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平成30年度第7回教師力アップセミナー 佐々木 昭弘 先生

2019-02-18 05:52:34 | 日記
大口中で行っている教師力アップセミナー。
昨日の講師は、佐々木 昭弘(筑波大学附属小学校教諭)先生。
理科教育のベテラン実践者です。
日本初等理科教育研究会副理事長(研究企画部担当),理数授業研究会代表

途中からの参加でしたが、おもしろかった!



佐々木先生は、課題をミステリー型とサスペンス型に分けて考えます。
ミステリー型とは、犯人(原因)がわからないもの(発見学習)。
サスペンス型とは、犯人(原因)はわかるが、その理由を説明するもの

ミステリー型課題の一例です。

写真の左下:ふたをくり抜いたアルミ缶に、制汗スプレーを一吹きし紙コップをかぶせ軽く押し込みます。
下部に開けた穴に火をつけたチャッカマンを近づけたら・・・
大きな音が出て紙コップが上に飛びました。

より高く上げるには? が課題で、生徒は実験を繰り返します。

しかし、生徒のは上がりません。なぜ上がらないのか?ここがミステリーなのです。

実は、制汗スプレーには可燃性のLPGガスが入っています。生徒は、高く上げようとたくさん入れすぎたのです。
反応するには酸素が必要なのに、LPGガスに酸素が押し出されてしまったのです。

正解は、ガスは少しだけにする です。

それでは、ガスを多めに入れて、なおかつ酸素を注入したら?


大音響と共に、紙コップが、ランチルームの天井まで吹っ飛びました。

すごい実験でした。

このほかにも、振り子(写真右上)では、私も知らない実験もありました。

例えば、振り子の周期は長さで決まることは知っています。
・それでは、重さの大きさを換えたらどうなるのでしょうか?
・フィルムケースをそれぞれ3つつなげて、重りを入れたケースの位置を変えたらどうなるのでしょうか?

おもしろい課題です。

これは本を読みたくなる?


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