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10月2日の社説は・・・

2012-10-02 05:24:00 | 社説を読む
野田 第3次改造内閣が発足しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 内閣改造―一体、何がしたいのか
・ オスプレイ配備―沖縄の怒りを侮るな

読売新聞
・ 野田内閣改造 日本の再生を託し得る布陣か

毎日新聞
・ 内閣改造 解散の覚悟が伝わらぬ
・ オスプレイ配備 沖縄の不信に向き合え

日本経済新聞
・ 成長促す効果の高い施策を
・ この顔ぶれで危機を打開できるのか
 
産経新聞
・ 野田改造内閣 これで国が救えるのか 田中文科相起用を憂慮する

中日新聞
・ 野田第3次改造内閣発足 政治を再び「民」の手に

※ 各社手厳しい中でも、田中文科大臣への心配が並びました。

朝日「それで党がまとまるか大いに疑問だ。なにより、これまで所管分野と縁が薄かった「素人閣僚」が目につき、適材適所とはいいがたい。」

「サプライズは田中真紀子文部科学相だ。遠からずある総選挙に向けて「選挙の顔」を期待しての起用なのだろう。 」

読売「田中真紀子元外相の文部科学相起用は、およそ理解し難い。
 田中氏は小泉内閣で外相に就いたが、外交の基本的認識さえ欠く始末だった。外務官僚との確執から常軌を逸した行動を繰り返し、外交を機能不全に陥らせた。」

毎日「田中氏が、これまで近いとされていた小沢一郎・国民の生活が第一代表と行動をともにせず、先の民主党代表選でも首相の再選支持に回った点ではないか。その論功行賞の意味や、離党予備軍の行動を抑える狙いの方が大きかったはずだ。」

日経「それにしてもこんな顔ぶれでよいのだろうか。当選回数のわりに閑職に甘んじてきた人。選挙情勢が厳しく、肩書がほしい人。6月の党分裂の際、離党を思いとどまり野田首相に恩を売った人。
 そんな後ろ向きな理由がちらつく面々であり「滞貨一掃」の感を禁じ得ない。」

「とりわけ不可解なのは田中真紀子氏の文科相就任だ。外相時代に「指輪が見つからない」などささいな私事で官僚を怒鳴るなど政治主導をはき違えた言動が目立った。」

産経「田中氏の外交政策上の具体的言動が大きな混乱や悪影響をもたらした例は数多い。

 小泉純一郎首相から外務省改革を期待されて外相に就任したが、事務当局との激しい軋轢(あつれき)で省内は混乱し、米要人との会談を直前にキャンセルして日米関係を毀損(きそん)した。金正日北朝鮮総書記の長男、金正男氏らが不法入国した際は、政治問題化を避けて身元を特定しないまま国外退去処分とした。・・・・」

中日「二〇〇九年衆院選の民主党マニフェストに反する消費税増税を強行した野田内閣には、もはや政権の正統性がないという現実だ。」

中日のみ田中文科大臣は触れず、独自の主張です。


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