3Dプリンター革命 ものづくりから再生医療まで|ガリレオX 第43回
これまでの印刷の常識をくつがえし、立体的な印刷を可能にした3Dプリンターの登場が、いま様々な分野で革命とも言える変革をもたらしている。ものづくりの分野では3Dプリンターを用いる事で、従来の製法では作り出せなかった新製品を誕生させ、また巨大な資本を持たずとも私たちの誰もがアイデアひとつで生産者となりうる時代を作り出す事を可能にしようとしている。医療の分野では、3Dプリンターを用いて人工的に作られる“骨”や“心臓弁”が新たな医療を可能にし、さらには複雑な構造を持つ“人工臓器”をも印刷で生み出そうとする研究が行われていた。
主な取材先 ・小岩井 豊己(コイワイ株式会社) ・原 雄司(株式会社ケイズデザインラボ) ・八木 啓太(ビーサイズ株式会社) ・鈴木 茂樹(株式会社ネクスト21) ・中山 泰秀(国立循環器病研究センター研究所) ・中村 真人(富山大学)