《 変容をほめる 》
新学習指導要領の柱の一つが、「学びに向かう力、人間性」
この言葉から思い出すのが野口芳宏先生の次の名言である。
「できる」ことより「変容」をほめる
真っ先に挙手をし、正解を述べるのは確かにすばらしい。しかし、それが慢心をうみ、成長を阻害することもある。
どの子も今の自分より成長することを望み、変容し続けようとすることこそが尊い。
「誤答に自分で気付いた」
「忘れ物に気付き、自分から申し出た」
「できない問題ができるようになった」
この変容をほめるのである。
これが「学びに向かう力」を伸ばしていく。