座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

節分祭の諸準備

2018年01月30日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日、神社では氏子会と敬神婦人会による節分祭の諸準備を行いました。

敬神婦人会の方々は福豆の豆詰めを氏子会の方々には節分祭の御祈祷者芳名の張り出しを行いました。

敬神婦人会の方々には毎年福豆詰めをご奉仕していただいております。

毎年、氏子会役員の方々には豆撒き奉仕者一覧の掲示をお願いしております。

350名ほどの奉仕者で午後1時より3時まで計11回行われます。

景品を御奉納いただいた方の一覧です。

豆撒きの際、福豆には景品を書いた紙も入っていますのでご確認下さい。

2月3日は土曜日大安という事もあり当日は一般の御祈願も多数あるかと思われます。

駐車場は節分祭のテントなどで駐車スペースが限られていますので節分豆撒きの来られる方は徒歩か公共交通機関にてご来社下さい。


竹林の様子

2018年01月29日 | その他

建物を建てる前のお祓いである地鎮祭では、現地に竹を四本立ててしめ縄を張るのが習いです。

当神社では地主の方の許可をいただいた所から毎回本物の竹を切り出して地鎮祭に使っているのですが、近年竹を採れる所が少なくなり、その確保が難しくなるかもと職員の間でも話になりました。 そこに今回の積雪です。 雪の重みで竹林が駄目になってしまったのではないかと不安になりましたが...

結論から言えば今回の雪では大きな影響もなく、ごく一部の竹は倒されていましたが、なんとかこの竹林で採り続ける事ができそうです。

しかし元々は容易に手に入るものだからこそ竹を使ったとも言われますので、時代の流れとはいえ皮肉なものですね。

しめ縄を張るための物ですから本物にこだわる必要はないのかもしれませんが、長年続けてきた事ですので、これからもできるだけ竹を使って地鎮祭を行っていきたいと考えています。


大麻の新調

2018年01月28日 | 神社知識・作法・歴史

このところ、寒い日が続き今日はお昼頃には霰(あられ)が降っておりました。

昨年末にお正月に向け大麻を新調致しましたが、本日時間をつくり大麻を新たに新調致しました。

右の芯棒に紙垂(しで)と麻をつけていきます

新調した後の大麻

この大麻はお祓いをする際に用いるもので、左右左と振り罪穢れ祓い除きます。

大麻にも種類があり写真のように六角若しくは八角の白木の棒に紙垂を付けたもの、榊に麻苧や紙垂を付けたものがありますが、何れも同じお祓いをする際に用いております。

今回は大麻のお話となりましたが、その他にも塩湯(えんとう)や火打ち石や様々なものがあります。神道に於いて祓はとても重要な事です。お参りする前、御祈願の際、神事の際に必ず行われるものですので、また詳しく祓についてお話できたらなと思います。

 


節分芳名板の設置

2018年01月27日 | 境内の様子

今日も底冷えする寒さではありますが、日中は明るい晴れ空に恵まれました。

一月の週末もこれで最後という事で、境内では節分に向けて申込をされた方々のお名前を掲げる芳名板の設置が行われました。

この芳名板はお名前を花にたとえて“花場”とも呼ばれています。 今は未だ準備中ですが、もう一週間後には節分祭の斎行となります。

今回は丁度土曜日大安吉日での節分となり、例年より多くの方にご来社いただけるのではないかと期待しております。 寒さはともかく、今日の様に晴天となることをお祈りしております。

昨年の節分祭、豆まきの様子


もうすぐ梅も開花

2018年01月26日 | 境内の様子

暖かかったのは雪の降った次の日だけ、それからは境内の砂利も凍るような寒い日が続いています。

暦の上では立春前のこの時期が一番寒いと言われていますので、順当な寒さではあるのでしょうか。 雨や雪にならないだけ幸運かもしれません。

しかし梅は春一番に咲く花だけあって、力を蓄えるように蕾を膨らませています。

写真にある紅梅は陽射しに恵まれているのか神社でいつも最初に花を咲かせる木です。 このまま晴れが続けば思ったより早く開花してくれるかもしれません。

ただ境内でも陽の当たらない部分は雪が氷になりつつあります。 市内の車道や歩道でもまだまだ雪が融け残っているようですので、週末お出掛けの方は充分お気を付けください。


