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幣原喜重郎元首相が語った 日本国憲法 - 戦争放棄条項等の生まれた事情について

2016-11-07 06:04:19 | 歴史関連情報
ちょっと便利帳より、幣原喜重郎元首相が語った日本国憲法 - 戦争放棄条項等の生まれた事情についてを紹介します。



 ここから http://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou.html

以下一部引用します。

(軍隊のない丸裸のところへ敵が攻めてきたら、どうする訳なのですか)
 それは死中に活だよ。一口に言えばそういうことになる。

 次の戦争は短時間のうちに交戦国の大小都市が悉く灰燼に帰して終うことになるだろう。そうなれば世界は真剣に戦争をやめることを考えなければならない。そして戦争をやめるには武器を持たないことが一番の保証になる。


(憲法は先生の独自の御判断で出来たものですか。一般に信じられているところは、マッカーサー元帥の命令の結果ということになっています)
 そのことは此処だけの話にして置いて貰わねばならないが、〈中略〉憲法は押しつけられたという形をとった訳であるが、当時の実情としてそういう形でなかったら実際に出来ることではなかった。そこで僕はマッカーサーに進言し、命令として出して貰うように決心したのだが、これは実に重大なことであって、一歩誤れば首相自らが国体と祖国の命運を売り渡す国賊行為の汚名を覚悟しなければならぬ。〈中略〉幸い僕の風邪は肺炎ということで元帥からペニシリンというアメリカの新薬を貰いそれによって全快した。そのお礼ということで僕が元帥を訪問したのである。それは昭和二十一年の一月二十四日である。その日、僕は元帥と二人切りで長い時間話し込んだ。すべてはそこで決まった訳だ。


ぜひ元ページをご覧ください。

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