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スヌーピーミュージアム展へ行ってきました!

2019-07-14 06:48:15 | 日記
スヌーピーミュージアム展へ行ってきました!

名古屋市博物館 で開催中のスヌーピーミュージアム展へ行ってきました。



入場制限がかかるほどの大人気!

今日は、学芸員さんによる展示説明会があり、まずは説明を聞きました。


コミック「ピーナッツ」の作者チャールズ・M・シュルツは、約50年にわたって新聞連載を描き続けました。

その準主役がスヌーピーです。

学芸員さんは、作者チャールズ・M・シュルツの理解が、「ピーナッツ」の理解には欠かせないと言われました。

彼は、1922年、ミネソタ州セントポールに生まれます。
父親のカールは理髪店を経営。小さい頃から家には新聞があり、父も4コマ漫画が大好き。
彼も小さい頃から4コマ漫画に馴染んでいました。

通信教育で絵を学び、新聞連載の漫画家を志します。

そんなときに第二次世界大戦では歩兵としてヨーロッパ戦線に出征します。
ドイツ系なのに、米軍兵士として出征したこと、そして母親のディナを亡くしたときの「孤独感」が、「ピーナッツ」の根底にあるとの説明でした。

なるほど、登場人物は全員9才以下なのに、会話は哲学的です。
特にスヌーピーはどこか冷めており、孤独が大好きです。

帰国後、何年も売込みを続け、26歳で新聞連載コミック作家としてデビューを果たします。

今回は、初期の作品や、スケッチ、ホワイトでの習性、鉛筆の下書きなどを会場で見ることができます。
また、アポロ計画とスヌーピーの関係など、説明を聞かないとわからない情報がたくさんありました。
1万8千本の作品には、30点ほどネタが被っていた。シュルツは「ピーナッツ」というネーミングが気に入らなかったけど我慢した、など。 


次回説明会は8月13日にあります。
ぜひ、説明を聞かれることをおすすめします。

今回は、聖地であるアメリカ・サンタローザのシュルツ美術館が所蔵する、貴重な原画作品やスケッチ、ヴィンテージ・グッズなど約200点が展示されています。





スケッチです。



鉛筆の下書き、わかりますか?


頭の部分が、ホワイトで修正されています。


スヌーピーは、アポロ計画のイメージキャラクターだったのです。


展覧会は、令和元年(2019)6月22日(土曜)から9月1日(日曜)。ぜひお出かけください。



「なぜここまで凝るの!」会場のデザイン、紹介用パネルのタイトルデザイン等もお見逃しなく!

わざと古く見せています。






SNOOPY.co.jp:日本のスヌーピー公式サイト
 ここから https://www.snoopy.co.jp/

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