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必死剣鳥刺し

2010-07-18 17:27:59 | 映画短評
今日は、藤沢映画の新作、「必死剣鳥刺し」を見てきました。



日常生活場面での所作が美しく、つい、「日本っていいな」と思ってしまいました。
豊川悦司演ずる兼見が閉門させられるときも「作法通りやれ」というところが、この人の性格を一言で表していると感じました。

第一作の真田広之が、しがないサラリーマン武士を描いていたのに比べ、豊川悦司は同じサラリーマン武士でもとてもかっこいい武士でした。

ということで、豊川悦司のかっこよさが引き出された映画です。
「今度は愛妻家」の時とは全くの別人。
上手いのでしょう。

ストーリーは明快。
必死剣鳥刺しだけが、奥義とはいえ、どうやって練習したのかと気になりますが、まあいいでしょう。
十分見ることができる映画です。

ところで、事前の予備知識のなかった私は、
兼見は遠藤憲一、里尾は石原さとみだと思っていました。

さすがに、豊川悦司には気付きましたが、池脇千鶴には最後まで気付かず。

池脇さん、ごめんなさい・・・


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