座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

天気はいまいち。

2013年10月30日 | その他

天気予報では空気も乾いて気温も昨日よりだいぶ上がり洗濯日和とのことでしたが、午前中には曇ってしまいました。

気温は上がっているので少しもわっとした感じがあります。

台風27号の影響で雨の日が続き、以前近隣の幼稚園から境内のドングリを拾いに来たいとの連絡がありましたが天候が悪くそれっきりでした。

しかし、今日になってようやく園児達がドングリを拾いにやって来ました。

昨夜の雨で少しどんぐりも濡れているようです。

5分くらいの滞在でした。

境内には多くのどんぐりが落ちているので、園児達もあっという間に拾い終わってしまったようです。

このどんぐりを使ってどんな遊びや作品を作るのか興味津々です。


霎時施

2013年10月29日 | 

今朝、本殿大扉を開くときはまだ一粒二粒程度だった雨も、正午を迎えるころには境内が白く煙るようなしっかりした降りになっていました。

風があまりないおかげで静かな雨、ではありますが、もう秋を通り過ぎて冬の訪れを感じさせる空でした。

暦の暦注(れきちゅう)で言えば今は二十四節気の『霜降(そうこう)』、七十二候の『霎時施(こさめときどきふる)』の時期に当たります。

『霜降』は文字通り霜が降り始めるという時期。『霎時施』も小雨のよく降る時期を意味し、まさに今日の天気を表しているような言葉です。

もっとも七十二候の方は時代によって何通りか使われた言葉があり、『草木黄落(そうもくこうらくす)』・『蔦楓紅葉(つたもみじこうようす)』という言い方もするようです。ただこちらは少し違って、天候のせいか、今年は紅葉が遅れているようにも思えます。

二十四節気でいうと次はいよいよ『立冬(りっとう)』。朝晩の冷え込みが急に強く感じられるようになりましたが、氏子崇敬者の皆さまが息災に過ごせますことをご祈念申し上げております。


晴天!

2013年10月27日 | お正月

本日は久しぶりに晴天に恵まれ初宮詣、七五三詣で境内が賑わいを見せました。来週からも引き続き天気はよさそうです。七五三の御祈祷に関しましては予約不要となります。直接神社へご来社下さい。


七五三詣について

2013年10月26日 | お正月

台風も夜には温帯低気圧に変わるとのことで、特に強い風もなく雨も上がりました。この雨で七五三の予定を変更された方も多かったのではないでしょうか。10月末となり、本日は雨の模様でしたが、約20組の可愛らしい衣装に纏われた御祝のお子様がご来社され御祈祷をお受けになられました。

七五三は三歳の男女児、五歳の男児、7歳の女児が晴れ着を着て神社へ参詣する行事です。無事に七五三を迎えられたことを神様に奉告し、これからのご加護を祈ります。昔は、この七五三詣で、三歳の「髪置」、五歳の「袴着」、七歳の「帯解」などが行われていました。

三歳は男の子、女の子が行い、「髪置」とは、江戸時代3歳まで髪を剃る習慣があった為それを終える儀式のことです。五歳は男の子が行い、「袴着」とは、この時期に袴を身に着け始める儀式のことです。七歳は女の子が行い、「帯解」とは、幅広い大人と同じ帯を結び始める儀式のことです。この様に、昔からの慣わしに従って、現在もなお七五三詣が執り行われております。

~写真は昨年の10月末七五三詣の様子~

明日からは天候も良くなってくるとのことです。お車でお見えになられる方は、当社参集殿前駐車場、鳥居前のヤクルト隣にあります第二駐車場、神社南側第3駐車場をご利用下さい。七五三詣、他御祈願につきましてはご予約は不要です。9:00~16:30まで受付いたしております。

また、当社では、御祝に合わせ千歳飴を準備しております。千歳飴は、親が自らの子に長寿の願いを込めて、細く長くなっており、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されている。

千歳飴は初穂料500円でお分けしております。(※数に限りがございます)御祈祷受付時にお申し付け下さい。


本日発行タウンニュース座間版

2013年10月25日 | その他

本日発行のタウンニュース座間版に当社責任役員であり注連縄保存同志会会長の野口副総代長が『人物風土記』に取り上げられておりました。

先週の18日に御神田での稲刈りを終え、12月中旬には当社に御神田で獲れた藁を使用し、注連縄つくりが行われます。神社は神主だけで成り立つ訳ではなく、この様に様々な方々に支えられ神社として成り立っております。

また、11月3日には市観光協会が地域文化の継承と保存を目的に毎年開催している「伝統芸能鑑賞の集い」が今年も開かれ、 座間市代表として、神社神輿保存会「入谷睦」が参加し神輿甚句を披露いたします。場所はハーモニーホール座間で午後2時開演、4時30分終演予定となっております。

