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哲学入門8  プラトン 国家論 正義

2019-01-24 05:24:56 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第8回は、プラトン 国家論 正義 です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=WxtIdbpPDOE&list=PLy3eeYyvpdHEwVtjzqJI9yN69-sEi_Rzv&index=9

恐るべきイデア論
縄文時代の後期に、プラトンはここまでのことを見抜いていたとは驚きです。

今回は、「四元徳と国家論」です。

プラトンの考えた魂は


空海は、生命現象はすべて身(身体)、口(言葉)、意(心)という三つのはたらきで成り立っていると説いていますが、それと似ています。

理性が、気概と欲望を制御しながら、理想に導こうとしています。

プラトンの考えた「徳」は「魂の優れた在り方」です。
日本人の考える「道徳」と近くなってきました。

さらに、次の三つに分けて考えます。


納得ですね。

さらにこれが「正義」へと論が展開します。



知恵、勇気、節制、そして正義 この4つが「四元徳」なのです。

最後に、プラトンは「国家」について述べています。

国家とは、人々がそれぞれの能力を発揮して補い合う共同体のことです。

そのためには、国家も三つの魂(階級)で考えています。

・ 理性 知恵 統治者

・ 気概 勇気 防衛者

・ 欲望 節制 生産者


この3つで理想国家が出来ると考えました。



理想国家を実現するためには、イデアを認識する哲学者が統治する必要(哲人政治)があると考えました。

プラトンは、もともと政治家志望だったのです。

プラトンの理想論は、理想と現実の間で生きている人(現実主義者)によって批判されます。











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