保険情報の誤りや不正使用は、全国で年間600万件にも上っており、その処理のための経費は1000億円を越える
なぜこのことが報道されない?
マイナンバーカードのミスが取りあげられています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230608/k10014093531000.html
13万件という数字で、マスコミはマイナンバーカードを批判しています。
ところが、「保険情報の誤りや不正使用は、全国で年間600万件にも上っており、その処理のための経費は1000億円を越える」と推定されているのです。
この不正利用と、不要な出費を許してきたのは、行政の怠慢、もしくは仕組みがおかしいのでしょう。
年間600万件、10年間で6千万円、その経費は1兆円です。
この数字の根拠は、次のものです。
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/8787
研究目的
保険情報の誤りや不正使用は、全国で年間600万件にも上っており、その処理のための経費は1000億円を越えると推定されている。これは、クレジットカードの様な認証システムを導入すれば解決することである。本研究は、保険者の持つ被保険者データのデータベースと医療機関等をインターネットを介して結び、保険証の有効性を即時的に認証を行うシステムの開発である。しかし、健康保険情報はその安全管理に十分注意を払う必要があり、慎重な準備と技術的な検討が必要である。本研究は、実用可能なシステムの要件を整理して、システムの設計を行い、システムの動作検証を行う。