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3月26日の社説は・・・

2018-03-26 05:52:21 | 社説を読む
自民党が並ぶか。

朝日新聞
・ 森林経営管理 課題の検討を丁寧に
・ 自民党大会 岐路に立つ「1強」政治

読売新聞
・ 自民党大会 国民の信をどう取り戻すか(2018年03月26日)
・ 新型出生前検査 丁寧な情報提供が大前提だ(2018年03月26日)

毎日新聞
・ 大統領経験者の逮捕 問われる韓国の政治文化
・ 自民党大会と安倍首相 政権党の自省が足りない

日本経済新聞
・ 現状のままで国民の支持を得られるだろうか。自民党が4項目の具体的な憲法改正案を党大会で示し「実現をめざす」との方針を採択
・ 手術支援ロボの普及に工夫を

産経新聞
・ 元韓国大統領逮捕 「またか」で済ませられぬ
・ リニア談合起訴 社会的な存在といえるか

中日新聞
・ 韓国の大統領 強大な権限の分散化を
・ 52年の歴史に幕 さようなら、中日劇場

※ 自民党の話題と共に、昨日の朝日に続いて韓国大統領の話題が並びました。

韓国大統領についての視点の違いがおもしろい。

産経です。
「 大統領職が必ず不正と近しいのであれば、社会があまりに未成熟である。民主主義や指導者のありようが問われる。

 政権が交代すると前政権の実績が否定され、方向性ががらりと変わる。外交上の「不可逆的」な約束も守られない。それでは隣国として付き合うことすら難しい。

 南北、米朝首脳会談を控えて、北朝鮮問題は重大局面にある。日米韓の結束を抜きに、核、ミサイル、拉致問題を解決することはできない。韓国の混乱を一番喜ぶのは、北朝鮮だろう。

 大統領経験者が、次々司直の手に落ちる。それは異常なことだと、韓国は認識すべきである。」

私も同様なことを思いました。


毎日の見方です。
「それにしても韓国の大統領経験者には負のイメージがつきまとう。

 初代の李承晩(イスンマン)は失脚して米国に亡命し、朴正熙(パクチョンヒ)は側近に射殺された。全斗煥(チョンドゥファン)、盧泰愚(ノテウ)の両氏は不正蓄財などで投獄された。金泳三(キムヨンサム)、金大中(キムデジュン)両氏も息子が逮捕されている。

 退任後の大統領は本来なら党派を超えたご意見番となるのを期待される立場なのに、これでは社会的損失が大きいだろう。

 韓国の政治文化は円すい形の「渦巻き」にたとえられる。権力という頂点に向かって吹き上げる強い上昇気流にすべての人が殺到するというものだ。徹底的な中央集権だった朝鮮王朝の時代に原点を求めることができる。

 大統領には実際の制度より強い権力が集中し、家族や側近も本来は持たないはずの影響力を発揮できる。不正を生みやすい構造だ。」

韓国大統領の問題はこれまでも指摘されてきました。

毎日は、その理由を朝鮮王朝の歴史に目を向けています。

朝鮮王朝の仕組みを知りたくなりました。


中日は、対策を取り上げています。
「文在寅(ムンジェイン)大統領は、六月に憲法改正の国民投票を行う方針を表明し、改正案を発表した。

 大統領権限を大幅に縮小・分散する。さらに任期は従来の五年を四年に短縮し、再任は一回まで可能としている。

 四月末には南北首脳会談が予定され、緊張の緩和と、対話ムードが広がっている。これを好機として、大統領が持つ権力の見直しを大胆に進めてほしい。」

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