現在稲穂、藁を乾燥させております。乾燥後の注連縄つくりはブログにて報告させて戴きます。


玉串奉製

2013年10月24日 | その他

午後になり雨が降りはじめ、また一段と肌寒くなってまいりました。

本日は、お祭りで使う玉串の奉製を致しました。

玉串は榊に紙垂(しで)や木綿(ゆう)を付けた物を言います。また、榊だけではなく杉や樅や樫を用いる所もあります。

榊と紙垂

完成した玉串

この玉串はお祭りの中でもいつ、どのような意味を以て使うのか疑問に感じると思います。御神前にお供えするものとして、米・酒・餅・魚・野菜・果物・塩・水・・・様々な神饌があります。玉串はその神饌と同様の意味があると考えられています。ただ、神饌は神様にお召し上がり戴く物であり、玉串は玉串を捧げる者が、玉串を通して神様に思いや、願いを伝えるものです。

今後、玉串を神前に捧げる機会があるかもしれません。その時は、”玉串に神様を敬う気持ちと思い願いを込める”ということだけは、忘れずにいて頂けると幸いです。

 


家庭のお祭り(簡易神棚)

2013年10月23日 | 神社知識・作法・歴史

気が付くと年の瀬も近づき、社頭にて神棚の御札に関して質問を受けることも増えてきました。

自宅、お住まいのご家族の守り神として神棚があるわけですが、作法が判らなくてなかなか始められない…という方も多いようです。

勿論丁重にお祀りするならば、お供え物や装飾が色々とあるのですが、神棚はいわば神様に通じる窓のようなものです。綺麗な場所につくってお祀りされるなら、御札を置くだけで立派な神棚になります。

家でのお祀りの仕方も各種パンフレットがあります

住宅事情によって神棚の社殿(建物)を設けられない、というお話はよく聞きます。御札だけでもお祀りはできるのですが、無料で頒布している『簡易神棚』というものもあります。

社務所に用意がありますので、もしご入り用の方は気軽にお申し出下さいませ。

高さ30センチ程で額縁に近い形です。壁に掛けて使うこともできます


消防訓練実施

2013年10月22日 | その他

本日午前中は七五三詣をお迎えになられましたお子様で境内は賑わいを見せました。七五三詣をはじめ諸祈願につきましては予約不要でございます。9:00~16:30の間受付いたしております。直接神社へご来社下さい。

また、今日は参集殿からの避難、通報、消火訓練を実施致しました。当社参集殿が防火対象物となっているため、消防法に基づき年2回の訓練を行わなければなりません。

訓練実施計画書を座間市消防本部予防課に提出し、その計画に基づき本日実施致しました。

まずは、通報訓練から始まります。万が一の火事に備え、自衛消防組織を立ち上げその役割に従って行動いたします。

 通報後は、各職員が参集殿内にいる皆様を外へ誘導し、安全な場所へ避難させ、避難誘導訓練を終え、改めて避難誘導について確認致しました。

次に、消火訓練を行いました。なかなか常設している粉末消火器は使用できないので、消防本部から水消火器をお借りし訓練を行いました。消防本部では訓練の際、無料で水消火器を貸して戴けます。

実際に火をおこすことは出来ないので、カラーコーンを火点として訓練を実施致しました。今回は2名、参集殿職員と神主が消火訓練にあたりました。

実際の火事になった時、慌てることの無いよう訓練を行ってまいります。11月9日から11月15日まで座間市では秋季火災予防運動が実施されます。これから乾燥する季節となります。火のもとに十分注意して過ごさなければならない時期ですね。


明後日は霜降

2013年10月21日 | 

昨日はかなりの雨になりました。

天気予報では今日は晴れのち曇りでしたが、朝のうちだけ青空が出た他は曇り空となってしまいました。

気温はまずまず。暑くも寒くもない動いても汗が出ない程度の感じでした。

 

しかし、明後日は二十四節季の「霜降」。

秋も末となり霜が降りると言う意味からこのように言われているそうです。

台風二十六号が10年に一度の勢力といわれて、その影響が心配されたましたが何とか無事に過ごすことが出来たのに、又この週末二十七号、二十八号と次々に台風がやってくるとのこと。

秋も深まり日毎に寒さを感じる季節になっていく頃のはずが、今年はまだまだ台風の心配をしなくてはならない状態です。

昨日お誕生を迎えられた美智子皇后様のお話で、「今年ほど温暖化の影響を感じた年は無かった」とおっしゃられておりました。

二十四節季の言葉がどんどん現在の季節感から離れたいってしまう危うさますます感じてしまう今日この頃。

このあとの台風の進路と影響が心配です。

 


新嘗祭の神饌

2013年10月20日 | 神社知識・作法・歴史

今日はあいにく終日雨天となり、普段は七五三詣の賑やかな時期ではありますが、午後ともなると参拝の足音も少なく静かな一日となりました。

時々弱まりはしましたが、境内に水の流れができるほどの雨でした

こういった日は境内の掃除も見送るしかありませんので、専ら次の祭事、新嘗祭や年越大祓の準備に取り組むことになります。ちょうど空いた時間に新嘗祭でお供えする稲穂の奉製を行いました。