格衣

2018年01月25日 | その他

この数日、またこれからの一週間もとても冷え込むみたいです。

当社では、1月の元旦から2月の節分までの間は格衣(かくい)といった白い羽織を御祈祷の際に着ていただいております。

この格衣は『小忌衣』(おみごろも)ともいい、またこの゛忌゛という言葉には、凶事罪穢(まがごとつみけがれ)などに触れないように慎む事、またそれらを除きさることとあります。

今年のお正月の本殿

もとは神事を奉仕するに当たって厳重なお清めをした後に羽織る官人の服でしたが、今は参拝者に着けていただくものにもなっています。

白い格衣を着た参拝者の方々が揃うと、ご奉仕させていただいている我々神主も身が引き締まる思いです。


屋内斎場での地鎮祭

2018年01月24日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

地鎮祭と言えば “工事に先立って土地の神様へその奉告をし、土地のお清めを行う” という神事で、実際に建物を建てる現場まで赴いて祭典を行うのが通例です。

しかし何事にも例外があるもので、明日は神社の中の屋内斎場で地鎮祭を行う事になり、その準備を致しました。

現地で祭典をしない事情はその時々により様々ですが、やはり一番多いのは天候によるものです。

分かりやすい例は台風の時でしょうか。 普通の雨ならばテントを用意するなどして普段通り進めるのですが、台風となれば決行してご参列の方々の身に何かあってはなりません。

他にも強風の日、雪の日などで急遽屋内で地鎮祭を、という事が過去ありました。 今回の地鎮祭も、先日の降雪で現地に入れなくなった、というお話を受けてのものです。

 

こうした神事は縁起を担ぐものですから、できるだけ普段通りできるよう努めておりますが、事情があればこうした対応も致します。 何かご不明な点がありましたら、神社社務所までお問い合わせください。


大雪となりましたが。。。

2018年01月23日 | 境内の様子

昨日の雪は午後9時過ぎには止みましたがかなりの量が降りました。

テレビなど報道でも取り上げられたように4年前の大雪に匹敵する程になりました。

早朝より参道や駐車場の雪かきを行いましたが、氏子の方で重機を持ってきて駐車場の雪をどけていただきました。

早朝よりご奉仕いただきまして誠に有難うございました。大変助かりました。

御社殿の屋根から落ちた雪も山のようになっていました。

午前9時頃になると陽射しも出てきて駐車場の雪はどんどん溶けていますが、明日から数日はとても強い寒気が入ってきて朝の冷え込みはとても厳しくなるようです。

溶けて溜まった水が凍って滑りやすくなると大変危険です。

座間は特に坂の多い町なので今朝よりも明日以降の朝がとても危険になります。

通学通勤には充分ご注意下さい。


降りしきる雪

2018年01月22日 | 境内の様子

少し予報より早く、昼前に降りはじめた雪は段々と粒の大きさを増し、本殿前の砂利地には既に薄く積もってきています。

午前中はまだご祈祷やご参拝の方がいらっしゃっていたのですが、今はもう人影も稀になりました。 雪は音を吸いますので、境内は夜とはまた違った明るい静寂に包まれています。

どうやら暗くなるまで雪は降り続けるようで、明日積雪で交通機関に影響がでないかどうかが心配になります。

しかし景色としてはとても綺麗です。 木々に積もった雪は花にも例えられますが、まさにその通りの風景ですね。


 “雪ふれば 冬ごもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける”(紀貫之)


漢字の旧字・異体字

2018年01月20日 | 御祈祷・授与品

この御正月は厄年の厄除祈願をはじめ一年で最も多くの御祈祷を受け付ける時期ですが、お名前の確認には特に気を付けています。

お名前は祝詞で読み上げをするほか、御祈祷後にお渡しする御神札にも墨書でお入れしています。 「季」と「李」のような似た字にも注意が必要ですが、時々分からなくなるのが旧字・異体字の類です。

上の表は受付で使っているものの一部ですが、「斉藤」や「渡辺」などは本当はもっと数十という表記の種類があるようですね。

漢字は面白いもので、線や点が一本はいるだけで意味まで変わる字がざらにあります。 中には“どの書き方でも良いよ”と言ってこだわらない方もいますが、やはり人のお名前は間違えたくありません。

