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週刊 日本の100人 第65号 日蓮 

2019-09-14 05:33:07 | 歴史関連情報
週刊 日本の100人 第65号は日蓮です。



日蓮については、「週刊 仏教を歩く[改訂版] 4号 日蓮」で紹介しました。
重なりますが、転載します。


 日蓮は、1222年(承久4)に現在の鴨川で生まれ、1282年(弘安5)に旅の途中で亡くなっています。61歳でした。
 承久-弘安と、鎌倉時代のなじみのある年号です。
 僧侶で日蓮宗の開祖です。字は蓮長で死後のおくり名は立正大師。
 「法華経」によってのみ、末世の国家の平安もありうることを悟ったとされています。

 1253年(32歳)、清澄寺で立教開宗を宣言します。日蓮宗です。
 1260年(39歳)、「立正安国論」を幕府に提出し、草案が襲撃されます。
 翌年、幕府により伊豆に配流されます。
 その後も、赦免されるても幕府や諸宗批判をやめず、襲撃され、50歳で佐渡に流されます。そこで、「開目抄」「観心本尊抄」を著します。そうして「大曼茶羅」を紙の上に表現したのです。
 許されて甲斐身延山に隠れ、武蔵国千束郡で亡くなります。

 「立正安国論」は、来世よりもこの世での救済を求めるもので、法然らと対峙し、相手を徹底的に批判をします。
 時に、為政者の責任をも糾弾し、迫害を受けます。
 そして、日蓮の死後は、いくつかに分裂し、今に続いているのです。


コメントしにくいですね。宗教家は。
私がわかっていないということもあります。
それ以上に、信仰している方の気持ちを考えると、軽々しくコメントすべきでないと思います。

ただ、それは社会科としては、社会科学としてはよくないことはわかっています。


■特集
 日蓮
  まず臨終の事を習うて後に他事を習うべし

■ライフ&タイム
「法華経の行者」が己の信仰を貫いた60年
 真実の教えを求めて/開宗と国家への諫言
 打ちつづく法難の日々/幕府も恐れる予言者
 身延からの伝道

■ヒューマンエピソード
 不屈の精神を備えた情深き反骨の僧

■クローズアップ
 「末法」の時代を救え! 鎌倉新仏教と日蓮思想

■人物スクランブル
 日蓮 人物相関図
  北条時頼/日朗/忍性/宮沢賢治

■後世への遺産
 お会式、伝説、日蓮宗……たゆまぬ祖師への崇拝

■評伝アラカルト
 日蓮考
  日親/矢内原忠雄/武者小路実篤
  内村鑑三/森?外/忍性

■ビジュアル人物事典
 徳川昭武/徳川家綱/徳川家斉/徳川家宣
 徳川家光/徳川家茂/徳川家康/徳川家慶 

■日本の100人ミュージアム




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