池上彰と学ぶ日本の総理 福田赳夫
シリーズ第9弾です。
よど号ハイジャックの時、「超法規的」といって北朝鮮へ送ったことが強く印象に残っています。
今から思うと大失政でしょう。
また、赤字国債を初めて発行し、国民栄誉賞を創設、小平副総理を迎えて「日中平和友好条約」に調印など、いろいろ思い出します。
この頃の自民党は、今と比べると(内容はともかく)仕事をしていたという印象です。
池上流3つのポイントは・・・
1 保守政界のプリンス
2 経済安定成長論者
3 田中角栄との政争
確かに田中角栄と争っていましたが、「上州戦争」と言われた中曽根康弘との選挙も有名でした。
本誌の内容です。
[特集情報]
9号 福田赳夫 群馬県群馬郡金占町足門(現在の高崎市足門町)出身 第67代総理大臣
[出版社情報]
【9号】
*福田赳夫
昭和の黄門様
◆福田赳夫総理誕生
◆プロフィール 福田赳夫
◆大仕事 大一番
「つり橋から鉄橋に」日中関係を深める
◆交友交際図
◆追跡!総理714日
◆池上彰の5分でわかる政策
「福田ドクトリン」
◆人物伝 総理への道
遅すぎた総理就任
◆宿敵 大平正芳
◆写真で見る世相 昭和52年(1977年)
全国にサラ金被害者が続出
◆男の引き際
潔い総理退陣後、「世界の福田」へ
◆リーダーの魅力
福田赳夫の名言・人間力
◆派閥人脈
福田派主要メンバー
◆ファーストレディ秘話
福田三枝さん
◆多芸余話 趣味と逸話で知る、総理の横顔
◆連載 総理の秘密 池上彰
「総理の一日」を読み解く
美術人名辞典では
福田赳夫
読み方:ふくだ たけお
政治家。群馬県生。東京帝大卒。昭和5年大蔵省に入省。主計局長で退官後、自民党から衆議院議員に当選。党幹事長、第二次岸内閣の農相をはじめ、蔵相、外相などを経て、51年首相となる。親台湾の立場を越えて、日中平和友好条約を締結した。平成7年(1995)歿、90才。