昨日の雨もすっかり上がり、今日は穏やかな天気に恵まれました。日曜日ということもあり、七五三詣・初宮詣のご家族も多く来社されました。
子供の成長のお祝いは七五三以外にもありますが、一般にはあまり知られていないかもしれません。
生まれてから成人するまでの節目節目に儀礼がありますが、挙げると以下の通りです。
○『初宮詣』 … 生まれた子供を連れて初めて神社にお参りし、氏子の仲間入りの報告・無事成長の祈願をします。生後30日頃に行う事が多いですが地域により異なり、生後100日に“百日詣”として行う所もあります。
○『七五三詣』 … 3歳の“髪置”、5歳の“袴着”、7歳の“帯解”のお祝いを併せて七五三と呼びます。7歳は女子、5歳は男子、3歳は男女両方のお祝いで、11月15日が七五三詣の日とされています。
○『十三参り』 … 旧暦3月13日(今は4月13日)に13歳の男子・女子が知恵を授かるためにお参りすることで、13歳はちょうど十二支が一巡した区切りの年に当たります。虚空蔵菩薩に参詣する仏教の行事から来ていますが、近年は神社で希望される方もいます。
○『成人式』 … 大人の一員になったことを記念する儀式で、古くは“元服(げんぷく)”と言いました。元服と呼ばれていたころは年齢は定まっていなかったようですが、今はご存知の通り20歳が成人の年になっています。
人生儀礼というのはその時にしか行えない特別なものです。何かご不明な点などありましたらどうぞお気軽にお尋ね下さい。