TRANS.Bizより「カタコンベ」とは何か?ローマ・パリとキリスト教美術の関連も を紹介します。
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目次です。
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- 1 「カタコンベ」の意味とは?
- 1.1 カタコンベとは初期キリスト教徒を中心とした「共同地下墓所」
- 1.2 ローマのアッピア街道沿いに遺跡が多く残る
- 1.3 英語では「catacomb(カタコーム)」フランス語では「catacombes(カタコンブ)」
- 2 「カタコンベ」に残る初期キリスト教美術の資料
- 2.1 カタコンベには天井画、壁画、石棺浮彫などが残る
- 2.2 初期にはローマ葬礼美術が受け継がれた
- 2.3 キリスト教のモチーフ「魚」「オリーブをくわえた鳩」
- 2.4 聖書を題材とした救済や受難の場面
- 3 「カタコンブ・ド・パリ」とは何か?
- 3.1 「カタコンブ・ド・パリ」はローマの名称を引用したパリの「市営納骨堂」
- 4 まとめ
まとめを紹介します。
「カタコンベ」は、2世紀頃から5世紀の初め頃までに作られ、初期キリスト教徒を中心として利用された「共同地下墓所」です。内部に残されたキリスト教美術の天井画や壁画などは、初期のキリスト教美術を伝える唯一の資料ともなっています。
墓地移転のために人骨を集め、それらの人骨で装飾も行ったパリの市民納骨堂が「カタコンブ・ド・パリ」と呼ばれることから、「骸骨寺」をカタコンベと呼ぶことがありますが、本来の地下共同墓地の定義とは異なります。
カタコンベはそのミステリアスなイメージから、SFやミステリーの映画や小説のモチーフとしてしばしば引用されています。
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