グラズノフ:バレエ組曲『ライモンダ』作品57a (スコア付き)
アレクサンドル・グラズノフ: バレエ組曲『ライモンダ』作品57a (スコア付き) 作曲年代:1898年 指揮:ホセ・セレブリエール 管弦楽:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
00:00 1a. 序奏 Moderato (変ホ長調) 02:15 1b. 情景 Lento maestoso (変ホ長調) 06:33 2. La Traditrice. Moderato (ト長調) 08:13 3. 情景 Moderato (変ロ長調) - ライモンダの登場 Allegro giocoso (イ長調) 10:17 4. Andante (ホ長調) 11:21 4a. 前奏曲とロマネスク Moderato (ホ短調) 13:29 4b. 前奏曲とヴァリアシオン Allegretto (ハ長調) 14:50 5. 間奏曲 Andante sostenuto (変ニ長調) 19:32 6. 幻想的ワルツ Allegretto (ヘ長調) 23:41 7. グラン・パ・ダクシオン(グラン・アダージョ) Andante (イ長調) 28:36 8. ライモンダのヴァリアシオン Allegretto (ヘ長調) 29:41 9a. アラビアの少年の踊り Vivace (ニ長調) 30:34 9b. サラセン人の踊り Presto (ト短調) 31:23 10. 間奏曲 Allegro moderato (変ホ長調)
《バレエ音楽『ライモンダ』作品57》は、ロシアの作曲家、アレクサンドル・グラズノフによって1898年に作曲されたバレエ音楽。マリウス・プティパによる振付で1898年1月19日にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演された。今日でも世界中の多数のバレエ団によって演じられている人気作品である。 作品の主人公「ライモンダ」は、シヴィリ・デ・ドリス伯爵夫人の姪で、美女と名高い。ライモンダの婚約者、ジャン・ド・ブリエンヌは十字軍に出征した後、ドリス邸の危機に現れるという「白い貴婦人」が現れ、ライモンダは見知らぬ男に求愛される夢をみる。この夢は正夢となり、ライモンダは夢に現れた男(アブデラフマン)に求愛される。しかし、戦地から帰還したジャンがアブデラフマンと決闘し、見事勝利したジャンはライモンダと結婚式を挙げる。 組曲は、1899年にベリャーエフ社から出版されているが、グラズノフによる選曲か否かは不明である。この組曲に追加、あるいは全曲版から抜粋する形でしばしば演奏される。