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原油価格高騰の要因は?

2009-04-26 07:28:53 | 社会科関連情報
 昨年のガソリン価格の乱高下には驚きましたね。
 暫定税率カットの問題もあり、国民は振り回されました。

 それでは、ガソリン価格はどう決まるのでしょうか。

 産油国の財政維持に必要な水準は50ドル程度。
 そのあたりが落ち着きどころですが、価格を押し上げる要因があるのです。

 真能さんは、次の5つを上げました。

1 中国やインドなどで需要が増加したこと

2 イランやイラク、ナイジェリアなどの産油国の政情不安

3 米国の精製設備をハリケーンが襲い、供給が減ったこと

4 為替レートでドルが安くなったこと

5 そして最も大きいのが投機・投資資金が流入したこと

 特に、ゴールドマン・サックスのアナリスト、アージェン・マーティが200ドル説を出してからはどっと資金が流れ込みました。
 その後の急騰、急落に振り回されたのが、石油を戦略物資としたロシア。
 急落した現在の混乱は、北方領土問題にも影響を与えるかもしれません。

 そして、これまでの「為替」「株式」市場に、「原油価格」市場が加わりました。
 さらに、食料品高騰のきっかけにもなりました。

 続きは次回に…
 上のグラフの出典は以下です。
 http://www.afpbb.com/article/economy/2551381/3624854#blogbtn

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