小中学校の授業を5分短縮、年間で計85時間を弾力的に運用へ…各学校の裁量で自由に
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240209-OYT1T50241/
一方、年間の授業時間数は変えない方向だ。現在、小学校の4年以上と中学校は1015コマで、45分授業の小学校では年間約760時間、中学校は約845時間が授業に充てられている。授業が5分短くなれば、小学校、中学校ともに約85時間(5075分)の差が生まれ、これを各校が弾力的に運用できるようにする。
背景には、子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっていることがある。各校が画一的な授業を横並びで実施しているだけでは対応が難しく、裁量拡大によって学校現場の創意工夫を促す狙いがある。思考力育成を目指した探究活動や、基礎学力定着のためのドリル学習など各校がそれぞれの実情に応じて指導に生かすことを文科省は期待する。
以前「ゆとりの時間」があり、何をするかでいろいろ試行錯誤がありました。
学校独自で、〇〇タイムなど、ソーシャルスキルトレーニングを行っている学校が多く、そうした学校に重宝しそうです。
ただ、授業における5分は大きく、課題づくり、あるいは振り返りの時間が削られるかもしれません。