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児童生徒の学習評価の在り方について

2010-05-10 06:23:29 | 教育関連情報
3月に、教育課程部会が「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」を出しました。

全文 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/attach/1292216.htm
概要 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/attach/1292217.htm

教育課程部会とは、中央教育審議会の初等中等教育分科会の中に置かれているもので、ここでの報告が吟味され、修正を経て、いずれは中央教育審議会の答申になります。

相対評価から目標準拠評価に変わったときのような大きな変更はないのですが、次の点が注目される変更です。

--------以下、概要より引用--------

観点別学習状況の評価の在り方

○ 学習状況を分析的に見る「評価の観点」については,成績付けのための評価だけでなく,指導の改善に生かす評価においても重要な役割。

○ そのため,今回,学習指導要領等で定める学力の3つの要素に合わせ,評価の観点を整理することとし,概ね,

 【1】 基礎的・基本的な知識・技能は「知識・理解」「技能」において,
 【2】 これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等は「思考・判断・表現」において,
 【3】 主体的に学習に取り組む態度は「関心・意欲・態度」において,
それぞれ評価を行うことと整理。

○ 各教科の評価の観点は上に示した観点を基本としつつ教科の特性に応じて設定。

(※) 各教科の内容等に即して思考・判断したことについて,その内容を言語活動を中心とする表現に係る活動と一体的に評価する観点として「思考・判断・表現」を設定する。
 それに伴い,従来の「技能・表現」の観点の「表現」との混同を避けるため,当該観点を「技能」に改める。

---------引用終わり---------

最後の※印の所です。
「思考・判断」が「思考・判断・表現」となるようです。
そして、「表現・技能」を、「表現」とします。

この変更の意味は?

次回、私なりに考えてみます。

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