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第426回 社楽の会

2015-01-30 06:00:25 | 日記
昨日は、第426回社楽の会を開催しました。

メインは、江南市立古知野西小学校の坪内利樹先生によるタブレットの使い方です。



今回は、無料で、誰でもすぐにできる使い方をいろいろと紹介していただきました。



確かに、従来のパソコンよりもはるかに手軽で、しかも効果的な使い方が可能です。
それが、目の前で次々と実演されていきました。

これまで、パワーポイントのような、優れたパッケージされたソフトで行ってきたことが、簡易なアプリを組み合わせることにより、より幅広く、柔軟な活用が可能になるのです。

例えば・・・



教科書を拡大コピーして行ってきた教材の準備が、はるかに簡単な仕事量で、より効果的な使い方ができるのです。


これが、Wi-Fi環境があれば、さらに用途が広がります。




話を聞いていて、ある意味怖くもなってきました。

それは、使おうとする教師と、使おうとしない教師の格差が広がることです。
ここでわざわざ「使おうとする教師」と書いたのは、タブレットはあまりにも簡単なので、使おうとすれば誰でも使えるようになるからです。

公教育ですから、格差が広がることは、組織としては好ましいことではないのです。

文部科学省は「2020年までにすべての学校で1人1台のタブレットを導入したIT授業を実現する」という目標を掲げています。

 → 教育の情報化ビジョン ~21 世紀にふさわしい学びと学校の創造を目指して~

タブレットの導入と共に、研修の重要性を感じます。



とはいえ、タブレットはあくまでも道具。

便利であっても、授業の組み立てや課題設定は教師の力です。

子供も、視ているだけ、聴いているだけでは力は付きません。
最後には書けなくてはいけないのです。

不易の部分こそが大切です。

次回は、2月12日(木)奥村先生による「ことば」を中心とした特別支援教育模擬授業 です。

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