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加納小学校中間発表会-1-

2012-11-25 06:46:37 | 教育関連情報
昨日、岐阜市立加納小学校中間発表会へ行ってきました。



加納小学校は、岐阜市の研修校の中でも、教科・道徳と共に、特別活動、総合的な学習の時間に力を入れている学校の一つです。

特に、特別活動の学級会に関する取組は、全国でもトップレベルだと思っています。

何より、システム化された継続的な実践が行われていることに着目しています。

不易と流行はもちろん両方大切ですが、こうした基本は不易であってほしいのです。

教科は、それぞれの研究団体があり維持しようとしますが、特別活動は(失礼ですが)弱くなりがちです。

そこを、こうした実践校が地道に地道に維持・拡大されていることに敬意を表します。

低学年のこの姿も、簡単にできることではありません。



学級づくりは学級目標から。



各委員会の活動も充実しています。



6年生の総合でしょうか。

「つかう・むかう・あらわす」と「願いを持つ・行動に表す・まとめる」で、目指そうとする考え方がわかります。



学年で取り組む、伝統のオペラも同様です。



食育も進んでいます。



なかよし遊びは、縦割りの活動です。どこでも行われているのですが、教育課程のシステムになっているところがさすがです



学級会の歴史が残っています。



今日の学級会の掲示です。



学級の時間です。
こうした自由度の高い時間の取組状況で、育ち具合がわかります。
この2年生のクラスは、一人ひとりが学級のことを考えていました。





全国学力状況調査が始まって以来、どうしても数字に出る学力が注目されがちですが、加納小学校は、そうではない、道徳・特活・総合に同じように頑張っていることに敬意を表します。

先生が本当に頑張っています。

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