新シリーズ 成績が上がる30の勉強法を30回にわたって紹介します。
前にも一度紹介しましたが、さらにバージョンアップしたいと思います。
ターゲットは「受験生」です。
元サイト
http://www.happylifestyle.com/article/143
について、論評します。
今日は、「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物
サイト本文から抜粋して引用します。
東京大学出身の弁護士が、学生時代のころの話をしていました。
「授業中にノートを取ったことがない」という話でした。
これに対して、高校3年のとき、同じクラスに一生懸命に勉強しているにもかかわらず、成績の上がらない男の子がいました。
授業中は、先生が黒板に書く文字を一生懸命にノートに書き写します。
毎日、家で2時間は勉強していると言います。
彼が言っている勉強とは「教科書をノートに書き写していること」だったのです。
本当の勉強とは「理解して記憶すること」のことを言います。
物事の事実をかみ砕いて「理解」し、頭に「記憶」することが勉強なのです。
教科書をノートに書き写す作業の中には、理解も記憶もありません。
ですから、いつまでも成績が上がらなかったのです。
全くその通りです。
ところが、学校ではどうでしょうか?
ノート点検をして、きれいに書いてある子を褒め、書いていない子に注意してはいないでしょうか…。
最近ではそんな先生いないかな・・・。
私の中学生時代にいました。
ノートに書かないで、いつもじっと先生の話を聞いている子が・・・。
よく、学年1番を取っていました。
私もノートはあまり書いたことがありません。
ただ、それは、近眼で黒板の字が見にくかったからです。
(話がそれました…。)
確かに義務教育の前半では、書くだけでも大切な勉強には違いありませんが、中学校以降は、自分のやり方を確立させるべきでしょう。
中身のあるものに・・・。
教師も、「きれいなノート」という見かけに惑わされない、真の学習達成度を見抜く目をもたないといけません。
繰り返します。
板書や教科書を書き写すのは、勉強ではありません。
勉強の事前の準備程度です。
ノートに時間をかける必要はありません。色を使って美しく書く必要もありません。
本人が読めればいいのです。
理解と記憶の助けになればよいのです。