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4月5日の社説は・・・

2017-04-05 05:55:27 | 社説を読む
米中首脳会談、韓国、ロシア、話題は豊富です。

朝日新聞
・ 米中首脳会談 世界の安定探る対話を
・ 雪崩事故 くむべき教訓は何か

読売新聞
・ 駐韓大使ら帰任 慰安婦合意の順守が最重要だ(2017年04月05日)
・ 露地下鉄テロ イスラム過激派の警戒怠れぬ(2017年04月05日)

毎日新聞
・ ロシア地下鉄で爆発 政権を覆う不穏な空気
・ 教育勅語の学校教材活用 負の歴史しか学べない

日本経済新聞
・ 発足30年迎えたJRの課題
・ 北朝鮮のミサイルへの備えを強化せよ

産経新聞
・ 駐韓大使の帰任 対抗措置の解除は疑問だ
・ 日銀短観 成長へ人手不足の克服を

中日新聞
・ 教育勅語 復権など許されない
・ 駐韓大使帰任 大統領候補との面談を

※ 重いテーマが並びました。

日経です。
「日本の現在の迎撃態勢は(1)洋上に展開するイージス艦に搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)(2)陸上からの地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)――の二段構えである。複数発が飛来した場合には撃ち漏らす可能性を軍事専門家は指摘する。

 在韓米軍は間もなく、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)を導入する。日本も採用すれば、SM3が逃がしたミサイルをPAC3より遠くで撃墜できる。SM3を陸上で使用するイージス・アショアの導入も、広範囲の防護に有効とされる。

 軍事技術は日進月歩である。やみくもに軍拡競争に走り出すのは好ましくないが、安全保障環境の変化に即した新装備の導入をためらうべきではない。」

産経新聞と見間違えそうな踏み込んだ発言です。


毎日です。
「ロシアは来年3月に大統領選をひかえ、プーチン氏の再選出馬が確実視されている。懸念されるのは、圧倒的勝利を確実にしたい政権が、治安対策を口実に反体制派への締め付けを強めることだ。

 先月来、反体制派が政権の汚職と不正蓄財の疑惑を告発したことに呼応して、大規模な抗議デモが国内各地で相次いだ。

 参加者の大半がプーチン体制下で育ち、これまで沈黙してきた若い世代だっただけに、政権は困惑しているようだ。

 追い打ちをかけるように、プーチン大統領の出身地で、しかも大統領の滞在中に爆発事件が起きた。

 力と権威で国内を抑えてきたロシア政権を、不穏な空気が覆い始めたことが心配だ。」

ロシア国内は荒れています。


朝日です。
「首脳会談の焦点は通商問題と北朝鮮である。

 トランプ氏は対中貿易赤字を問題視する。確かに米国の赤字の半分に近いが、相当部分は米企業が中国で生産し、輸入したものだ。不公正な問題を正すのは当然としても、グローバル経済下で赤字を一方的に相手の責任にする議論は不毛だ。

 核とミサイル開発をやめない北朝鮮について、米側は平壌の後ろ盾である中国に不満を示している。トランプ氏は「中国が解決しないなら、我々がやる」と強硬策も示唆する。

 だが、これも実際には、米中いずれかが単独で解決できる問題ではなく、日韓・ロシアを含む周辺各国の協働がなければ朝鮮半島の非核化は実現しない。北朝鮮問題はむしろ米中の協力テーマとすべきものだ。

 分野を問わず、世界の安定は米中の関与なしには語れない。その重責を自覚しつつ建設的な対話を進めてもらいたい。」

その通りです。

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