あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

成績が上がる30の勉強法 -1-

2021-10-28 05:25:31 | 児童生徒のための勉強法

新シリーズ 成績が上がる30の勉強法を30回にわたって紹介します。

前にも一度紹介しましたが、さらにバージョンアップしたいと思います。
ターゲットは「受験生」です。

元サイト

 http://www.happylifestyle.com/article/143
について、論評します。

今日は、「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物

サイト本文から抜粋して引用します。

東京大学出身の弁護士が、学生時代のころの話をしていました。
「授業中にノートを取ったことがない」という話でした。

これに対して、高校3年のとき、同じクラスに一生懸命に勉強しているにもかかわらず、成績の上がらない男の子がいました。
授業中は、先生が黒板に書く文字を一生懸命にノートに書き写します。
毎日、家で2時間は勉強していると言います。
彼が言っている勉強とは「教科書をノートに書き写していること」だったのです。

本当の勉強とは「理解して記憶すること」のことを言います。

物事の事実をかみ砕いて「理解」し、頭に「記憶」することが勉強なのです。

教科書をノートに書き写す作業の中には、理解も記憶もありません。
ですから、いつまでも成績が上がらなかったのです。


全くその通りです。

ところが、学校ではどうでしょうか?

ノート点検をして、きれいに書いてある子を褒め、書いていない子に注意してはいないでしょうか…。

最近ではそんな先生いないかな・・・。


私の中学生時代にいました。

ノートに書かないで、いつもじっと先生の話を聞いている子が・・・。
よく、学年1番を取っていました。

私もノートはあまり書いたことがありません。
ただ、それは、近眼で黒板の字が見にくかったからです。
(話がそれました…。)

確かに義務教育の前半では、書くだけでも大切な勉強には違いありませんが、中学校以降は、自分のやり方を確立させるべきでしょう。
中身のあるものに・・・。

教師も、「きれいなノート」という見かけに惑わされない、真の学習達成度を見抜く目をもたないといけません。

繰り返します。

板書や教科書を書き写すのは、勉強ではありません。

勉強の事前の準備程度です。

ノートに時間をかける必要はありません。色を使って美しく書く必要もありません。

本人が読めればいいのです。

理解と記憶の助けになればよいのです。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。