７月２９日の社説は・・・

五輪の快進撃が続いています。

反対していた人は、どのような気持ちなのでしょうか？

 

朝日新聞

・　感染者の急増　社会で危機感の共有を
・　日ロ経済活動　甘い交渉が招いた帰結

 

読売新聞

・　コロナ急拡大　局面を見極め対策切り替えよ
・　カルテル容疑　電力自由化の趣旨に反する

 

毎日新聞

・　五輪さなかの第5波　首相の楽観姿勢を危ぶむ
・　元立憲の本多議員辞職　不信広げた執行部の迷走

 

日本経済新聞

・　製造業は品質管理体制の再点検を急げ
・　五輪を女性の力伸ばす契機に

 

産経新聞

・　コロナ感染急拡大　基本を見直し抑止を図れ

 

中日新聞

・　ユネスコ決議　「遺憾」解消する説明を
・　コロナ急拡大　対策を練り直さねば

 

※　コロナ関連が４社でした。

 

中日です。

　専門家会議が最も懸念するのは医療の逼迫（ひっぱく）だ。

　高齢者へのワクチン接種が進み重症者や死亡者は減っているが、国民全体の二回接種率は三割程度にとどまる。感染抑え込みの効果はまだ期待できる状況ではない。

　感染者が急増する東京では、自宅療養や入院待ちなどが九千人を超えた。現役世代でも入院できずに重症化や死亡するケースが増えないか心配だ。

　重症化しやすいといわれるインド型のデルタ株への置き換わりも進む。病床と医療人材の確保をさらに進める必要がある。

マスコミはことさら感染者数を取りあげていますが、問題は発症者、さらに言えば重症者です。

インフルエンザは、発症者を統計にしています。感染者は調べてもいません。

 

ただ、感染しても発症率が低い若者が、感染を広げているのも事実です。

ここは、正しい情報を伝えて、基本的なことをしっかりやることでしょう。

 

厚労省ＨＰより引用します。　https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1

 

重症者数は５２２人。（７月２８日0:00現在）

コロナ対策病床数は、東京だけで6300を越えます。

数値的には大丈夫です。