もう三が日の様に受付が込み合う事はなさそうですが、取り違いの無いよう進めて参りたいと思います。


明日で大寒

2018年01月19日 | 

早いもので、暦の上では明日で『大寒(だいかん)』となります。

今月5日の「小寒」にはじまり「大寒」そして2月の「立春」までの期間は“寒の内”と呼ばれ、特に寒さの厳しい時期と昔から言われています。 寒中御見舞を出すのもこの時期の事ですね。

今日は風も弱く先週までと比べると過ごしやすくもありますが、近々強い寒波が来るという事でまだまだ春は遠く感じます。

蝋梅(ロウバイ)。冬に咲く花で晩冬の季語です

境内を見るともう御正月の名残は僅かで、桜の蕾も固く閉じていて少々寂しい季節です。 花を咲かせているのは一部の花壇の花を除けば蝋梅くらいのものでしょうか。 場所は裏側なのでご参拝の方が見る事はないかと思いますが…

境内には梅と桜が多く植わっていて、職員の私が言うのも何ですが春の景色はなかなかのものです。 暖かくなるのが待ち遠しく思います。


久しぶりの雨となっています。

2018年01月17日 | 境内の様子

今朝は13度位と比較的暖かい朝となりましたが、お昼頃になると8度位まで気温が下がり、風も出てきたので体感的にかなり寒く感じています。

御祈祷も午前中に集中してあり、午後は穏やかに時間が過ぎていきます。

今日は久しぶりに雨が降り出しました。

午前中も時折パラパラとありましたが午後になると降り出してきました。

境内を清掃をすると土埃をあげるので雨がまとまって降ると少し収まってくるのではないでしょうか。

近頃低温のせいかはたまた少雨のせいか野菜が高値になってきているようです。

又、空気が乾燥するとインフルエンザなどの感染症が猛威を振るいます。

学校などでは学級閉鎖の声も聞こえ始めています。

定期的に雨が降る事で空気や土地の乾燥を防いで季節の稔りや身体の具合に良い影響を与えてくれそうな気がします。


御神籤

2018年01月16日 | その他

このお正月、多くの方がおみくじを引かれた事と思います。おみくじにはどのような事が書いてありましたか?またおみくじを結んでいった方、お持ちになった方いらっしゃると思いますが、どちらでも結構です。

おみくじを境内に結ぶのは、凶をとどめて、吉に転じるように神様お願いする意味があります。ただ結びさえすればよいのではなく『かんばります』と心込めて結ぶ事が大事です。神社に結ばれたおみくじはお祓いをしてからお焚き上げ致します。

大吉だからといって油断せずまた、凶が出たからと言って決して悪い未来を暗示している訳ではありません。

神様のお言葉として受け止め、一年お過ごし下さい。


小正月

2018年01月15日 | 境内の様子

連休が明け、今日で1月15日の「小正月」となりました。 別名「女正月」とも言われ、昔はお正月に忙しく働いた女性をねぎらう日でもあったとされています。

早いものでと言うべきかようやくここまで来たと言うべきか、ここでお正月も一区切りとなります。 神社の境内でも“初詣”の幟が下げられ、夜を照らしていた提灯類も今日撤収されました。 段々と普段の境内に戻りつつあります。

またよくご質問を受ける事なのですが、テントで大きく設置していた“古札納所”も昨日片づけをしました。

今後は社務所の隣に専用の箱を出して古札・御守・正月飾りをお預かりしますが、開いている時間は朝9時から夕方4時半頃までとなりますので、宜しくお願い致します。


座間市消防出初め式

2018年01月14日 | その他

本日、座間市では東原小学校で消防出初め式が行われました!

また、出初め式後は毎年恒例の地元第一分団の皆様がご来社され、車両のお祓いを執り行いました。今年は鈴鹿長宿地区の消防車が新しくなり初めてのお祓いとなりました。

普段は本業とは別にボランティアとして消防団活動に取り組んで頂いている消防団員の皆様に感謝しながらご奉仕をさせて頂きました。また、例大祭、節分祭では警備にあたって頂き感謝致します。

座間市消防団の益々のご活躍を御祈念いたします。本日は出初め並びに車両のお祓いご苦労さまでした。