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授業を変え、視聴率を高める学級づくり-8-

2018-09-28 05:09:50 | 学級経営・学級づくり
授業実践フォーラムの授業実践講座「授業を支える学級経営」

 前回に続き「授業を変え、視聴率を高める学級づくり」國學院大學栃木短期大学教授 後藤正人先生のお話を聴いたことを紹介します。



 例によって、土井の主観的な解釈が混じっているため、講師の後藤先生、およびフォーラムの主催者には一切の責任はありません。
 
4 より楽しく、わかる授業の条件

《 魅力ある学び -学びの五感-》

魅了ある学びとは、学ぶ意味を理解し、学びのめあてを明確にもち、やる気を高め、本気で学ぶことであり、その過程でわかる喜びを実感できることである。

学びの五感

○ 必要感…「何のため」「何を学ぶか」など、学ぶ意味を理解し、学ぶめあてをしっかりと持つ。

○ 期待感…学ぶ見通しや手順を明確にし、「早く学びたい」という動機を高める。

○ 受容感…友だちの考えや意見を受け入れるなど、学び合いの活動を重視する。

○ 有能感…「これなら自分でできる」など、やる気と自信を持つ。

○ 達成感…できなかったことができた。他でも挑戦しよう。
 

《 教える 》

○「教えること」(教えることで教わる)
・ 疑問から解答までの道のりを自分の足で歩けるようにすること(自立:自ら伸びようとする姿勢を身につける)

・ 言葉による教え方に安易に頼らない。

・ 農業に似て、流した汗の量だけ、収穫の喜びは大きい?

○「何を教えるか」
・ 「考える」ことを学ばせる(考えるように仕向ける)

・ 何を教えるかは、何を問うかに知恵を絞ること。

・ 教え惜しみは、自ら考える力を養う。

・ 千匹の魚を与えるよりも、魚の釣り方を教える(学び方)

・ 知識の押しつけは、思考の成長を止め、意欲を弱める。

            続きます。   

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