降っていた雨は上がり強い風も収まり曇りではありますが穏やかな日となっており、明日からは久しぶりの晴天となるようです。

湿気はありますが晴れていないためそれ程気温は高くないので、空いた時間を使って第2駐車場の草むしりを行いました。

通常の駐車場は神社境内内にありますが、神社と道を挟んで反対側にも駐車場があります。

ちょっと手を入れないと直ぐに草や笹竹などが伸びてきてしまいます。

8月1日の例大祭の神輿巡行では神社神輿の禊所としても使われます。

昨年に参道工事と共にこの第2駐車場も砂利を入れ、縄を張って改装工事を行っています。

ご参拝の方が気持ちよくお使い頂く為に梅雨前に一度整備をし、改めて例大祭前にも行っています。


小満

2021年05月21日 | 

今日までの一週間、雨が降ったり止んだりと落ち着かない空模様です。

洗濯物が乾かなくて困りますね。

さて、暦のうえでは『立夏』が過ぎ今日から『小満』に入りました。
この『小満』は万物が成長、実をつけ始め、陽気盛んとなり満つるという意味があるそうです。

小満の季語に『麦秋』があります。

何故この時期に秋?と思う方がほとんどだと思います。私もその一人でした。

調べてみると、、、

麦は冬に種を蒔いて年を越し、この頃から収穫が始まります。

初夏なのに『秋』がつくのは、稲の収穫に秋になぞらえているからだそうです。

日本人にとって麦は生活の重要な役割を担っていたので、麦秋以外にも麦に関する様々な季語があります。

『麦蒔』は麦の種蒔きとして冬の季語、『麦踏』は若葉が麦が強く育つように芽や根を踏む春の季語、、、等麦に関する季語は様々ございます。

まだ、神奈川県は梅雨入りはしておりませんが、梅雨入りするのももう時期かもしれません。


紙垂の切り置き

2021年05月20日 | 神社知識・作法・歴史

思えば神社というのは大量の紙を使う所です。

祝詞を書きつける奉書を始めお供え物の下に敷く掻敷としての半紙、そして今日切り置きをした「紙垂(しで)」などです。

大麻用の紙垂。折って束ねると祓具の大麻(下写真)になります

この鈴鹿明神社で使っている紙垂はお祓いをする大麻(おおぬさ)用に3種類、玉串や境内のしめ縄用に4種類、神様をお招きするための神籬(ひもろぎ)用に2種類、御神輿などに入れるための御幣(ごへい)用に2種類、そして必要に応じて他の大きさの紙垂を用意する事もあります。

神道学部の学生時代は“人前でそのお祭りのための紙垂が切れてこそ一人前の神主だ”と先生に紙切り包丁の使い方など教わったものですが、なかなか理想通りにはいかないものです。そうできたら恰好良かろうと思うのですが、きわめて頻繁に使うものですので、今日のような雨の日に切りためて置く、というのが現実です…

しめ縄から下がる紙垂。紙垂の代表的なものです

梅雨入りが近いせいか湿度も高く、最近は紙垂がすぐ崩れてしまいます。しかし紙垂を更新して綺麗な境内を保つのも敬神に通ずる道です。雨が止んだ時すぐに換えられるよう、しっかり準備しておきたいと思います。


愚図ついた天候が続きますが・・・・。

2021年05月19日 | 境内の様子

昨日は湿気と共に時折日も差すような蒸し暑い日よりでしたが、今日は午前中から本降りとなり気温も20度前後と昨日に比べると涼しく感じます。

梅雨のような天候ですが未だ梅雨入りの発表はないままです。

雨に濡れた梅はもう収穫が出来るほどの大きさです。

5月末か6月初旬には収穫する予定ですが、天気の状態をみて一斉に行います。

いつもなら梅の収穫後に梅雨入りという流れなのですが、今年はどうなりますやら。


参道養生

2021年05月18日 | 境内の様子

雨が降ったり止んだりと、落ち着かない天候の一日となりました。

さて、昨年完成致しました参道の石畳に汚れ防止の為、養生を行いました。

昨年の完成当時もブルーシートで養生を行ったのですが、一部参道に桜の木がかかる所がございます。

桜の花の時期が終わり暫くすると、桜の実が落ちてきて参道を汚してしまいます。

一度綺麗にこすってから、まずはブルーシートで養生です。

ブルーシートだけでは、あまりにも見た目が良くないので、今年は新たにブルーシートの上に茶の養生シートを貼り合わせました。

本日は途中で雨が強くなった為、ここまでとなりました。

引きで見ると思いのほか目立たないので、ひとまず安心です。

続きは明日以降に天候を見ながら行うようになりそうです。

皆様からお預かりを致しました御浄財で、完成した参道ですので、掃除はもちろんの事、可能な限り綺麗に保っていきたいと思っております。


令和3年夏越大祓 ご案内の準備

2021年05月17日 | 神社祭事

いつの間にやらこの5月も後半へと入りました。

今日は時折の小雨と嵐のような強風の一日です。境内の清掃はできる所までで早目に終わらせ、社務所で夏越大祓の案内状や人形を封筒に詰める作業を主に行っております。

幾度も書いておりますが、『大祓』とは夏6月と冬12月に行われるお清めの神事で、半年間で身についた罪穢れ(つみけがれ)を祓い清めて次の半年を無事に過ごせるよう祈るものです。

普段の年であれば当日来た方は自由に神事に立ち会ってお祓いを受けることができるのですが、昨年の6月12月と同様に感染症拡大防止の観点から今回も一般の方のお立ち会いはなしとして、神職のみで神事を行うことになりました。

ただし茅の輪は例年通りに境内に設置致しますので、ご来社した方はくぐっていただくことができます。

令和元年の夏越大祓の様子。もう随分前の事のように思えます

今回の夏越大祓のご案内は、以前大祓にご参加された方や神社でご祈祷の際に“神社からの案内”欄に郵便番号を記入された方にお送りする予定です。

5月末送付のつもりでおりますが、ご希望の方にはその前後でも社務所にお申し付けいただければお渡しできますので、ご興味のある方はお気軽にお尋ねください。