お米は神社のお供え物として欠かせない存在です。パンや麺・パスタなど食の選択肢が非常に多様化した現代であっても“お米を食べないと落ち着かない”という人がいるように、古来から日本人の食の中心にありました。

今年晩夏の御神田

毎年11月23日の新嘗祭は端的に言えば“収穫祭”ですが、 『新』新しく穫れた米を『嘗』なめる・味わう という意味で、特にお米の収穫を祝うお祭りであります。

海の物・山の物は勿論ですが、新嘗祭当日はこの稲穂と荒稲(あらしね、籾の付いたままの米)・和稲(にぎしね、籾を取り払った米)、またお酒と白酒(しろき、濁り酒)といった新米にまつわる物をお供えしています。


大安吉日、七五三祈祷

2013年10月19日 | お正月

本日は大安の週末という事で、多くの七五三詣のご家族をお迎えいたしました。

七五三詣は11月15日がその日とされていますが、ほとんどの方はそれより前の佳日を選んで行っています。この10月下旬となると毎年多くのご家族が来社されますが、親類に七五三を迎える子がいないような方は神社に来て人の多さに驚く、ということもあるようです。

今日は心配していた天気もくずれず、幸いに穏やかな空に恵まれました。

土日祝日でなくとも、当社では曜日に関係なく七五三など御祈祷の受付を行っておりますので、御質問等ありましたらお電話、または直接社務所までお問い合わせ下さい。


御神田稲刈り

2013年10月18日 | 神社祭事

本日、当社注連縄奉納同志会の皆様の手で御神田の稲刈りが行われました。去る6月にお田植え祭の斎行された、あの田です。

さすが同志会の皆様は手慣れていて、またたく間に作業を進めてゆきます。

刈り取られた稲穂はその場で「はさ掛け」されます。支柱を立てて横木を渡し、稲穂を逆さにしてぶら下げていくのです。

なんでも収穫したばかりのお米はまだ2割以上水分を含んでいるそうで、1割5分位までお米を乾燥させるのがこのはさ掛けの作業です。乾燥させる事で精米しやすくなり、カビにも強くなるそうです。

また茎の付いたまま干す事で、お米に養分が伝わって美味しくなるという話もあります。

近年は機械干しが大勢を占めるようですが、この辺りではまだはさ掛けの光景が見られます

収穫したお米は11月23日の新嘗祭で神饌としてお供えされ、藁からは例年通り本殿等を飾る新しい注連縄が作られる予定です。注連縄奉納同志会の皆様、本日は御苦労様でございました。


どんぐりころころ。

2013年10月17日 | 境内の様子

神社は、今回の台風での影響は全くと言って良いほどなく、幾分落ち葉が多いかなと思われる程度ですみました。

日中は昨日より肌寒く感じられました。

境内では、昨日の台風で最後まで枝に付いていた銀杏の実は全て落ちてしまいました。

これから、たくさんのどんぐりが落ちています。

形はさまざま

樫の木やくぬぎ、コナラ、スダジイなど多くのどんぐりが境内のいたるところに落ちています。

2歳くらいのお子さんがお母さんや身内の人と拾っていたり、幼稚園の生徒が園で使う分だけ拾っていったりと様々。

今は尖がったものしかありませんが、丸くて大きいものや細長いものなどこれからもどんどん落ちてきます。

七五三でお参りに神社へ来られたら、お父さんお母さんに怒られない程度に色々な形のどんぐりを拾ってみよう!

境内の小石と色が違うのは全てどんぐりです。

残すところ今年もあと2カ月半となりました。

 


台風26号通過

2013年10月16日 | 境内の様子

昨夜から今日にかけて、台風26号が関東地方を通過しました。

雨は昨日午後から降り始めていて、テレビ等でも多数警告が出されていました。神社は樹木の多い場所で、台風の度に気が気ではないのですが、今回は備えをしていた事もあり、大過なく台風をやりすごすことができました。

座間付近は幸いにも早くに台風の影響下から抜け出たようです。午前10時頃、風が弱まったので一度諦めた掃除を始める事にしました。

この記事を書いている午後2時には境内内側の掃除がほぼ終わりました。後は玉垣の外を掃除し看板を立て直し…どうやら明日には元の姿の境内に戻せそうです。

晴れ間に幽かな虹も見えました


神無月15日『月次祭』斎行

2013年10月15日 | 神社祭事

ことしも残すところあと二か月半となりました。月日が経つのは早いですね!

本日神無月15日の月次祭を斎行致し、国の隆昌と氏子崇敬者皆様方のご繁栄を御祈念申し上げいたしました。この月次祭は毎月1日、15日に斎行しております。

午前中は七五三詣でお参りに戴きました。午後からは明日の台風に備え神社の飛散養生を行います。ただ18日に稲刈りを予定してる当社御神田の稲が心配なところです。

大型の台風26号が明日朝にも関東に強い勢力で関東に接近し、上陸する恐れがあり、気象庁は「関東に接近する台風としては、10年に1度の勢力」とのことです。

皆様方におかれましても十分大型台風ということでいつもに増してご注意下さい。